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リアルストーリー:私は探偵。セレブマダムのコスメ購入代行
私には時々、特別なミッションが舞い込む。それは 「80代セレブマダムのために、百貨店でコスメを買い漁ること」。
きっかけはひょんなことだった。とある社長夫人(以降、マダム)と知り合った際、私が化粧品の開発やアドバイザーをしていることを話したら、彼女はニッコリ微笑み 「じゃあ、頼んだわ」と、まるで執事を指名するかのように私を「専属コスメハンター」に任命したのだ。
「80代にもなると、混雑した百貨店に行くのも億劫なのよ」
「でも、メイクは楽しいからやめられないの」
そう、マダムは今も鮮やかなアイシャドウを楽しみ、こっくりしたクリームを愛する美容愛好家。口紅もいくつになっても欠かせない。予算?そんなものは青天井。まさに、コスメ好きには夢のようなプロジェクトが始まった。
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コスメ選びは、探偵のように
マダムのオーダーは実にユニークだった。
「この前、近所のドラッグストアで『とりあえず』買ったアイライナー、これの高級版が欲しいのよね」
「この化粧水、ちょっと軽いけど悪くないわ。でも、もっと上質なものがあるでしょう?」
……なるほど。つまり、「なんとなく買ったもの」からマダムの好みを分析し、それをグレードアップした商品を選び出せばいい。もはやこれはコスメ探偵の仕事である。
私はまず、マダムが既に使っているアイテムをじっくり試し、テクスチャーや発色、使用感を分析。そこから彼女が好みそうな商品をピックアップすることにした。私の選択はメイク品は ランコムが多め。特にアイライナーは高齢の彼女にも使いやすいように持ち手が工夫されており、さすがの設計。これがあまりにも優秀だったので、私は知り合いのメイクさんや友人たちにもおすすめしたら、半分は即購入するほどのヒットだった。
化粧水は資生堂のTHE GINZA。軽すぎず、でもリッチすぎず、絶妙なバランスの一品。ボディクリームに関しては、彼女が求める「しっかりこっくり系」のテクスチャーを探し出すため、デパートのクリームを片っ端から試すという、至福の時間を過ごした。そしてクラランス(やっぱり)にたどり着いた。
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意外と高スキルが求められる「コスメ購入代行」
単に「買いに行くだけ」なら誰でもできる。でも、相手の嗜好を分析し、ピッタリのものを選び抜くのはプロの仕事だ。ブランドの特性を理解し、テクスチャーや成分、使用感の細かな違いを見極めるスキルが問われる。日頃からの百貨店通いが功を奏した。
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もし「私もそんなふうにコスメを選んでほしい!」と思ったら、ぜひ私に声をかけてほしい。あなたの「理想の一本」を一緒に見つけるお手伝いができるかもしれません。
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