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かえで君の挑戦!

今日は以前から書こうと思っていた記事です。
卒園生のかえで君が企画した講演会の当日だったので、かえで君の様子や、感じたことを書いてみたいと思います。


イベント準備の中での学び

楓くんとその仲間たちが夕方に来園しました。
小学生特有の、少し気持ちを隠したような表情の子どもたちに、一通り会場を案内し、機材の使いかたを教えてから、私は仕事をしながら遠目に子どもたちの様子を見守りました。
小学生たちは、スリッパを丁寧に並べたり、司会のやり方を確かめたり、遊びに行ったり…と、緊張を紛らわせるように、パタパタと動き回っていました。

成功を収めた講演会

楓くんは堂々とした挨拶で講演会に対しての思いを語り始まった講演会。

堂々とした司会でした

講演者の谷口たかひささんは、環境活動家として世界中を巡り、自身の体験や気づきをもとに、気候変動や社会問題について発信されている方です。
講演の中で語られた、私たち一人ひとりが当事者意識を持つことの大切さや、行動することが未来を変える力になるというメッセージが印象的でした。

谷口さんは、世界中で見た衝撃的な現実――ゴミ問題や気候変動による被害、児童労働の現状など――を紹介しながら、私たちの日々の選択がこれらの問題とつながっていることを教えてくれました。
また「正義の反対は悪ではなく、別の正義」という言葉を引用し、多様な価値観を尊重する重要性についても触れられていました。

印象的だったのは、谷口さんが子どもの頃にお父さんから教わったという「違和感を信じなさい」という言葉。自分の違和感を大切にする姿勢は、谷口さんの行動力や自己肯定感の根底にあるように感じました。

最後に、「自分ができることを一つずつやる」という谷口さんの信念に触れ、私たちも小さな行動が未来を変える力になると信じ、行動する勇気を持つことの大切さを学びました。

たくさんの人が駆け付けました

今回の講演は、忙しい日々を過ごす私たちに、大きな気づきと行動へのきっかけを与えてくれるものでした。
かえで君はこの公演中も、身を乗り出して聞き入っていて、誰かを尊敬したり憧れる気持ちを持てるって素敵だなと思いました。

誰かを真剣に好きになっている人って、素敵ですよね

質問タイムでは司会進行役も見事に務めました。
最後の挨拶では、自分たちの仲間に聞いてほしかったという言葉に、少し胸が痛くなりましたが、(後で聞いたのですが)なんと、校長先生が会場に来られていたようで、もしかすると、学校でも企画できるのかな?と少し希望が持てました。
校長先生にはご挨拶もできなかったのですが、この場を借りて、感謝を伝えたいです。ご来場いただき本当にありがとうございました!
そんな、いろいろな大人を動かした彼の企画は、内容もさることながら、大人顔負けの素晴らしいイベントになったと思います。

大人と子どもの関わり方

今回の講演会の成功は、もちろん大人たちのサポートがあったからこそですが、それ以上に重要なの、周りの大人(特に保護者の方)が「子どもたちの主体性を尊重し、彼らの力を信じたこと」だったと思います。
企画から実施までの過程で、いろいろな人と出会い、新しい世界を見ることができのではないかと思っています。

挑戦がもたらす未来

何かに挑戦することは、大人にとっても子どもにとっても大切です。
「今やりたい」と思ったときが挑戦のベストタイミング。その熱意こそが、次の行動を生み出します。
今回のイベントで楓くんが見せた挑戦心は、未来に向けての大きな一歩だったと思います。

もし、かえで君と同じように、何かに挑戦したい人がいたら、ぜひ向山に来てください!
誰かが頑張っている素敵な姿を見るのは、いつだって気分がいいものです。

この後がっちり握手を交わしていました。谷口さんも粋でした!!

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