「親子の絆」を歌うGLAY「COLORS」は「はじまりのうた」(G4・Ⅴ-Democracy 2019より)
8月13日は、2019年にGLAYがZepp DiverCity(Tokyo)にて「G4・V Special Live Democracy 25th in Zepp DiverCity ふつうのGLAY」を開催した日です!
はじまりのうたこ(まりうた)です。
「アクセス」や「スキ」ありがとうございます!
私のnoteでは毎回大好きなGLAYやラジオについて語っています。
今回は「G4・Ⅴ-Democracy 2019」がテーマです。
<最初に読みたい、私とnoteの軌跡>
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【「G4・Ⅴ-Democracy 2019」とは?】
「G4・Ⅴ-Democracy 2019」は3年前の7月2日(※以前も書いた1988年GLAY結成記念日)に発売された57枚目シングルCD。
全4曲入りで全曲タイアップがついている。
TERUさん作詞作曲が3曲。TAKUROさん作詞作曲が1曲。
以前の記事でも書いた「G4」シリーズの5作品目。
収録曲「JUST FINE 」がセブン-イレブンフェアタイアップ曲だったため「G4・Ⅶ -Eleven-」バージョンをセブンイレブン限定で販売。
「G4・Ⅶ -Eleven-」は2曲入りで、メインの「JUST FINE」と「愁いのPrisoner(ピアノ& ストリングスver.)」のみ収録。CDジャケット写真もセブン仕様に。
「G4=GLAYの4人」そして「GLAYからファンへ(for you)」という意味も込められている。
<過去の「G4」関連記事はこちら>
【ライブハウスで「ふつうのGLAY」】
冒頭に書いたライブ「G4・V Special Live Democracy 25th in Zepp DiverCity ふつうのGLAY」は2日間の日程。
「G4・Ⅴ-Democracy 2019」に封入している応募券で抽選チケットに申し込み、当選者のみがチケットを購入してライブを観ることができた。
タイトルの「ふつうのGLAY」は、8月に予定していたメットライフドーム2DAYSのテーマが「良いGLAY」「悪いGLAY」と銘打っていたため。
セットリストは「誘惑」から始まる王道の選曲が多い中で、2日目にはインディーズのアルバム「灰とダイヤモンド」収録楽曲の「TWO BELL SILENCE」も披露された。
【1曲目「JUST FINE」】
作詞作曲TAKUROさん。25周年のアニバーサリーイヤー第1弾のシングル。GLAYらしい王道ロックでパリピな曲。
「セブン-イレブンフェア」タイアップ曲としてCMでも放送。GLAY公式HPのTAKUROさんコメントによると「やっぱりこういう曲を GLAY でやりたかった」と語る。
2000年に行ったHEAVY GAUGEのアリーナツアーが、リバイバルとして令和に開催したホールツアー「GLAY LIVE TOUR 2019 -SURVIVAL- 令和最初のGLAYとHEAVY GAUGE」では発売前の新曲として1曲目に演奏。
【MVはハワイで撮影】
MVはこのご時世になる前のハワイで撮影。ハワイで全編撮影したのはGLAYでは初だとか。
GLAYのロケMVは以前の記事で書いた「Blue Jean」を思い出す。「Blue Jean」がオフなら「JUST FINE」はオンのGLAYを感じるMV。
同じ南国でも「JUST FINE」にはハワイの街を4人が並んで歩くシーンや、緑が眩しい自然で演奏や白い砂浜の中で歌うシーンが目立つ。
ドローンで上空からの撮影や、GLAYメンバー以外の人物が出演したことも楽曲の派手な恋のイメージに影響している気がする。
GLAY公式Youtubeのメイキング映像を観ると突然の雨などもあったようだ。
ハプニングはあっただろうが、メンバーにとっては25周年が本格化する前にご褒美的な撮影となっていたのかもしれない(実際この1年後には、未だに収束しないあのご時世に)
【タイトル意味と印象的な歌詞】
タイトルは、Google先生によると「JUST FINE」=「大丈夫(上手くいくというイメージ)」
歌詞の内容としては、高嶺の花の相手に恋心を抱く主人公に「自信持って」と。深い意味のある時は歌詞を読んで考えることが多いが、この楽曲は音を楽しむタイプだと個人的には思う。
一番注目のフレーズは、
「フォルテ」は音楽用語で「f(強く)」のことだと思うが、歌詞として出てきた時の言葉の表現として初めて聴いた瞬間からインパクトがあった。
「あなた」は、どんな印象に感じただろうか。
私の中では夏のイメージも強いGLAY。
「JUST FINE」はライブ映えする楽曲。ギターが印象的なイントロから曲に合わせてこぶしを天に掲げ、サビではいわゆる「GLAYチョップ」が咲く。GLAYの25周年を象徴する曲の1つ。
「当たり前ではなかった」音楽ライブ。
下記ライブはGLAYファン以外の人も参加しているにも関わらず、会場全体が1つになっているのが映像から伝わる。
「JUST FINE」から再生に設定済(※YouTube Music Nightの映像)
【2曲目「はじまりのうた」】
「はじまりのうた」は、TERUさん作詞作曲。TVアニメ「ダイヤのA act Ⅱ」オープニングテーマ。
私のnoteデビュー記事でも書いたが、私のnoteでの名前の由来になった楽曲でもある。
【「ダイヤのA」主題歌】
「ダイヤのA」は高校野球がモチーフの物語。
「週刊少年マガジン」で連載の人気漫画で、アニメーション化された。
GLAYがオープニングを担当したのは「疾走れ!ミライ」「HEROES」「空が青空であるために」に続いて「はじまりのうた」が4回目。
なお5回目のオープニングテーマが昨日の記事で書いた「流星のHowl」
下記動画のインストBGMが「はじまりのうた」(2019年3月にTVサイズで楽曲配信済)
【函館でレコーディング】
TERUさんの故郷である北海道・函館には今、TERUさん自身が作ったスタジオがある。
そこでレコーディングされた「はじまりのうた」の配信当時、公式コメントでTERUさんはこう語った。
【「はじまりのうた」とは何か】
改めて歌詞を詳しく読んでみる。
坂道の多い函館の風景と青い空。
この歌の物語は、主人公が「あの夏の笑顔」を思い出して涙するところから始まる。
「君の涙」に対して気にしている様子。
時間が経つにつれ「結果」が現実として残る。
その後のサビでは、
「はじまりのうた」は、再び「ここ(今)」から始めましょうというメッセージのように思える。
その後も主人公への現実的メッセージが続く。
空はずっと晴れているわけではないから。心の空が晴れたときに「ここ」から始めて、新しい一歩を歩みましょうと言っているような。
再びサビの「選んだ道を行く」ことに迷いながらも前進して、いつか「選んで良かったと思える日」が来ることを祈る。
思うように行かないことは人生の中である。そんな時に次へのスタートの合図のように心に響かせる「はじまり」を告げる鐘の音とメロディ。
それが「生きた証」に。
この曲の最後は、主人公に「はじまりのうた」を一緒に歌ってくれないか?と誘う。1人で難しいことも、一緒なら前へ進むことができるかもしれないというような。
「はじまりのうた」は、誰でも一度は経験あるだろう悩みや課題へのTERUさんなりの応援歌。歌詞とメロディと歌声が合わさったとき、言葉を超えるパワーを聞く人に与えてくれる。
私がこの「まりうたnote」を始めたように、きっと「あなた」に寄り添って背中を押してくれるだろう。
【MVがない】
実はMVがない楽曲。以前の記事で書いた「GLAYアプリ」は勿論、ぜひ各種サブスクで世界観を感じてほしい。
何より機会があれば「ライブ」で体感していただきたい1曲。
【3曲目「COLORS」】
「COLORS」はTERUさん作詞作曲。「劇場版ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」主題歌。
TERUさんがTERUさんのお父様(通称じじ様)のことを想って歌詞を書いた曲。ご自身のお父様そしてその立場になったTERUさん。両方の立場を経験したからこその楽曲。
【「父の日」限定企画】
「親子の絆」がテーマの「COLORS」は、7月シングル発売の前に先行配信された。なんと「父の日」当日のみ限定で楽曲を150円でダウンロードできる企画も実施。
「父の日のプレゼントとして『COLORS』を送ってほしい」というTERUさんの思いから実現(親子で一緒に聞いて「普段言えない思い」を伝えて「時間を共有」してみては?と感想つぶやき企画も同時開催)
デジタルジャケットも、この日限定のスペシャルバージョンとなった。
GLAY公式HPに当時のTERUさんコメントが残ってる。
【TERUさんと「FF14」】
FF14とは「ファイナルファンタジーXIV (フォーティーン)」のこと。
大人気RPGシリーズの14作目。実はゲーマーのTERUさん、実際にFF14をプレイしていた。
古くはFFⅧのキャラクター「スコール」がTERUさんに似ているというお話も話題に。何かと縁があるように思える。
今回の楽曲「COLORS」の前に、2017年TBS/MBS系TVドラマ「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」の主題歌としてGLAYの「the other end of the globe」が決定。
この曲については以前の記事でも書いた。
「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」の物語は、ハンドルネーム「マイディー」さんのブログ「一撃確殺SS日記」が原作。実話を基にした父と息子の物語ドラマ化は話題となった。
ドラマ版では千葉雄大さんと大杉漣さんが親子役で出演。現在は各種サブスクで配信中だそう。
【ドラマ後に「映画化」】
2017年4月ドラマ化された後2019年6月に「劇場版ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」が映画館にて公開に。その主題歌として「COLORS」を書き下ろした。
簡単なストーリーは、
映画版では、坂口健太郎さんと吉田鋼太郎さんが親子役に。GLAYの主題歌についても公式でコメントしている。
予告映像だけでも雰囲気が分かるが、珍しく思い切って劇場で観た私は涙。特に実話なのが凄い。
以前の記事で書いたように、noteは人により目的が違うので内容も多種多様。もしかしたらnote内でも、ドラマや映画化される「まだ見ぬ物語」があるかもしれない。
「あなた」のnoteはいかがだろうか?
ここだけの話「まりうたnote」の物語は、まだ本格的には動いていない。マイペースに更新を続けながら温めている。タイミングで少しずつ達成できたらと思う。
【ハワイで撮影のMV】
「COLORS」MVは「JUST FINE」と同時にハワイで撮影された。「JUST FINE」に比べて屋内の映像が目立つ。
GLAYのメンバー以外に、息子役の男の子とパパ役の男性が出演している。歌詞の世界観に合っていて違和感なく観ることができる。
【「lyric movie」と歌詞】
GLAY公式youtubeにはMVとは別に「lyric movie」が存在する曲が。
「リリックスピーカー」を使った演出と思うが、文字が効果的に出現するので人によってはフラットな視点で感情移入しやすいかもしれない。
詳しく読んでみる。
GLAY「COLORS」の物語は、小さい頃の親との記憶から始まる。
子の立場から、いつか来てしまう親との別れを想像する。
次のサビでは普段直接伝えにくい感謝が伝わる。
今は大好きな街を離れて家族と暮らしている主人公。
あるとき、自分に対して親がどう思っているか感じる場面に遭遇する。
直接は言われないけど「僕」を大切に思っていたことが分かるエピソード。
その後、主人公の今の心境が語られている。
主人公が大人になり自身が親になり、自分の親に対して「僕らは良く似てきたな」と感じる。
曲の最後では、親に対する今までとこれからの気持ちを語る。
この先の一緒にいられる時間を考えると「心通い、笑い合えた」瞬間が愛おしい。
その気持ちが分かった瞬間、素直に感謝を伝えることができる。
GLAY「COLORS」は、絶妙な親子の関係に新たな色彩を追加してくれるような胸にグッとくる楽曲。
「あなた」は、どう感じただろうか。
【4曲目「YOUR SONG feat. MISIA」】
TERUさん作詞作曲。
1作前のGLAY56枚目シングル「愁いのPrisoner/YOUR SONG」から「YOUR SONG」に、MISIAさんが参加しているバージョンを収録。スペシャルオリンピックス日本公式応援ソング。
タイトルはシンプルだけど、TERUさんらしい前向きな歌詞と軽快なリズムが「自分はできる(気がする)」と思わせてくれるような楽曲。
【キカッケは「ラジオ共演」】
2018年GLAYの1つ前のシングル「愁いのPrisoner/YOUR SONG」発売時、TERUさんと共に「第7回スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム・愛知」を応援していたMISIAさん。
MISIAさんとのコラボ曲は、MISIAさんのレギュラーラジオNHK-FM「MISIA星空のラジオ」にTERUさん出演時にセッションを披露。
その「YOUR SONG」を新たにレコーディングしCDで発売となった。
【GLAYライブでサプライズ共演】
MISIAさんは、2019年8月18日にメットライフドーム(現・ベルーナドーム)で開催「GLAY 25th Anniversary “LIVE DEMOCRACY”」DAY2「悪いGLAY」にサプライズ出演し会場を沸かせた。
下記ダイジェスト映像で10秒前後、MISIAさんがサプライズ登場し「YOUR SONG feat. MISIA」生コラボしたシーンを味わうことができる。
(「GLAY 25th Anniversary “LIVE DEMOCRACY” Powered by HOTEL GLAY」のDAY2「悪いGLAY」より。該当箇所から再生に設定済)
歌詞については、またの機会に詳しく。
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ここまで、ありがとうございました!
GLAY「COLORS」は語りたかった曲の1つ。
このシングルには「はじまりのうた」も収録されているため、TERUさんの曲が好きな私は特にお薦めしたい1枚。
サブスクも便利だが「気持ちを形に残す」という意味で、身近な大切の人にプレゼントしてみてはいかがだろうか。
それでは、またここであいましょう。
第103話【「親子の絆」を歌うGLAY「COLORS」は「はじまりのうた」(G4・Ⅴ-Democracy 2019より)】
完
<おまけ>
私がnoteを始めた理由でもあるので、今年の4月29日からGLAYとラジオ(市町村単位のコミュニティFMも含む)について書いています。
もしお時間ありましたら。
noteを始めたもう1つの理由。
全国に約340局ある「コミュニティラジオ」の大切さについて、他にも色々と書きました(きっと災害時などに役立つはずなので、普段から「あなた」の地域のコミュニティFMを)
ラジオを聴く人が増えているってホント?
10代にも「ラジオ沼」が。
あなたの地元には「コミュニティラジオ」ありますか?
GLAYがエンディングテーマ曲「クロムノワール」を書き下ろした「WBS」で「防災ラジオ」特集が。
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<「note公式マガジン」に掲載されました>
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