見出し画像

発売から24年GLAYアルバム「pure soul」を振り返る(前編)

7月29日は、1998年にGLAYが4枚目のアルバム「pure soul」を発売した日です!

はじまりのうたこ(まりうた)です。
「アクセス」や「スキ」ありがとうございます!

私のnoteでは毎回大好きなGLAYやラジオについて語っています。
今回は「アルバム・pure soul(前編)」についてお話します。

<最初に読みたい、私とnoteの軌跡>

【「pure soul」とは?】

「pure soul」は24年前の今日発売された、GLAY4枚目のアルバム。
オリコンによるとGLAYのオリジナルアルバムでは歴代で一番売れた(ベストアルバムも入れると歴代3位)

収録曲は、大ヒットシングル「SOUL LOVE」「誘惑」を含む全11曲入り。

1. YOU MAY DREAM
2. ビリビリクラッシュメン
3. May Fair
4. SOUL LOVE
5. 出逢ってしまった2人
6. pure soul
7. 誘惑
8. COME ON!!
9. FRIEDCHICKEN & BEER
10. 3年後
11. I'm in Love

それぞれの楽曲にメンバーによる当時のセルフレビューの一部が公式HPに残っている。

1曲ずつ詳しく語りたいところだが、11日かかってしまう。今回は3曲目までを改めて紹介していく。
知っているあなたも、初めてのあなたも、新しい発見があると嬉しい。

【1曲目「YOU MAY DREAM」】

明治製菓 「ホルン」 CMソングとして9月21日からオンエアされメンバーも出演した。キャッチコピー「ホルンで夢を抱きしめろ」は楽曲イメージと合っていて美味しそう。
今はパッケージもチョコ色に。

当時のセルフレビューによると、

【TERU:アレンジするときに、TAKUROから"でかい扉が開く瞬間のような"っていうことを言われたんで、そういうイメージが頭にこびりついていた曲です】

確かにライブのオープニングでTERUさんが両手を広げて会場を上下左右に見渡しながらイントロを過ごすイメージが。
ドラムとギターの音が鼓動のように、これから起こることにトキメキと期待を感じるイントロが印象的。

【TAKURO:作るきっかけが、フレディー・マーキュリ一の「BORN TO LOVE YOU」の映像なんですよ。セスナが青空を飛ぶんですけど、その解放感から作ったんです。最初から1曲目という雰囲気だったんで、ライブが始まってTERUが中央で歌ってる感じで詞を書きました。】

えっQUEENの有名な(キムタクのドラマで起用された)「BORN TO LOVE YOU」確かにイメージ的には勝手に合致。

よく調べたら、上記QUEENバージョンより前に発売されたフレディverがあるそう。
その曲がノエビアの「働く女性は美しい('85.5~'85.9)」CMソングに起用されて、映像にセスナ飛行機が出てくる。
時期的にもTAKUROさんはこのCMを観てイメージしたのではないだろうか。

今回調べて、今までより深みのある新しい「YOU MAY DREAM」の世界が広がった。歌詞についてはまたの機会に語りたい。

そして扉が開くといえば「以前の記事の「ラジオの扉」も開いたそう。

下記映像は発売から8年経っているが、サビではいわゆる「GLAYチョップ」が映える。

YOU MAY DREAM (We♡Happy Swing Vol.2 Ver.)

Freddie Mercury「I Was Born To Love You (Official Video Remastered)」


【2曲目「ビリビリクラッシュメン」】

作詞TAKUROさん、作曲JIROさん。当時の公式レビューによると、

【JIRO:ずいぶん前に作ってあったんですけどもう一回みんなに聴いてもらって、やってみようと思った曲。もともとは普通の8ビートの曲だったんですけど、みんなのアレンジ力でよりグルーヴ感のある曲になりました。2年前ではできなかったことがやれてます。98年型の「KISSIN'NOISE」的なんではないかと。】

TAKUROさんは歌詞について「"ニューヨーク"って言ってるのは大した意味もなく、かけ声です。(笑)」とも語る。この曲は作っていないHISASHIさんのコメント例えがHISASHIさんらしいので引用する。

【HISASHI:GLAYのメンバーや周りの状況の中をJIROがローラースケートみたいなのを履いてすり抜けて行くような.アメキャラっぽい感じですね。】

だから今でもレギュラーラジオのオープニング曲になっているのだろうか。JIROさんといえば「ビリビリ」といってもいい代表曲になった。ライブでは「SHUTTER SPEEDSのテーマ」の方がセットリストに入る気がする。

「ビリビリクラッシュメン(GLAY VERB TOUR FINAL “COME TOGETHER 2008-2009”幕張メッセ国際展示場9.10.11)」
※そこから再生されるように設定済。


【3曲目「May Fair」】

作詞作曲TAKUROさん。この曲だけでnote記事1日分は書けるのではないだろうか。当時の公式レビューによると、

【TERU:最初に聴いたときのイメージが夕焼けだったんですよ。オレンジ色の温かい光っていうイメージがすごく強くて。温かい歌を歌いたいなあと思ったんですね。初めてですよ、そんなふうに"温かさ"を意識して歌ったのは。】

なんと?!確かにその頃トゲトゲしい曲あったけれど(JIROさんもツノ帽子の衣装だった)
実際イントロから温かなイメージ。タイトルや歌詞から5月前後の春ラジオでかかることが多い。ロンドンの風景も意識しているのだろうか。

【TAKURO:ビッグコミック・オリジナルに連載中の「三丁目のタ日」っていうマンガがあるんですが、そのイメージで書きました。最初にスタジオでみんなに言ったんですが、誰も読んでませんでした。(笑)できたのは不思議なことに「BELOVED」と同じ日。これを作ってたときにちょっと休憩してた間にできたのが「BELOVED」でした。】

まさかの「三丁目の夕日」から。TAKUROさんはインプットの種類が多いから的確な言葉や冗談の例えが出てくるのだろうか。そして名曲「BELOVED」と同じ日に作っていたとは。

【新しい旅立ち住みなれた街並 行き先は違うけどきっと大丈夫
愛も夢も希望とやらもポケットにつめ込んで
そして片道のチケットを握りしめた OH】
(「May Fair」歌詞)


「pure soul」は今でも歌われる名曲が多いから続きが気になるけど、今回はここまで。続きを書くのをnoteのモチベーションの1つにしていきたいと思う。

もし待てない!あなた。各種サブスクや以前の記事で書いた「GLAYアプリ」で聴くことができる。

ここまで、ありがとうございました!
それでは、またここであいましょう。

第89話【発売から24年GLAYアルバム「pure soul」を振り返る(前編)】

<おまけ>
私がnoteを始めた理由でもあるので、今年の4月29日からGLAYとラジオ(市町村単位のコミュニティFMも含む)について書いています。
もしお時間ありましたら。

noteを始めたもう1つの理由。

全国に約340局ある「コミュニティラジオ」の大切さについて、他にも色々と書きました(きっと災害時などに役立つはずなので、普段から「あなた」の地域のコミュニティFMを)

10代にも「ラジオ沼」が。

あなたの地元には「コミュニティラジオ」ありますか?

GLAYがエンディングテーマ曲「クロムノワール」を書き下ろした「WBS」で「防災ラジオ」特集が。

<「note公式マガジン」に掲載されました>


この記事が参加している募集