使えないことわざ辞典
お疲れ様です。今回は過去一内容のない記事になってしまいそうな予感がしていますが、ご自愛ください。まじまじと読む価値はありません、先に言っておきます。
今回はオリジナルでことわざを作ってみました。日々の生活の隙間の中でふと思いついたボヤキのようなものをまとめてみたのですが、無作為に不特定多数の人を傷つけてしまうことになりかねないものになってしまった気がします。が、悪しからず。
本当に暇な人のみ、そうでもない人は読んではいけません。また以下の文には一切の責任を負わないこともここに示しておきます。
それでは行きます。
・空きっ腹に酒(すきっぱらにさけ)
最高なさま。お腹がペコペコな状態で酒なんて入れたら悪酔いするのをわかっていながら、それでも呑んでしまう時の感覚がとても気持ちいいこと。転じて、そんなことをしたら後々自分に返ってくると分かっているのに、全てを無視して後先考えず行動してしまうこと。またはその姿勢。
少しの罪悪感と共に自分の欲望のままに行動してしまう幼さを感じる瞬間。それが最高に情けなく、清々しいこと。大人が若い時の感覚をうっすら思い出す行為。大人の嗜み。
(類義語)
授業をサボって食うラーメン
(例文)
「彼が先走った行動を取り私たちを振り回したことは、今思うとーーーだった。」
・サイゼで生ビール
何もわかっていないさま。イタリアンレストランにも関わらず、大してお得でもないアルコールを注文するところに、粋も親近感を感じられないこと。転じて、場の空気を察せず、数ある選択肢の中から一番面白くない選択をすること。またはその姿勢。
「とりあえず」という今までのシキタリに脳死で従い、色々な選択を考慮せず、それに満足している様子。無粋。後輩がしている分は微笑んでいられるが、先輩がしているとげんなりしてしまう行為、それがこの行為の一番の謎。
(例文)
「あのドラマのあのシーンが一番いいとか言っているなんて、彼はーーーだ。」
・Suicaのロングタッチじじい
嫌いなさま。ピッと音がなればドアが開く仕組みになので少しかざせばそれでいいのにも関わらず、前のおじさんがベッタリ置き続けたせいで自分のタッチする姿勢が窮屈になってしまうこと。転じて、状況をしっかり把握できておらず、周りが見えていないことで、身近な人に嫌な思いをさせていること。またはその姿勢。
どうでもいいことであればあるほど、そうである理由がなければないほど、その人の人間性が見える行為。気を使える人間なのか、優しい人間なのか垣間見れる真実の瞬間。気を抜いてる時にしか表れないので対処のしようがないこと。恐怖。
(対義語)
笑顔でおにぎり食うこども
(例文)
「優しいと思っていたのに、実はあんな人だったなんて、彼はーーーだ。」
・ドラ洗、洗面台越え
地獄なさま。ただでさえ重いドラム式洗濯機を搬入するのも一苦労なのに、加えてそれを持ち上げて洗面台を越えなければいけないという前途多難な様子。加えて中に水がタプタプに入っている古品のドラム式洗濯機を出す場合余計に大変で、あげく水が漏れて足がビチョビチョになること。転じて、考えただけでも億劫なのに、実際には余計な困難なことが様々降りかかり更に気が滅入ること。またはその様子。
別にできなくはないのだがやりたくない行為で、想定外の災難に見舞われ半端なやる気が根こそぎもがれる行為。怒りや悔しさを通り越し、「なんでこんなことしているんだろ」となり、再起に時間がかかる。虚無。
(例文)
「せっかくエントリーシートまで書いて臨んだ気になってるくらいの企業の面接で、こっぴどく人格否定をされるなんてーーーだ。」
・毎日がエブリデイ
しょうもないさま。全然面白くない話をあたかも面白いみたいな感じではなして来て、「へぇそうなんだ」以外の感想を持てない様子。転じて、自分の面白いがみんなの面白いと勘違いし、知らず知らず周囲との温度差が開いているのにも関わらず、それに気づかず今日も生きていること。またはその姿勢。
別にそれが悪い事ではないのだが、それに巻き込まれる人間の気持ちを考えられず、巻きこまれる側ばかりが損をすること。知らず知らずのうちに信用を失いかねず、気づいた時には振り出しよりも悪い状態になっている様子。
(例文)
「あんな自分しか楽しくないことに、周りを巻き込んで嬉しそうだなんて、彼はーーーだな。」