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妹が産休中にパン屋さんを開きまして。


みなさま、こんにちは。

三寒四温を感じる今日この頃ですね〜!寒さがぐっと続いたかと思うと、気持ちのいい空に恵まれたり、季節が少しづつ進みながら、そして戻りながらも、ゆっくりゆっくり前進しているのを感じています。

日が長くなっていることは、なんだか気持ちが明るくなっていいですよね。

さて今日は、妹が産休中に間借りのパン屋さんとしてスタートしていったお話をしたいと思います。

私には2つ下の妹がおりまして、妹と去年の4月に、3日違いに出産をし、同じ病院で産み、ダブル里帰りをしたという奇跡のようなエピソードが去年ありました。

助産師、親に共に驚かせるビックイベントがちょうど今から1年前ほどにあったわけなのですが、、この1年の間で驚くほどに環境が変わっていったんですよね。

同じタイミングでの産休期間ということもあり、この間になにかできないかと、弁当やで働く妹の得意分野である家庭料理を、飾らないインスタライブとして定期的に2人で行ったりしていました。

妹も私もきれいにこなせるタイプではないので、0歳の赤ちゃんをだきながらのリアルなキッチンの感じだったり、自短でできる料理教室をメインにしていたのですが、姉妹だからこそ気を使わずにつっこんだりする風景を、微笑ましく見てくださる方が多く、ライブが終わるとみなさまからのコメントでこちらが勇気づけられたりしていました。

妹がパン屋になりたいという夢を、みんなの声援に背中を押されるように進み出していったのもこの頃だったかなぁと思います。

思えば小さい時からなにかを作り続けていた妹でしたので、

「いつかパン屋さんになりたい」

という夢もずいぶん前に言っていた記憶があります。

私は昔からやってみよう精神のタイプの人間だったので、美容師になるときも、お店を独立するときも、やってみなきゃわからない!という思いで、あまり難しいことは考えずに走り出すタイプの人間でしたが、

妹は真逆で石橋を叩いて渡るといいますか、一つ一つを真面目にこなしていくタイプなんです。

これはどちらがいいとか悪いとかいう話でもないのですが、

そんな慎重派の妹でしたので、

「私の料理に需要があるのかな?料理のプロでもない私の料理配信を見てどう思われるかな?もっと経験積んでから料理教室したほうがいいよね?」

という不安げな思いが勝っていた妹でしたが、巻き込みながらいざ始めてみると

「すごくためになった!」とか「子育てで一人で家にいたけど、妹ちゃんのキャラクターに励まされた!」とか「料理初心者でも料理をやろうと思えました!」という多くのコメントが、そんな妹を大きく変えてくれたんだと思います。

自分という存在を自分自身が認めてあげれるようになったこと、

だからこそ、自分の可能性を信じれるようになったのかなと。

そこから少しづつ、自分の夢だったパン屋さんに向かって試作品開発に励むようになりました。

初心者に向けて教えてくれるマルシェの勉強会に参加したり、食品衛生の資格をとってみたり、営業許可証をとったりと、少しづつ夢に向けて歩き出したのです。

お店を出す前にもっと有名なところで修行をつまないと!

という考えももちろん立派な思考だと思います。

でも、修行を積んだ先にお店をだしたり、夢を形にするタイミングが「よし今だ!」となるのって人それぞれなわけで。

少なくとももう10年以上も趣味でパンを作り続けていることも働く場所が家か外だったかの違いで、私からしたらなにかを誰かのためにやり続けることってすごいことなんじゃないかなぁとおもうんです。

そしてインスタライブを通じてパンの説明をしたりしていくことで

「実際にこのパンを食べてみたい!」

という声がリアルに届くようになり、妹のエネルギーとなり、マルシェをできるまでの道のりをものすごいスピードで走り出していきました。

今までの妹と、産後の妹。

きっと子供を産んだから変わったわけでもなくて、

単純に

「自分を信じてあげること」

ができるようになったんだと思います。

これをきっと自己肯定感というんだと思うんですけど、どんな「自己肯定感をあげる」本を読むより、

実際に夢を応援してもらえることが、なによりの自分を信じること、認めてあげることにつながるんだと思います。

自分を認めてもらえる場所に身を置くこと、

夢を口にすること、

そのことが夢への一番の近道なんじゃないかなぁとこの半年、妹を見ていてすごく感じました。

私の友人も、妹がマルシェを開くたびに購入してくれる方が多く、私の夢だけでなく妹の分まで夢を応援してくれる人が周りにいてくれるということは、改めて私の誇りだなぁと感じたりしていました。

「妹ちゃん変わったよね〜!」

と嬉しそうに話してくれる友人に

「妹を変えてくれたのはみんなのおかげだよ!」

と返すんですけど、これ本当にそう感じているんです。

夢は誰かの応援なしでは、絶対に叶わないんですよ。

このことは私自身も、すごく実感していることです。

みんながみんな、誰かの夢を応援し続けたら素敵なお店や人が増え続けるんじゃないかなぁ?

私も誰かの夢を心から応援できるそんな存在であり続けたいなぁと深く感じる今日この頃です。

妹のパンマルシェには時々わたしも立っていますのでタイミングがあえばぜひ遊びにきてくださいね〜!

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それではまた、ゆるりと更新していきますね。






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