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2024年に呑みきった日本酒を並べてみた #酒瓶採集

日本酒を呑むのは、ほぼほぼ家飲み。いつもの酒屋さんに行って冷蔵ケースの中の日本酒を眺め、四合瓶1~2本を選んで自宅でゆっくりといただくスタイルです。でも、最近はネット通販で買うことも増えました。

家飲みで面白いのは、数日をかけてゆっくりと呑んでいると、最初の一杯と最後の一杯でお酒の味わいがゆるやかに変化していることに気づけるところ。その飲酒記録はInstagram(@hari5mm)に投稿しておりまして、2024年に呑みきった日本酒とクラフトサケだけで数えると75本でした。

2020年からカウントを始めての推移は、46本→51本→72本→63本→75本なので順調に増加中なんですが、他に焼酎やウイスキーも飲んでいるので酒量自体は激増です。全部合わせると、2024年は89本で着地。

それでは、2024 年に飲んだお酒を振り返ってみます。


新酒とか、にごりとか

1本目「あべ THE ARANAMI 2023」(阿部酒造/新潟)

原料となるお米が溶けにくい年にのみリリースされる阿部酒造の新酒「あべ THE ARANAMI」。微発泡の若々しい口当たりがたまりませんな。

2本目「麒麟山 ぽたりぽたり 五百万石」(麒麟山酒造/新潟)

3本目「辨天娘 純米 生にごり 玉栄」(太田酒造場/鳥取)

半分は冷酒で。残りの半分はチンチンの熱燗で。

4本目「柏露 純米大吟醸 無濾過生貯蔵原酒」(柏露酒造/新潟)

たまたま訪れた御徒町の吉池で購入。吉池は新潟酒が豊富でありがたい。

5本目「常山 スパークリング にごりさけ」(常山酒造/福井)


酒米もいろいろありまして

6本目「而今 純米吟醸 三重山田錦 生」(木屋正酒造/三重)

7本目「而今 純米吟醸 愛山 火入」(木屋正酒造/三重)

8本目「乾坤一 純米酒 亀の尾 生酒」(大沼酒造店/宮城)

9本目「乾坤一 純米酒 愛国」(大沼酒造店/宮城)

明治時代に「神力」「亀ノ尾」とともに三大品種といわれた「愛国」は、骨太で野性味あふれる味わい。

10本目「龍勢 八反錦 In House Yeast」(藤井酒造/広島)

「八反錦」は、広島県の酒造好適米。柔らかくてすっきり。

11本目「日日 穂増」(日日醸造/京都)

「穂増」は、熊本県の在来種。いつもの「日日」よりも線が太くなった感じ。

12本目「吉田蔵u 巾着 貴醸酒」(吉田酒造店/石川)

「巾着」は、石川県の在来種。貴醸酒というのもあるけれど、米の個性をうまく読み取れず。。。

13本目「萩錦 モノタイプ」(萩錦酒造/静岡)

静岡県で開発された「令和誉富士」というお米と使っているそうな。

14本目「あべ 僕たちの酒 Vol.17 春陽スパークリング 生酒 」(阿部酒造/新潟)

「春陽」は、タンパク質の割合が少ない低グルテリン品種。ライチやマスカットのような酸を感じる味わい。


クラフトサケとか、どぶろくとか

このジャンルは、今年はあまり新規開拓ができなかった感じ。自分の中では、もうかなり定着してるのだけど、世の中的にはまだまだこれからな気もする。

15本目「交酒 花風」(稲とアガベ/秋田)

またリピートしたいと思ってるんだけれど、タイミングが悪くて、なかなか店頭で出会わないんだよな。クラフトサケの最初の一本におすすめなホップサケ。

16本目「ラーメン専用 稲とアガベ 」(稲とアガベ/秋田)

クラファンのリターン品として。ラーメンと合わせてすぐに飲んじゃったんだけれど、もう少し寝かせてもよかったかもしれん。

17本目「HOP SAKE ほっぺ 微発泡かすみ酒」(LAGOON BREWERY/新潟)

見た目はピンク色でかわいいくせに、味わいはほろ苦くて食事とよく合う。

18本目「LIBROM おいもとあずき」(LIBROM/福岡)

当然、温めてて飲みました。

19本目「サムシングハッピー フレッシュハーブティー」(ハッピー太郎醸造所/滋賀)

ハッピー太郎さんが造るどぶろくには、全幅の信頼を置いております。

20本目「サムシングハッピー 菅浦の八朔」(ハッピー太郎醸造所/滋賀)

21本目「サムシングハッピー 政所と共に」(ハッピー太郎醸造所/滋賀)

22本目「ぷくぷく醸造のハッピーホップどぶろく」(ハッピー太郎醸造所/滋賀&ぷくぷく醸造/福島)


鹿児島で芋焼酎と仲良くなる

焼酎が気になりはじめて訪れた鹿児島県。焼酎を飲む人は、みんな楽しそうなんすよねー。

天文館で焼酎をめっちゃ飲んだ!
中村酒造場の麹室にて

23本目「MIYAGAHAMA」(大山甚七商店/鹿児島)

24本目「一尚 ブロンズ」(小牧醸造/鹿児島)

25本目「白楽 白麹仕込」(田村合名会社/鹿児島)

26本目「夕 SEKI」(西酒造/鹿児島)

27本目「大和桜 new classic」(大和桜酒造/鹿児島)

28本目「シングルモルト嘉之助 蒸溜所限定ボトル#009」(嘉之助蒸溜所/鹿児島)

数年前からちょいちょい飲んでる嘉之助蒸溜所にも行ってきました。こちらはワイン樽で熟成させた蒸溜所限定販売のミニボトル。

東シナ海を眺めながらのテイスティングで悶絶

29本目「岩井 トラディション」(本坊酒造/鹿児島)

このウイスキーに出会えたのも、鹿児島旅の収穫でした。お値段以上だよ。


「にいがた酒の陣」に参戦

8年ぶりの「にいがた酒の陣」。コロナ禍以降、2部制になってからは初めての参加でしたが、十分に楽しめました。「淡麗辛口」のイメージが強い新潟酒だけれど、変化の兆しも至るところに。2025年も参戦予定です。

30本目「萬寿鏡 F40 Shizuku 」(マスカガミ/新潟)

越淡麗を40%まで削って普通酒って、かなりおかしい(褒めてる)。

31本目「王紋 大吟醸原酒 極辛19」(王紋酒造/新潟)

高アルコール酒を炭酸で割る飲み方は、もっと流行るべき。

32本目「謎酒」(阿部酒造/新潟)

33本目「あべ 粕取焼酎」(阿部酒造/新潟)

阿部酒造がなぜ粕取焼酎を造るのかは、理由がちゃんとありましてな。

34本目「千代の光 純米酒 四年熟成」(千代の光酒造/新潟)

新潟で熟成酒というのは珍しいけれど、探せばいろいろあるのよね。

35本目「月不見の池」(猪又酒造/新潟)

地元だけで消費される本当のレギュラー酒は、酒蔵のご近所まで行かないと買えないことが多いので、「にいがた酒の陣」で買えるのはありがたい。

36本目「能鷹 黒松 あらばしり」(田中酒造/新潟)

37本目「鶴の友 上々の緒白」(樋木酒造/新潟)

樋木酒造は「にいがた酒の陣」には参加してないけれど、新潟のレジェンド的酒販店である早福酒食品店にて「鶴の友」のいいやつを購入。

日本酒を買ったら「鶴の友」の酒粕をもらえました。


貴醸酒、柱焼酎、大吟醸

アルコール添加の日本酒というと、以前はあまり良いイメージがもたれなかったけれど、焼酎やジンなどの蒸留酒の人気が高まってきたせいか、最近はちょっと風向きが変わった気がします。日本酒と蒸留酒が接近中。

38本目「仙禽 金のかぶとむし」(せんきん/栃木)

こちらは「仙禽 かぶとむし」の貴醸酒バージョン。

39本目「あべ 僕たちの酒 Vol.16 柱焼酎仕込み貴醸酒 火入」(阿部酒造/新潟)

33本目で紹介した粕取焼酎が、この試験醸造につながるわけです。

40本目「あべ+」(阿部酒造/新潟)

で、定番商品化されたのがこれ。アル添の新時代が来てるな。

41本目「千代の光 柱焼酎仕込」(千代の光酒造/新潟)

42本目「〆張鶴 大吟醸 盞」(宮尾酒造/新潟)

アル添酒が敬遠されているせいか、各蔵の大吟醸クラスの酒がノーマークのまま注目されてない気がするけど、食事を邪魔しないめっちゃおいしいお酒も多いのよね。


夏も、もちろん日本酒で

43本目「あべ ブルー 夏酒」(阿部酒造/新潟)

44本目「仙禽 線香花火」(せんきん/栃木)

ラベルが儚くて、線香花火のように、あっという間に空になったやつ。

45本目「岩の井240 山廃純米吟醸 山田錦 無濾過生原酒」(岩瀬酒造/千葉)

「240」は水の硬度のこと。なかなかの力強さで、飲み応えがありました。ロックでゆっくり飲んでもよいよね。

46本目「村祐 夏美燗」(村祐酒造/新潟)

ここ数年、毎年買ってる気がする燗酒向きの夏の定番酒。味わいはみかん。


能登の酒を止めるな!

流通量がだいぶ少なくなって出会う機会が少ないけれど、能登の酒を見つけたら買うようにしています。

47本目「天狗舞 山廃純米 復興支援酒」(車多酒造/石川)

48本目「能登の酒を止めるな!『谷泉×福海』コラボレーション醸造酒」(鶴野酒造店/石川&福田酒造/長崎)

49本目「能登の酒を止めるな!『谷泉』オリジナルレシピ再現酒」(鶴野酒造店/石川&福田酒造/長崎)

復興応援イベントで買った、「宗玄」の最後の隧道蔵カップ。
お酒を貯蔵していたトンネルは崩落してもう使えないのだとか。


新潟酒を侮るな

久しぶりに「にいがた酒の陣」に参戦したのもあって、新潟酒のおいしさをあらためて実感。全国最多の酒蔵数を誇る新潟の底力を侮るな。

50本目「越後伝衛門 タマキハル」(越後伝衛門/新潟)

辛口・甘口ではなく苦口。ちょっと次元が違う新潟最注目の酒蔵。

51本目「山間 ORI-ORI ROCK」(新潟第一酒造/新潟)

「キャップにアイスピックで穴を開けて、ガスを逃がして」という注意書きのある、取り扱い注意の活性にごり。

52本目「越乃男山」(阿部酒造/新潟)

53本目「加茂錦 桶出」(加茂錦酒造/新潟)

地元のスーパーで買った、1,000円でお釣りが来る加茂錦。

54本目「金城山」(八海醸造/新潟)

八海醸造で造っている地元限定の日本酒。「金城山」は南魚沼にある山の名前。

55本目「鶴齢 特別純米 山田錦 生原酒」(青木酒造/新潟)

56本目「鶴齢 大吟醸 生原酒」(青木酒造/新潟)

57本目「久保田 萬寿 純米大吟醸」(朝日酒造/新潟)

名前は知ってるけれど飲んだことのない人、実は多いんじゃない?(飲んでみて!)

58本目「八海山 純米大吟醸 雪室貯蔵三年」(八海醸造/新潟)

新潟で熟成酒は珍しいけれど、これは絶対的におすすめできる圧倒的な透明感。

8月に八海醸造の雪室見学にも行ってきました。
右が雪の山、左が貯蔵タンク。室温は常に5℃くらい。

焼酎ウキウキ!

鹿児島旅で芋焼酎のおいしさに目覚めちゃったので、いろいろと飲んでみました。焼酎に慣れちゃうと、日本酒の飲み口はちょっと重いなと感じるね。

dancyuの焼酎特集でソーダ割りを紹介してみたり。

59本目「GLOW ep5」(若潮酒造/鹿児島)

我が家の常備焼酎はこれ。一升瓶です。

60本目「GLOW ep07」(若潮酒造/鹿児島)

61本目「竈仙人 ブルーボトル 2024」(中村酒造場/鹿児島)

62本目「flamingo orange」(国分酒造/鹿児島)

63本目「flamingo orange ベニハルカ」(国分酒造/鹿児島)

64本目「蔵の師魂 いもいも」(小正醸造/鹿児島)


大手蔵の本気はすごい!

灘や伏見の大手蔵は安定しておいしいお酒を造りつつ、新たなチャレンジもしてるから、やっぱりすごい。

65本目「百黙 純米大吟醸」(菊正宗酒造/兵庫)

ミッドタウン日比谷のポップアップイベントにて。
いつのまにかファミリーが増えてるのな。

66本目「月桂冠 蔵出し原酒 大吟醸」(月桂冠/京都)

通販限定の「蔵出し」シリーズ。大吟醸は食べごろの洋梨のよう。

67本目「月桂冠 アルゴ」(月桂冠/京都)

アルコール度数5%の「月桂冠 アルゴ」は、瓶ビールのようにキンキンに冷やして小さめのタンブラーに注いでグビグビ飲めばいい。喉越し!

アルゴのベストペアリングは、ファミリーマートのファミチキ。


毎月1本届く、規格外の酒

造り手の遊び心と探求心が詰まった日本酒が毎月1本届く、いまでやの日本酒定期便「GUITO! -ぐいっと- 」を、昨年に引き続き2024年も購入。

68本目「飛良泉 Human Touch」(飛良泉本舗/秋田)

69本目「雅楽代 Day1」(天領盃酒造/新潟)

70本目「土田 生酛 別誂 いまでやver」(土田酒造/群馬)


佐賀、宮城、青森

旅の目的地は、だいたい酒処。佐賀と宮城は出張取材で行ってきました。

71本目「岩の蔵 純米吟醸」(天山酒造/佐賀)

佐賀の日本酒は、ふくらみがあってジューシーな印象。

72本目「能古見 純米吟醸」(馬場酒造場/佐賀)

73本目「能古見 純米吟醸 辛口」(馬場酒造場/佐賀)

74本目「日高見 弥助 芳醇辛口純米吟醸」(平孝酒造/宮城)

とにかく、めっちゃ魚に合うお酒。

75本目「豊盃 純米吟醸」(三浦酒造/青森)

青森には行けてないのだけれど、お土産でいただいた「豊盃」。今年こそは行ってみたい。


真澄のある食卓

長野県の宮坂醸造の日本酒に合うおつまみレシピを考案するお仕事も、もう3年目。「真澄」は派手さはないけれど、食事に合ういいお酒です。

「真澄 スパークリング Origarami」に合わせて考えた「鯛とミントの酒蒸し」

76本目「真澄 スパークリング origarami」(宮坂醸造/長野)

77本目「真澄 真朱 AKA 」(宮坂醸造/長野)


他にもいろいろ飲みました

78本目「QA 無印」(三宅酒造/兵庫)

79本目「楽器正宗 本醸造 中取り」(大木代吉本店/福島)

80本目「仙禽 UAてんとうむし」(せんきん/栃木)

81本目「睡龍 一二三」(久保本家酒造/奈良)

82本目「生酛のどぶ」(久保本家酒造/奈良)

83本目「王禄 純米80」(王祿酒造/島根)

84本目「ソガペール ヌメロシス サケ エロティック 生酛」(小布施ワイナリー/長野)

85本目「而今 特別純米 火入」(木屋正酒造/三重)


境界線なんてどうでもいい

86本目「あべ×越後薬草 コラボ酒」(阿部酒造/新潟)

酒で酒を仕込む貴醸酒製法から着想を得て、日本酒の代わりに越後薬草のクラフトジン「YASO GIN」で仕込んだお酒。日本酒らしさとジンのジュニパーベリーの香りが共存してるの、マジすごい。

87本目「Pink(洋)」(haccoba/福島)
88本目「Pink(淡)」(Antelope/滋賀)

クラフトサケのhaccobaが滋賀県のミーダリー・ANTELOPEとのコラボレーションした、米麹とはちみつのお酒。もう境界線なんてどうでもいいくらい、うまい。


2024年、最後の1本

89本目「あべ THE SAZANAMI 2024」(阿部酒造/新潟)

原料となるお米が溶けやすい年にのみリリースされる阿部酒造の新酒「あべ THE SAZANAMI」は、なめらかな口当たり。

1年間冷蔵保存していた「THE ARANAMI 2023」と新酒の「THE SAZANAMI 2024」を飲み比べ。

てなわけで、駆け足で2024年に飲んだお酒を振り返ってみました。

2024年のベスト3を挙げるとすれば、
・「越後伝衛門 タマキハル」(越後伝衛門/新潟)
・「萬寿鏡 F40 Shizuku 」(マスカガミ/新潟)
・「あべ×越後薬草 コラボ酒」(阿部酒造/新潟)

の3本。すべて新潟のお酒です。

「淡麗辛口」のイメージが強い新潟ですが、世代交代があったり、技術的なアップデートがあったりで、あらためて深堀りしてみると面白いです。

Yellowpageの「2025年食トレンド予測」で寄稿したのですが、日本酒と蒸留酒の接近も気になるところ。「アル添酒の進化」という意味でも、新潟酒には注目しています。

現代の製法で添加される醸造アルコールは、サトウキビなどを原材料にした、味わいや香りがほとんどない無味無臭なものが主流です。しかし、近年では過去の技法に習い、自社で蒸留した米焼酎や粕取焼酎を使う柱焼酎仕込みにチャレンジする酒蔵が増えてきています。

2025年の食トレンド予測&食クリエイターが気になるもの

日本酒以外に、焼酎やウイスキーなども含めてお酒を飲んでいると、ジャンルごとのこだわりが薄くなり、「ただ楽しむ飲むこと」だけを考えるようになりました。どれもこれもうめぇ。

ワインやビールも深堀りしたいけれど、家で飲める酒量にも限界があるので、お酒の買い方もちょっと考え直さねば。新しいお酒に出会うために外飲みも積極的に増やしていきたいし、酒旅にもまた行きたい。

こちらは青春18きっぷを使ってふらりと訪れた静岡市での一枚。瓶燗できる一合瓶がある居酒屋は、良きお店。

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シライジュンイチ/ごはん同盟
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