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あなたの腕が伸びてきて 私の体を癒す時 なぜかしら 涙が溢れるの 泣いてる訳じゃない 嬉し…
羽毛のような指先は 眠る女の瞼を撫で 興味と恐怖の振り子に揺られている たった一つの真実を…
父親というにはまだ若い 薄く日に焼けた肌 たった今産み落とした子の鼻筋をそっと撫でる 柔ら…
人を愛したとして それが何の罪になるというのか どこの誰であろうと 誰かを想う気持ちに鎖は…
あなたの輪郭が好き それだけ そこだけ触れていたかった いつからか表層を通り抜けた 焚き…