全能の神よ、あなたは私が罪人だと思いますか?
明日から排気口公演の稽古が始まる。以前のnoteやインスタのストーリーでは排気口「新作」公演と表記してる場合と排気口公演と表記してる場合がある。この揺れ動く曖昧な理由は近日中に発表になる仮フライヤーそして本フライヤーの時に分かるはず。私の気持ちは新作。でも恐らく発表後は排気口公演に統一されるだろう。
さてそんな排気口公演は3月である。3月5日~9日である。このぐらいはフライングしても良いだろう。排気口原理主義者の皆様におかれましてはすでに日記帳orメモ帳orスケジュール帳orチラ裏に忘れない様に書き記して予定を開けておいて。
危うい全能感に支配された「若さ」をもうこの目は捉える事が出来なくなった。様な気がする。かつて黒々として在った地下水脈は、もちろん私にも在った、もうとっくに干上がって、紙幣と情報のハイランドに消えっていた。そこは人口的に気温を操作して、人工的に全ての風景をコントロールして、人工的な意識変容状態で、あらかじめ人類に心にセットされた鬱と破滅の緩やかな解除を目論む。
今、私はクマの酷い両目と青白い顔色で、昨晩の真夜中の飲酒を後悔しながら、しかし午後の柔らかい光に包まれてキーパンしている。部屋ではオアシスが流れていて、ニルヴァーナが流れていて、寺尾沙穂が流れていた、Lil Uzi Vertも流れていた。けれども今は何も流れていない。
古いGTAに宿る暴力的な輝かしい失われた未来。ホラーモーテルのMADをひたすら眺める。ここにブリアルの1stが描いた亡霊たちの見える。と、言ったら貴方は「酔いすぎだよ」って言うだろう。
実際、酔い過ぎなのだ。「全てが同じになるぐらいのスピリタス」のパンチラインを胸中に、私はハイボールと焼酎を飲み続ける。
WSの台本とホラーの短篇を恐らく今月公開する。1つは無料。1つは有料。ホラーの方が有料。かような事を考えながらそれぞれの台本を加筆修正している。1つは豊かに。1つは怖く。
そしてかような事を考えながら排気口公演に臨もうと思う。つまりはどこに「若さ」があって、どこに「老い」を知らない「時間」があるか。
さすがにもう一人芝居は予約したよね?オーライ。