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短歌「いまはただ、こころのままに……」

母死なば妻子なきわれ独りにて何することも浮かばざりけり

 今年9月5日の歌。なんでこんな歌を詠んでしまったのだろう。いまさら悔いても仕方がないが、やはり虫の知らせのようなものがあったのかも知れない。

 それにしても、母の死ばかりか、母の死後の自分の状態まで歌のとおりになるとは思わなかった。いや、たまたまこんな歌を詠んでしまったが、母が死んで自由に動けるようになったら、こんなことをしよう、あんなことをしようと考えていたのだ。なのに、いまは何かをやりたいという気持ちが起こらない。

 本当ならこんなぐだぐだの文章や歌は出すべきではないのかも知れないが、いまはこころのままに書いて、そのまま公開することにする。いずれは恥ずかしくて消してしまうに違いないが……。

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