8回目のカウンセリング
まずはヒヤリングから。最近帰省して姉と話して昔の出来事で責められた事、むしろ私が幼少期に姉から受けた暴力・暴言について責めたいくらいなのに。。。他にも友人に会って甘えたくなった事を話す。これらの出来事があった時に、自分の言いたい事が言えないことがジレンマだと伝える。
もう一つ最近体に力が入っているのを感じる事。歯を食いしばり、肩が力んでいるのを感じる。力が入っているのは最近の事なのか。それとも、ずっと昔から力んでいる事に最近気づいたのか。カウンセラーは後者ではないかと言っていた。
という事でこの日は、言いたい事が言えない事を深ぼっていく事をお願いする。そしていつもの呼吸などを実行して、イメージの世界へ入る。10歳の自分に会う事になり、以前も話した近所の子供会で年上のお兄ちゃんに顔面を何回も蹴られた事を思い出す。とっても悲しかったのに、親たちにも話すことはなかった。
そんな10歳の傷ついた自分に、大人の自分が見守る。以前までのカウンセリングでは、犬やスーパーマンを引き連れて幼少期の子供に働きかけるのだがこの日は違った。カウンセラーからもう大人の自分一人で大丈夫ですと言われてその通りにする。違和感もなく、初めて大人の自分一人で幼少期の自分を慰めた。
そしてもっと幼少期のより深い記憶へとアクセスする。なぜかお金にまつわる出来事をいくつか思い出す。母にバス代金をもらってサッカーの試合会場に行くが友達の親の車に乗せてもらったので、浮いたバス代金をしまっておいたら母にバレて怒られた事。父は小銭を貯金箱に貯めていたのだが、こっそりお金をくすねていた事など。お金的な事では割と満たしてもらっていた感覚があって、私の近くに母は居たし父もそれなりに接点はあった。
しかし、父と母の心を感じる事が少なかったと感じた。そんな幼少期の私に大人の私が慰めの言葉を投げかける。「大丈夫だよ」「一人じゃないよ」「そばにいるよ」「言いたい言ってもいいんだよ」などの言葉をかけてオレンジ色のイメージとして私の中にしまい、いくつかの呼吸をして目を覚ます。
カウンセラーからはイメージの世界に入る時と出る時の手順のいくつかを省いたと言われた。理由は私がこのカウンセリングに慣れてきたからという事。
こうやって安心安全な自律神経の回路を使うのを繰り返す事が目的なのだが、私からもカウンセリングの経過についてカウンセラーに聞いてみたところ「変化がメチャメチャ早いです」と言われた。年単位でやる人も多いですからという事だが、私は10年以上前からノートを使って自分を客観視したり心の学びをしてきたので、何も心の取り組みをしていない人が1~2年で良い変化があるのなら効率が良いと感じる。
そしてまだ意識の深い所へ行けるという事と、カウンセリングの頻度も月2回から月1回にすることも承諾を得た。他にも普段の生活はどんな感じにしたら良いかなど質問するがハッキリした返答は一切ない。もっと教えてくれよって思うが、おそらくカウンセラーに依存しないようにする配慮なのだと思う。
カウンセラーから優しい言葉や説明があれば、カウンセラーが頼もしく会うこと自体が癒しにはなるが依存してしまっては良くないのだろう。むしろ今は依存できる人を探さない方がよさそうだ。自分と繋がる事が現時点での目的だし、現実に身の回りにいてくれる人にフォーカスする事が大事だから。
カウンセラーはクライアントに依存してもらった方が商売としてはありがたいはずだが、このカウンセラーはそういう商売気は殆どないように感じる。
今回はカウンセリングを受けてから4日後に書いた記事なので記憶が曖昧になってしまいました。今後はカウンセリング後早めに記事を書くようにします。