ギョースゥのルゥ。
料理という広大な荒野。
にも関わらず誰もが必ず通る場所。
カレー。
そのレシピは家庭の数だけ存在すると言っても過言ではない。
誰もが出会い、その手軽さと奥深さと美味さに魅了される。
シャバシャバか、ドロドロか。
具は大きめか、細かくか。
牛か豚かトリか。
ケチャップソースチョコレートハチミツ牛乳。
「カレーは市販ルゥのレシピ通りに作ってます。」
って言う人が本当にレシピ通りに作っている人に出会ったことがない。
みんな独自の技を隠している。
独自のこだわりを詰め込んでいる。
それがカレーだ。
カレーなんて具材煮込んでルゥ入れるだけだろって人は回れ右。
それでは私のカレーレシピを。
人参２本。
玉ねぎ２個。
じゃがいも２個。
豚ひき肉150gくらい。
枝豆50粒くらい。
にんにく、しょうが、マヨネーズ、ブイヨン、トマトペースト。
玉ねぎと人参はみじん切。
フライパンにサラダ油を結構多めに入れ、玉ねぎを弱火でゆっくり炒める。
かき混ぜたりせず放置。
その間に人参はレンチン7分くらいで火を通しておく。
あめ色になるまで待てないから程よく玉ねぎに火が通ったら
（人参レンチンが終わったらくらい）、
生姜チューブとにんにくチューブを１：１の割合で配合、
それに水をちょっと混ぜて溶いたものを玉ねぎに投入。
フライパンの真ん中を空けてマヨネーズを少し入れ、
そこにひき肉投入。いい感じにひき肉に火が通ったら、
水を400mlくらいと人参を投入。
トマトペーストとブイヨン（もしくはコンソメ）を投入し煮込む。
その間にじゃが芋を一口大に切ってレンチン７分。
冷凍枝豆を解凍。
気分でほうれん草を茹でてミキサーでペーストにしたものを入れたり。
15分くらい煮込んだらじゃが芋と枝豆投入。
ルゥを入れなくても充分に美味い。
が、ここでギョウスゥのルー。辛口。
5分くらい煮込む。
水分が足りなければ豆乳を投入。
出来上がり。
炊飯早炊き20分以内にカレー完成したい。
時短は正義。
これが私の普通に作ったカレー。
かなりひき肉少なめ。
その代わりに納豆や卵料理でタンパク質を補う計算。
カレーはルゥを入れる前には既に美味いが大事。
味噌汁は味噌を入れる前には既に美味いが大事。
カレーなんて具材煮込んでルゥ入れるだけだろって人達よ。
奥様旦那様が作ったカレーを食べた後にぜひこう言って欲しい。
「美味しい。何か入れてる？」
必ず何か入れてるから安心してくれ。
万が一、ただ具材煮込んでルゥ入れているだけだった場合は、
「煮込む時間かぁ。」とか言えばいい。
これで家庭円満だ。