この星の行方(2017.2.2著)あいうえお詩
あたりまえと思っていた 今までの暮らし
嬉しい時も 悲しい時もあったけど
絵を眺め 音楽を楽しめる幸せ
感じるのです なんとなくこの星が危険だと
熊本の地震にしても けっして例外ではない
壊れて行くのだろうか この星
颯爽と歩く人々 幸せそうな笑い声
澄んだ青空 そして小川のせせらぎの音
そのどれもが愛おしい
大変 大変 そう大変な時代になったかも
地球がついに音をあげた
天地がとうとう怒りの拳をふり上げた
なぜ人間はこんなに戦争ばかりするのだろう
盗人・嘘つきが横行し
悪賢い者が世界の指導者となる今
考えれば 眠れない夜もある
私たちの望みは 只、争いのない世の中
果てしなく広い宇宙の数多くの星の中
二つとないであろう輝ける星・地球
増えるばかりで減ることのないゴミで
この星を 宇宙を 汚し続ける私達
まっとうな者が生き辛くなってきた
誰もが皆思うのでは 昔が良かったと
面倒でも仕事も通信も遅い分温かであった
もう元には戻れない
科学は世の中は進み続ける
槍や鉄砲の時代はまだしも
パンドラの箱が開けられた今
人類の夢も希望も一瞬で消し去る兵器
それは永遠と思われた世の終わり
どうか乱世が治まりますように
心の中で両手を合わせてひたすら祈る
流浪の難民が安住の地を得ますように
歴史に苦難が記されても
黎明は常に用意されていますようにと 只祈る
路肩の草花が 踏まれても立ち上がるように
和の国日本 一生懸命生きてきた私達
嬉しさを分かち合い 遠慮がちに気遣い
面白く お祭り好きな我ら日本人
今こそ うーんと うーんと
この星を この世界を 大事にしたい