#016 双子のALS 考察
母は一卵性双生児である。これまで姉妹は同じような人生を送ってきた。不思議なほどのシンクロ率、双子という運命の不思議を私は見てきた。
しかしこの難病の家族性ALSは片方だけが発症した。これまで同じような結婚、出産、骨折、体調不良、食事の好みも同じで生きてきた双子の姉妹なのに。これはどういうことだろうか。まったくの素人の私が思いつく要因を考えてみた。
双子の生活で違いはなんだろうか。
何が家族性の遺伝子を目覚めさせてしまったのだろうか。思い当たることは、ネットで検索したレベルの話だが、そこにヒントがあるのかもしれない。
ひとつは「重金属説」。母は精密工場でパートをしていたことがある。そして母だけピアスをしている。なので伯母よりも金属、鉄類に触れる機会が多かったのではないか。もうひとつは「コロナワクチン接種説」。これも母だけ接種していて、伯母は1度もワクチンを打っていない。ネットでコロナワクチン接種でALSが増えたというようなまことしやかな話があった。
案外素人のカンが先行して、あとで科学的に証明されたりする。何かの研究対象にならないものか。