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当たり前とその逆と 向かう先は新しい場所であってほしい

オリンピックが終わって
夏休みが終わって
パラリンピックも終わった。

子どもに学校がある当たり前の生活から
長期休みの非日常へと切り替わり、
それが生活に馴染み
浸透しきったところで
現実へと引き戻される。

オリンピックもパラリンピックも
とてもいい大会だったと思う。
スポーツの素晴らしさを
改めて知ることができた。
まぁ全ての感想の文末に
「たられば」をつい付けたくなる
気持ちは正直拭えないが、
それはアスリートのみなさんには関係のないこと。

感動をありがとう

食料は週末にスーパーでまとめ買いするのと、
週中には生協に食材を届けてもらうことで
買い物に出掛ける回数を減らして過ごしている。
先週の土曜日にいつも通りスーパーへ行ったのに
思いのほか買いだめしなかったことが原因で
今夜の食べるものがなくなってしまった。
これは困ったと
急遽午前中にスーパーへ行ってきた。

明日には生協がくるから
最低限必要なものだけを買った。
するとどうだろう。
運ぶのが軽くて楽だし
帰宅後片付けもすぐ終わるし
冷蔵庫も溢れ返らない。
大したことでもないのに
なぜか感動してしまった。

——あぁかつての当たり前がここにもあった

こまめに買い物に通ったかつての生活。
コロナ対策でまとめ買いに転換したときには
週に何度もスーパーへ通わなくてすむことに
感動していたっけ。

懐かしいなんて思いながら、
当たり前と
当たり前でないことを
交互に体験することで
その都度新鮮な驚きが生まれる。

変化し、元に戻る

そうして繰り返し当たり前は
少しずつ時代に合うように形を変えて、
ふと振り返ったとき
その時代の価値観に
寄り添っているといいなと思う。

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