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【無料note】肋骨は開いていても良くない。締めているのも良くない【肋骨締め】

最近聞くようになった『肋骨締め』。
キャッチーな表現を考えられる方は凄いなぁと思いつつ…

あまり良い表現ではないよなとも思います。
本日はその『肋骨締め』について語ります。


肋骨の開きとは

何を語るにも議論するにも定義から。
ということで、今回のnoteで語る
肋骨の開きの定義を決めておきましょう。

肋骨の際の部分の角度は
おおよそ90~70度(片側45~35度)が正常と考えられており

正方形を当てると分かりやすいですね。

90度以上の状態よりも閉じれない状態を
肋骨が開いている
と考えてよいと思います。

肋骨が開いているから閉じる。
というのはある意味当たり前の考えかも知れません。

肋骨の役割を考えると

肋骨の役割とは何だと思いますか?

いくつか考えられますが
主だったものは以下の3つかと思います。

①心臓や肺などの内臓の保護
②姿勢や動作に関わる
③呼吸の補助

少し解説していきましょう。

内臓の保護

何となくご理解頂けるかと思います。
さながら鎧のように内臓を守っています。

姿勢や動作

②についてはどうでしょうか。
肋骨は鎧のようにがっちりしているようで
じつは背骨に合わせて動きます。

例えば両手を上に挙げる動作。
背骨を反らす
→肋骨が持ち上がる
→肩甲骨・鎖骨が動く
→腕が上がる
といった連動によって腕が動きます。

呼吸

息を吸ったり吐いたりは横隔膜によるもの
だけではありません。

肋骨が広がれば肺が拡張されて息が吸える。
肋骨を閉じることで肺が収縮し息を吐く。

このように呼吸の補助を行うのも
肋骨の役目です。

肋骨を締めると良くない理由

上記の役割を考えると
肋骨は開いたり閉じたりするもの

開きっぱなしも良くないですし
閉じっぱなしも良くないのです。

閉じっぱなしでは
背骨や肩甲骨など上半身の動きが制限されるだけでなく
息を吸うことも難しくなります。

物理的に締めっぱなしにする
肋骨コルセットはお勧めできません。

見た目への影響

肋骨を閉じてくびれをつくる!
そのための美容コルセットだ!と考えて
コルセットをつけるとしましょう。

その際、みぞおちから下の肋骨が
閉じっぱなしになりますから

息を吸う際にも下側半分の肋骨は開くことが出来ません。
つまりは上側半分の肋骨を開かないと息が吸えないのです。

肩を引き上げる・肩をすくめるような
呼吸の癖がつきますから

上半身がたくましく・ごつくなるような
変化を伴うことが多いです。

それを望みますか?

正しく開く・正しく閉じるが出来ること大切

見た目を整えることを考えても
結局は身体に備わった動きや機能を
取り戻すことが大切です。

つまりは『開く・閉じる』を
適切に行えるようにしていく必要があります。

締めるだけではダメなんです。

背骨と肋骨のつなぎ目の動きも大切です!

・背骨の柔軟性
・背骨と肋骨のつなぎ目の関節がきちんと動くか

などをしっかりと改善していけば
無理に締めようとしなくても
くびれは出来るし肩回りもすっきりしてきます。

体重の変化はありません!

首もすっきり。
くびれも出来る。

その方が良いなら…
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