これでお別れ
2009年8月20日に投稿したブログより。
禿鷹シリーズ第四弾。そしてラスト。
読者に好まれる、ヒーロータイプのハードボイルドと違って、徹底的な悪である主人公警官。
自分の言いなりにならないことは、ヤクザだろうと堅気だろうとお構いなしにコテンパンにのしていく。
組織ぐるみの悪には手を染めず、全て個人のためのみに動くというのが、かろうじて判明している主人公のルールでしょうか。
そう。今までも書いてきましたが、この主人公、内面描写が一切ありません。
全て、周囲の人間によって、こうではないかと推測されるだけです。
悪い中に、たまに表れる優しさ、そんなホッとするようなパターンはこの主人公には当てはまりません。
今回でラストを向かえるワケですが、どうやら脇役達をメインにした、外伝が現在掲載中らしです。
まだまだ楽しめそうですね。
ノワール好きな方は、是非シリーズ初めからどうぞ。
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