「30年前のゲームと最新の経営論が繋がる」学びとモノの見方についての話。
起きたら最初にすること、など。
「朝目が覚めたら、王様のところに行こう。」
「まずは酒場に仲間を、それから武器屋と防具屋だ。」
「戦士は魔法使いを守るために前にいる。」
「目の前の強敵が力を溜めたら、防御に徹する。」
「レアモンスターは逃げる前に最初に倒すんだ。」
「敵が強くなるから無闇に橋は渡らない。」
「MPがなくなったら街に帰ろう。」
あれもそうだ。これもそうだ。意外と学びはあるもんだ。
生きる上で右も左も分からない。でも大丈夫王様はいなくても親がいるから。産まれたその日に抱きかかえまず笑顔をくれる。チュートリアルは万全だ。
大きくなっても時々に指針をくれるメンターが現れる。自分の時間は有限だ。所々で出会う自分にとって必要な人との関わりは最優先に大切にしよう。
認知には限界がある。人間は社会性の生き物で、協力することで大きなことを成し遂げられる。だからまずは自分にないものを持った仲間を探そう。徒手空拳では心許ない。
社会にあうノウハウ・スキルを身につ付けよう。繋がりよ強さも馬鹿にはできない。今は肩書きよりもフォロワー数、例えばこれらが僕のハウツールール。
僕は周りのフォローをするのが好きだ。人と話すのも好きだ。いわゆる外交的で調和性の高い人間だ。
内向的で想像力溢れるアイデアマンが仲間にいたら僕は仲間の矢面に立って周りとの交渉や折衝ごと仲間が生み出すもののマーケティングに尽力してみよう。こんなコーディネートルールは協力する上で大切だ。
予兆がある。週末は大雨予報だ。こんな時にキャンプに行く?バカ言っちゃいけない。過去それで愛用テントが乾かずカビだらけにしたことを忘れたのかい?タイミングは大切だ。
行くべき時でない時は家で読書でもしていよう。晴天だったら?もちろんキャンプに行って焚火の前で読書だ。
自分にとってチャンスなんてそう転がりくるもんじゃない。チャンスがあれば掴みに行こう。部屋の掃除がある?そんなものは後回しだ。自分の成長に繋がることを優先しよう。人は最少努力が大好きだ。
変化が新たな努力が必要なことを認識してる。だから先延ばしして掃除なんてしようと思うんだ。成長を優先しよう。自分にとって何が大切か考えてみる。優先順位をつくることはとても大切なことだ。
先日川で溺れて亡くなった少年のニュースを見た。彼は水の怖さを知る機会がなかったのかもしれない。先日娘は湖で浮き輪から落ちて溺れてしまった。「ああ、怖かった」という娘。川の危険、水の危険を知ってもらえただろうか。
「だろう」よりも「かもしれない」不確実な世の中では教習所でも習うこの考え方が案外とても必要なのかもしれない。危険だからこの先にはいかない。そんな境界線ルールは生死にも直結する。
昨年抑鬱になり会社を休み、そのまま育休に。育児の中でもゆっくり休め今では気力も回復したけれど、どうやらあの時はMPが枯渇していたみたいだ。枯渇したことにも気づかず杖で敵を殴って、敵が倒せないことを周りのせいにしていたようだ。
自分に思いやりを持つことの大切さ。自分の状態を時折でもいいから見てあげて、停止ルールを自分に作っておこう。
ゲームだって知の知の結晶じゃね?
人が作るものである以上、そこに学びはある。知と知の組み合わせが新たな知を作り出す。ゲームだってその一つ。であればそこにはなんらかの知の結晶があるんだから、学受け取る側の意識一つでそれは学びになる。
このゲームのプロデューサーはMIT講師ドナルド・サルとスタンフォード大教授のキャスリーンアイゼンハートの共著書「SIMPLE RULES」なんて知らないだろうけど、彼らが考える「成果を最大化する」為に必要な「スピード」「実行力」「柔軟性」を兼ね備えたシンプルルールをゲームの中で作り上げている。
こんなことを考えてつくった?
それは後知恵もいいところだと思うけど、仕事のできる人が知と知を結集して作ったものなんてものは以外と似通ってくるもんなのかもしれない。
人が作ったもの。自分以外の他人が作り上げたもの。そこに学びはないというのはとても勿体ない物の見方だと思う。
学びは受け取る側の認識と行動次第。そう思う今日この頃。
私の学びのRPGそれは、
さて、私の大好きなこのゲームはなんだと思いますか?
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答えは『ドラゴンクエストⅢ』でした。
ドラゴンクエストⅣが一番好きなんですけどね。苦労もセットで覚えているのはこちらでした。
40歳を超えて10代にやっていたことの学びに気づく。随分ともったいない生き方ですけど、「今日が人生で一番若い日」とも言います。いろんなことから学びを吸収して成長できるようにしていきたいもんです。
ドラクエネタはありませんが、「SIMPLE RULES」で学べることも多いので興味のある方はぜひ。
最後に、堀井さん面白いゲームをありがとうございました。
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