「ビリガーゴル」なんて居ない。
小学校2年生のときの春の話だったと思う。
教育実習生が僕らのクラスにやってきた。
1年生のときも来たから、当時の僕からすれば人生2回目の教育実習生の受け入れになる。印象としては「お兄ちゃん・お姉ちゃん」が「先生ごっこ」をしにきた、くらいの感じだ。もっと言えば、クラスに年の離れた「ともだち」がしばらく来るって認識に近かったと思う。
まだ二桁年齢にもなってないガキのくせに意外と残酷なもので、その年頃には「かっこいい」「かわいい」くらいの認識は出来るから、そのへんの補正で「好感度