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神社からはじまるにぎわい

神社でイベントをするきっかけ

シトラスリボンプロジェクトという活動をしていた時期に、紙芝居を制作して、地元の紙芝居サークルを巻き込んで紙芝居フェスというイベントをしました。

そして、この紙芝居フェスを最後に、シトラスリボンプロジェクトは解散。

ただ、紙芝居団体から「次も開催してほしい、こういうイベントがあるのはありがたい」という声をいただきました。地元の紙芝居を子どもたちに発信するのは、とても素敵だし、子どもが集まる場所、伊勢崎神社で開催しようかな、、と考えてました。

小さい頃、神社にマンガを持っていって、友達と読んだことが思い出になっていたので、神社でのイベントは私の原体験でした。

神社では「銘仙あそび」という、
伊勢崎銘仙の着物の販売会や、銘仙のハギレを使ったワークショップを定期的に行っていたので、
そこと合同開催したら、お互いいいんじゃないかな、、。と。

伊勢崎神社と銘仙遊びの華々さんに下話したところ、
よいお返事がもらえました。


イベントって、頼まれてやること?

夫との雑談で、紙芝居フェスの話題を出すと、
紙芝居の人が実行委員になる気がないのに、
このイベントを私1人で続ける意味があるのか、、

と言われました。

紙芝居フェスは、シトラスリボンプロジェクトのメンバーの区切りとして行ったフェス。

もう目的は果たされたのだから、他の紙芝居団体に頼まれてやるのは、確かにおかしいのかも。
シトラスリボンの紙芝居も読み手がいないのに。。
とんだお節介だということに気がつきました。

私が住んでる南地区は育成会も解散してしまっている町内が出てきているし、伊勢崎市民対象の紙芝居フェスよりも、地元民が責任を持ってかかわれるイベントがしたくなりました。

しかし、一度紙芝居フェスで話をしてしまっているから、やっぱりやめたい、、とは言いにくい。


というわけで、華々さんをお食事に誘いました。

神社で縁日をやってみよう!

食事をしながら、紙芝居フェスではなく
地元の人がかかわれるイベントがやりたい。
ということを自分の想いも含めてお話しました。
そこから、神社と地元のつながりに、銘仙遊びをからめたイベントがよいのではないか、と提案。

「着物と神社と地元の人なら、お祭り、とか、縁日みたいな雰囲気がいいんじゃないかな」

と華々さん。

確かに、すごくいい!!


神社で縁日をやってみよう!

まずは、お互い知ってて、動いてくれそうな人を呼び合って、飲み会をしてみるところから始めてみよう。
ということになりました。

華々さんは南地区在住の地域おこし協力隊のカイセくん、伊勢崎神社の斎藤さん
私は学童をやっている山田さん

を誘いました。


第1回飲み会議

そんなこんなで、第1回の飲み会議。
全員お酒が好きなこともあり、大いに盛り上がりました。

地元のつながりが希薄になっていること
神社を地元の人のつながる場にしたい
何かアクションを起こさないといけない

などの意見がでて、とても共感できることばかりでした。

せっかくなので、若者が代表がいいだろう、、ということで、地域おこし協力隊のカイセ君が代表になりました。

コンテンツを決める段階もスムーズでした。

・対象は、親子連れと子ども
・せっかくだから群馬独自のもの

に、メンバーの得意分野を組み合わせて考えた結果

「銘仙を着て上毛かるた大会」

がメインの企画になりました。

・大人の上毛かるた大会もいいけど、育成会がなくなって上毛かるたになじみがない子どもたちも多い。

・群馬県独自の文化といえば上毛かるただ!

サブコンテンツとして
・昔遊びブース(ベーゴマ、けんだま)
・ファミコンコーナー

かるた、昔遊び、ゲーム。
今昔遊び、、みたいな裏テーマもできました。


巨大スクリーンでゲームをしてみよう

伊勢崎神社に大きなスクリーンがあるのと、
音楽の一日プロジェクトの音響があるので、
大掛かりなセットが組めるのではないか、、
という話になりました。

まずはスクリーンを設置。


ゲームとプロジェクターをつなげたり、
音をつなげたり、、

試行錯誤ののち成功

なかなかいい雰囲気。

実際にやってみると、イベントのイメージが湧いてきます。

・ゲームしてないところは暗い。
・照明が必要。
・線が足りない。

など、課題も見つかりました。

月飲み会議

企画がまとまるまでは飲み会議を毎月やればいいんじゃないか、、ということで、月に一度、飲み会をすることになりました。

誰かが誰かを呼び、実行委員は8名になりました。
南地区育成会の内山さんが実行委員になってくれたおかげで大会で使う畳を借りられたり、審判講習会に行けたり、かるたの準備も滞りなくすすみました。そして、南地区の育成会OBから審判を募ることもできました。

飲み会が行われる場所が徒歩圏内なので、帰り道も歩きながらイベントのことで話がはずみます。

帰り道で1人ずつ「また来月〜」
と手を振ってわかれるのが、学校の帰りみたいで懐かしくて楽しくて。月飲み会議が楽しみになるのでした。


情宣用撮影会

チラシを作るにあたり、銘仙でかるたをしているイメージ写真がほしいとのこと。
私も参加している着物ランチ会に撮影協力をお願いしました。

着物はそれぞれ着用してきて、袴は華々さん。
なんと当日上毛かるたを忘れてきてしまい、
名刺をかるたがわりに使って撮影。

名刺でかるた中

意外とわからないもんです(笑)
そして記念写真も。


着物ランチ会メンバー


景品を決めたり、
ゲーム大会のルールを決めたり、
出店者を募ったり、

細かくやることはあったけど、
月飲み会議のおかげで滞りなく運びました。

いよいよ開催!

当日がやってきました!
心配してた風もなく、
お天気が祝福してくれているようでした。

開会式で、ウクレレサークル演奏しました。
銘仙の羽織をお借りしました。

南公民館ウクレレポノ


南京玉すだれとウクレレの共演


銘仙を着て上毛かるた

決勝戦は本殿の中

昔遊びコーナーや
大人が飲めるスナック

夕方は本格的な浪曲をきいて

夜はゲームしながら飲む。

毎月飲むことで実行委員が仲良くなって、
イベントをしていても頼り甲斐があって、
とてもやりやすかったです。

来年も計画中。
住んでる地区でこんな素敵なイベントが行われてることが本当に嬉しい限りです。

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