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雑記:9月ふりかえり

とてもとても久しぶりにnoteの記事編集画面をひらき、文章を書こうとしている。
8月が終われば多少なりとも隙間時間ができるはずだったのに、気がついたら9月が終わろうとしているじゃないの。どういうことだろう?
仕事でイレギュラーが多すぎて気持ちにゆとりがない1ヶ月だった。飲み会も多く、体重が増えおこづかいが減っていった。10月は多少なりとも自分を取り戻したい。

そんなこんな、9月にやったこと


①蒸し料理、はじめました

前々から蒸し料理に興味あったけれど、ズボラな私なので蒸篭管理ができそうにないので手をだせずにいた。ある日、フライパンでできるステンレスの蒸し器をみつけたので「ぽち」してみたところ、とてもとてもよかった。

ガシガシ洗えるし、蓋が透明なので中の確認がしやすい。レンチンよりも野菜がおいしい気がする。キャベツ、サツマイモ、タマネギ、アルミホイルに包んだ卵などを蒸している。これだけでおなかがいっぱいになる、ヘルシー。


②リンゴ酢、はじめました

子どもの夏休み自由研究で血糖値を調べた時、急激に血糖値が上がる「血糖値スパイク」を防いだほうがよいということを知り、早速実行しようと食前にリンゴ酢を飲むようになった。
血糖値スパイクを防ぐと肥満抑制にもなるらしいので、三食毎にせっせと飲んでいるけれど、効果はまだわからない。でも健康に良さそうなので継続していこうと思っている。


③自転車の空気を入れました

5年ほど前に購入したGIANTの自転車。ここ数年はほとんど乗っておらず、マンションの駐輪場で埃かぶってしまっていた。
少し涼しくなってきたのでチャリ通勤をしようと思い立ち、近所の自転車屋で空気を入れてもらった。
自宅から会社までチャリで20分、がんばろ。


④ボート、つれていってもらいました

都市高を通るたびに気になっていた【福岡競艇】。
会社でその話をしていたら、上司と同僚が「連れて行ってやるよ」と言い、本当に連れて行ってもらった。
ギャンブル全くしないので、競艇場への入場方法から教えてもらい、券の買い方、賭け方、払い戻し方法などなどを教えてもらう。
疾走しているボートを見ることが目的なので、毎レース100円ずつ賭ける。2回当て、460円戻ってくる。
水を切って走るボートはとてもよかった。


⑤進まない読書

気持ちに余裕がないので読書が進まない。読み散らかしが多く、読了がほとんどない9月だった。

『その日暮らし』(坂口恭平・palmbooks)
読了。
私の気持ちが落ちている時に読んだからか、なんとなく辛かった。自分を褒める習慣をやってみようと思いつつ、全くできていない。

 夜八時になるとiPhoneのアラームが毎日鳴る。これは僕の毎日の日課である「褒める時間」のお知らせである。この時間になると、ノートと万年筆を取り出して、自分が愛用するノートに、今日褒めること、と書いてよくやったと思うことを箇条書きにする。
(中略)
 さっと短く、でもできるだけ多く書いて、十五分くらい今日一日を振り返る。そうすると、毎日ずっと、なんだか少しだけうれしい感じがする。

『その日暮らし』34ページ


『増補版 にき 日記ブームとはなんなのか』(蟹の親子)
読了。
サイン本をぽちる。蟹の親子さんは『日記屋月日』の初代店長で今は同店のディレクター。
日記を書き公開することについて考える。

「自主制作の日記本」を読んでもらおうとするなら、その内容の端々でテーマに沿った表現をするよう、暗に社会から求められます。「まだ誰か分からない人」の日記を商品化(書籍化)するからです。日記に限ったことではありませんが、個人の体験を商品化(書籍化)しようとするときには、自分のアイデンティティに関わることや、境遇、パートナーとの関係性や、暮らしにおける「ある設定」まで結果的にコーディネートすることになります。

『増補版 にき』22ページ

(略)日記を続けるコツを問われた際は「今日は書けない、ということすら書いてしまえばいいと思います」と答えていました。何事も始めたら、いつか終わりがきます。とりあえず日付を書くしかないのです。どうしても「日記」を続けたいのであれば。

『増補版 にき』34ページ


『それでも食べて生きてゆく 東京の台所』(大平一枝・毎日新聞出版)
読了。
台所には人生がある。食べることは生きる事、生活を営むこと。
料理嫌いな私だけど、我が家の台所にもきっと人生が詰まっている。


『ちいかわ』1~6巻(ナガノ・講談社)
いまさら?のちいかわ。かわいいお話だけじゃないちいかわ。
わたしもお酒の資格がほしい。(飲めるけど)


『初夏ものがたり』(山尾悠子・ちくま文庫)
酒井駒子さんの表紙に惹かれジャケ買い。
今は亡き人が大切な人のもとを訪れる時、その仲立ちをするのは謎の日本人タキ氏。
初夏の空気が一番感じることができた『通夜の客』が好きだった。


『ワンルームワンダーランド』(落合加依子 佐藤友里・小鳥書房)
かつて刊行されていた『ひとり暮らしをとことん楽しむ』という雑誌を思い出す。創刊号が出たころにひとり暮らしを始めたので、毎回貪るように読んでいた。いい思い出。


『新しい恋愛』(高瀬隼子・講談社)
『おいしいごはんが食べられますように』の著者が放つ、恋愛短編集。
『花束の夜』のみ読了だけど、好きなやつだった。新卒ぐらいの若い方に読んでほしい、そして感想を聞かせてほしい。
ほかの作品も楽しみすぎる。早く読み進めたいけれど、思うように時間が取れない。

大人になると、自分の心だけで恋愛することができなくなる時がある。わかる。

 自分が好きだと思った人の、仕事上の他者評価を耳にして、それは自分が直接感じていることではないのに、「そう思っている」他者がいる事実だけで、ほんのり、またほんのり、好きが削られていく。

『新しい恋愛』 『花束の夜』41ページ


『百年の孤独』(ガルシア・マルケス・新潮文庫)
少しずつ読んでいるけれど、まだまだ序盤。同じ名前が増えてきたので、メモを取りながら読み進めている。百年って、とてつもなく、長い。


⑥買った本

『日記の練習』(くどうれいん・NHK出版)
『一年前の猫』(近藤聡乃・ナナロク社)
『ある翻訳家の取り憑かれた日常』(村井理子・大和書房)
『あのころなにしてた?』(綿矢りさ・新潮文庫)
『母の友』10月号(福音館書店)まさかの2冊ダブって購入。。。
『暮しの手帖』32号(暮しの手帖社)


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