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#20【日記】9月12日〜9月18日

9月12日(月)くもり/あつい

明け方5時ぐらいに目を覚ますと、寝室の窓から月明かりがさしていた。
中秋の名月は過ぎてしまったけれど、まだまだ月が丸くて明るく美しい。
今日は在宅勤務の日。朝から晩までzoom会議ばかりの日。

コロナ罹患時に実母と色々があり、やっぱり母が苦手だと再認識してしまった。子どもの頃から感じていたザラザラした感情を思い出してしまい、うまく対応ができないでいる。
昼間にLINEがきていたけれど直ぐに返信ができなくて、夜になって返信するなど。
大人げないのは重々承知しているけれど、どうにもできない。
夫に話を聞いてもらった。吐き出すの、大切。

9月13日(火)くもり/あつい

外出先から戻って社内でミーティングに参加の日。
来年冬以降の案件に関する目線合わせをしたのだけど、来年度は参加者が皆いなくなっている(部署が変わっている)可能性が高いという。
今できることを粛々と進めるのみ。
夜、生協の発注するためにカタログを見ていたら、あらゆるものに『次週より値上げ』マークが付いていた。つらい。

9月14日(水)はれ/あつい

真夏ですか?という暑さ。病み上がりにはつらい。
今日も仕事で外出。
秋以降に大きなゾーニング変更を実施する店舗へお伺いしたので、準備やスケジュールの確認など。
忙しくても人は増えず、仕事だけが積み上がる。
昨日同僚が「モチベーションが迷子になっている」と言っていたけれど、まさにその通り。

9月15日(木)はれ/あつい

年に1度の健康診断へ。
40代も半ばになりつつあるので、半日人間ドックの受診。
毎年注意されている胆石について、とうとう石だらけになってしまったので病院で処置が必要ですよ、と言われてしまった。
消化器内科ってどこにあるのだろう?
あとは「痩せましょう」と……。
かつては標準体重を維持していたけれど、妊娠中に10kg増、産後は授乳の影響か14kg減、断乳・復職後は我慢していたアルコールを解禁した途端に太り出し、現在は標準体重+10kgとなってしまっている。
中年太り、何をやっても痩せません、どうしたらいいのだろう。

9月16日(金)はれ/あつい

外出からの帰社。
今日は社用車での移動だったせいか、いつもより疲れが少ない気がする。
早く帰るつもりが(案の定)遅くなってしまい、晩ごはんを作る気力が1mm
も残っておらず、スーパーで3割引の寿司を買って帰宅。
連休にかけて、大きな台風が迫ってきているらしい。

9月17日(土)くもりあめ/あつい

今週もヨガをキャンセルしてしまい、とうとう子どもから「ママだけ習い事を休んでずるい!」と言われてしまった。わたしもそう思うわ。
というわけで?今日は子どもの習い事をお休みし、放生会へ滑り込んできた。
福岡・箱崎宮で毎年9月12日〜18日で開催されている秋の大祭で、今年は3年ぶりに露店含めて開催となったのでどうしても行きたかったのだ。
台風影響で午後からの神事は中止となり、露店も今日までとのことだったので人が多く、熱気に満ちていた。
夫とわたしはビール片手にそぞろ歩き、子どもはお化け屋敷や射的を楽しんでいた。
当日の写真は【写ルンです】で撮ったので過去写真でも。

過去写真:NIKON FEで撮影

9月18日(日)くもり/あめかぜ

台風14号が迫ってきているため、午前中のうちに買い出し。
同じことを考えている人が多いようで、カップ麺の棚はスッカスカだった。
午後からは公共交通機関の計画運休が予定されているので、夕方には閉店しているお店も多かったっぽい。
そんな中、ペイペイドームでは某アーティストのライブが決行されたらしく、土地勘がある地元民としては無謀としか言いようがないなーという感想。みなさん、無事に帰宅できたのだろうか。

今週の1冊

『ハラヘリ読書』(宮田ナノ/KADOKAWA)

古今東西の名作に登場する美味しそうな食べものを、食いしん坊作者独自の目線で語るコミックエッセイ。
名作を紹介するエッセイ本は多々あるけれど、食べものから語るものってあまりない気がする。(知らないだけかもですが)
わたしの好きな村上春樹の作品も紹介されていて、「そやそや!」と思いつつ、村上春樹作品内の食べもので最初に思い浮かぶのは『ねじまき鳥クロニクル』の冒頭の部分。

台所でスパゲティーをゆでているときに、電話がかかってきた。僕はFM放送にあわせてロッシーニの『泥棒かささぎ』の序曲を口笛で吹いていた。スパゲティーをゆでるにはまずうってつけの音楽だった。

『ねじまき鳥クロニクル 第1部 泥棒かささぎ編』(村上春樹/新潮文庫)

わたしのとって最初の村上春樹作品なのだけど、冒頭から引き込まれてしまい、読書後もしばらくは井戸の底に落ち込んでしまったような感覚になったまま、いつも以上にボンヤリと過ごしていた記憶がある。
この作品読了後、すっかり村上春樹ファンになってしまい、今でも新刊が出るたびに読んでしまう。
そういえば、作中に出てくるレモンドロップもとても印象が深い。鮮やかなレモンイエローが目に浮かんでくるよ。

そんなことを思い出させてくれた『ハラヘリ読書』でした。
冒頭で紹介されていた森茉莉さんの『貧乏サヴァラン』読んでみたいな。



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