「PLAY! 藝大ゲーム図書館計画(Lv1)」(2024/09/26-29)展示写真
東京ゲームショウの開催の裏で、東京藝術大学では「PLAY! 藝大ゲーム図書館計画(Lv1)」という展覧会を開催しています。
こちらは、藝大附属図書館に(将来的に)プレイアブルな(80〜90年代の)ゲームプレイ環境をつくりたい、と計画したもので、概要はこちらのサイトをご確認ください。
https://artdx.geidai.ac.jp/information/859
こちらのnoteでは、主に写真で内容を紹介していきます。
まずは、会場へのエントリーです。
入って右手は、メディアアートコーナーです。こちらは、本当に小さなお子さんも体験できるものを用意しました。
さて、ここからゲームコーナーの紹介です。今回のは将来的に藝大附属図書館にプレイ可能なゲームコーナーを設置したいと考え、それを実現するためのシミュレーションとしての展示です。実際に実現するためには、図書館の職員への負担がなるべく少なくなるよう運用する必要があるので2017年以降に発売されたミニハードを多く使うことを考えています。ちなみに、今回の展示に使ったゲーム機・ゲームソフトの殆どは、八谷の私物です。
(まだ購入予算とかないので。あとメルカリやヤフオクでの入手が中心なので、これらには研究費が使えないので)
ミニハード端末とは少し違いますが、名作「電車でGO!」のプラグ・アンド・プレイ機も用意しました。
1994年発売のプレイステーション(初代)と1996年発売のNintendo64と1998年発売のDreamcast。この3つは、実際に図書館に入ったときの運用を想定したキャビネットに収納されています。
初代プレイステーション、発売から30年経つので、ディスクドライブの不調とか、購入したけど止まっちゃうディスクとかがどうしても出てくるんですよね・・・こちらは残念ながら準備したものの、途中でフリーズしてラインナップから外したソフト。今後別のPS個体でも試してみます。
書籍コーナー。こちらは八谷個人の持ってる書籍と、藝大附属図書館にすでにある書籍から構成しています。
関連イベントとして:松田真さん(弁理士、私設図書館館⻑) + 八谷和彦 の講演を設定しました。タイトルは「国内外のゲームアーカイブ事情と、『ゲーム寄贈協会』の活動」 9 月 28 日(土曜日) 15:30~です。
全体のコンセプトも説明しておいたほうが良いかと思い、追記しました。
こんな感じです。非常に短い展示ですが、どうぞ楽しんでください。