INTJの「考えないことリスト」
INTJとは?
MBTIと呼ばれる性格診断テストによって、分類される性格タイプの一つ。
INTJ は、内向型 (Introverted)、直観型 (Intuitive)、思考型 (Thinking)、判断型 (Judging) の頭文字を取ったもので、その性格といえば以下のようなものです。
リスト1: 一回目のミス
職場や大事な場面でミスをすると、そのミスを繰り返してしまわないか不安になることがあります。寝坊をして、会社に遅刻してしまったり、重大な案件をド忘れして、思わぬ事態を招いてしまったり。目を背けたくなるような失敗は人間誰しも経験しているはずです。
社会人になると”同じ失敗は2度としない”ということを求められます。始末書を書かされたり、対策を考えされられたり。。
ただ冷静になって考えるべきなのは、対策をしなくても、同じ出来事に対して人間は注意深くなるということです。対策をしなくても、脳は自動的に対策をするわけです。1回目のミスに囚われだすとキリがありません。私の場合、1回だけ起こるミスというのが7割以上を占めており、残りの3割が複数回起こるミスです。2回、3回と複数回ミスが重なった時に始めて本格的に対策に取り組むべきだと思います。
リスト2: 一つでも対策したら、それでOK
複数回同じミスを起こしたとき、はじめて対策に取り掛かるわけですが、基本的に対策は1つか2つで、できる限りミニマムにすることを心掛けています。
いざ対策をするとなると、大掛かりに対策をしてしまいがちですが、どんな対策をしても完璧に予防できる保証はありません。対策をしても防ぎきれないミスもあります。
「ミス→対策→完璧」ではなくて「ミス→対策→ミス→対策→…→徐々にミスが減る」と認識する必要があると思います。二度とミスしないように完璧な対策をしようとすると、どうしても考え込んでしまいます。そうではなくて、一つでも対策をしたら、とりあえずその件は忘れてしまう。ミスが起こらなければ忘れたまま、ミスが起これば再び対策する。という対処法を取っていれば、対策にかかる思考の労力が最小限になります。
リスト3: 誰の責任か?
問題が起こったとき、私は「誰の責任か?」ということをほとんど考えません。なぜならば、責任問題を考え出すとキリがないからです。
どんな問題も関わった人全員に少しずつ責任があると思いますが、その比重を証明するのは不可能です。その意味で「誰の責任か」を正確に考えようとするとキリがありません。
社会人として生活する中で責任を貴方一人に取らせようとする場面がありますが、それは間違いなく不当です。誰かが都合よく問題を片付けようとしているに過ぎません。しかし多くの人は不当であると断定することができず、誰のせいか考えたり、自分に全ての非があると考えてしまいます。当然、立場上押しつけを断れないときもありますし、社会のためにも誰かが動かなければなりません。
ただ忘れてほしくないのは、押しつけを断ったとしても何も悪くないということ。その上で、立場上やらざるを得なかったり、社会のために問題を解決したいと考えるならば、迅速に問題解決に向かえば良いのです。
「誰の責任か?」という問いに対して確かに言えることは、貴方一人だけの責任ではないということです。
リスト4: 人格否定
自分の人格について、消極的になったり、否定しないようにしています。理由はシンプルで人格を否定しても何もメリットを生まないからです。ミスをすると非を感じてネガティブになることがあります。反省することで、自分の人格まで否定して、全てのことが嫌になってしまう人もいます。「私はダメな人間だ」とか、「俺なんか」とか。自分の人格を否定する思考が始まったら、とにかく思考を止めることです。人格否定は問題解決にも繋がらなければ、何のプラスも生み出しません。
リスト5: 納得できないアドバイス
納得できないアドバイスについても無理に聞く必要はありません。
人の言葉を完璧に理解するのはとても難しいことです。話し手は自身の考えを、話し手自身の言葉選びで表現し、聞き手は自身の考えを持ち、聞き手自身の解釈で理解しようとします。
どれだけ頑張っても100%誤差がないまま伝えるのは不可能だと思います。
むしろアドバイスを聞く上で重要なのはインスピレーションだと思います。アドバイスされる中で解決の糸口や何かインスピレーションが浮かんだなら、試せば良いと思いますが、ピンとくる何かが無ければ特にアドバイスを聞く必要はないと思います。仮にアドバイスを聞いて失敗したとしても、アドバイスした側が責任を取ってくれるとは限りません。