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#13 書くってむつかしい

書くって難しい。
書くこと自体は好きなはずなのに、自分の気持ちをうまく文章に書き起こせない。

昨日「#忘れられない旅」をテーマとして約5500文字の旅記録を出したが、書き終えるまでに2日かかった。
旅の出来事とその時感じた事を書いただけなのに、当時の気持ちをどういう言葉で表現していいのか、私の中の単語力が少なすぎて表現しきれなかった。

それでも振り絞って書いて、読んでは消して書いてを繰り返す・・・。
最後は「もう公開しちゃえ!」ってやけっぱちになってしまった。

私がこのnoteを始めた時、長文なんて久しく作っていないから、まずは1000文字で文章を作れるよう意識した。
しかし最初は1000文字書くのもかなり苦労した・・・。
結構書いたなーと思っても600文字にしかなってなかったり、書き上げるまでに半日費やしたり・・・。

小さい頃は文章を書くのが大好きで、読書感想文とかよく表彰された。
書きたい事が頭の中からゴボゴボと湧き出して、決められた原稿用紙の枚数におさめる方が大変だったくらいだ。

でも大人になって書く事が減ると、自分の気持ちがわからなくなり表現する言葉を見つけられなくなってしまった。
「昔あんなに書くのが好きだったから、今だって書けるはず!」
なんて甘く考えていたけど実際にやってみると挫折している。調子に乗って申し訳ございませんでした、と心の中で土下座をしている自分がいた。

スマホで毎日何かしらの文章を入力するが、メッセージはいつも短文。普段使用していてもスマホ内のやりとりで自分の気持ちを全力投球、長文で送るなんて事は99.9%ない。

子供の頃夢中になって書いた時間よりも、パッと思い浮かんだ短文をスマホで送りあう時間の方が圧倒的に長くなってしまっているのだから、そりゃあの頃のように書けるはずないよな~と思い返す。

最近はnoteで1000文字を意識して文章力を上げる練習が出来ているから、少しずつ書く事に楽しみを覚えつつある。
次のステップアップとして、文字数を1500~2000文字に増やして、テーマに対してもう少し深堀して書いてみるのも良いかもしれないと思っている。

昨日はいきなり5000文字超えなんて冒険しちゃったものだから、めちゃくちゃ苦労した。けど苦労してわかったことがある。
それは、自分を表現したいならたくさん読書して言葉や知識を学ばなければ表現しきれない、という事だ。

自分を表現するためには自分が思いつく言葉で書く事が大切だ。
でもそのために、たくさんの言葉や表現の仕方を知らないと、自分をきちんと語る事は難しい。
今現在頭の中にある言葉のレパートリーでは何も変わらないと感じた。

もっとたくさん読書しなきゃな~と考えていたら、ここであるアニメの主人公を思い出す。
それはジブリの「耳をすませば」で出てくる月島雫だ。

彼女は本の虫で毎日毎日凄まじい読書をし、自分が書きたい物語があると小説を書き始めてみる。しかし書きたい事がまとまらず、雫にとって最初の小説は不完全な出来となってしまい、悔し涙を流す。そこで雫は、書きたい気持ちだけではなく、書きたい事を書くためには学びが必要であることがわかった、と。

受験勉強よりも読書を優先し、毎日たくさんの言葉と触れ合っている雫でさえ、書く事に悩み苦しむのだから、言葉を理解しそれを表現するのはどんなプロであっても悩むのだろう。

凡人の私なら尚更、もっと言葉を知るためたくさんの作品と触れ合っていかなければいけない。
この先もたくさん学び悩みながら、書くことの難しさに挑戦していきたい。


以上ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました!(^^)/


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