新人の能力開発方法

はじめに

こんにちは。はちぽちです。

前回の記事で予告した通り、今回は新人の育成方法について書いていきます。5月ということもあり、内容はOJTでやるべきことに絞っています。
現在教育プログラムを受けている若手の方、教育する側の先輩、双方にメリットがある内容に仕上げました。

前回の記事を軽くおさらいすると、1. 社会人基礎スキル 2. ロジカルシンキングスキル 3. その他人間力 の3つの能力が必要であると述べました。
本記事では1, 2について詳しく書きます。
下記の内容は僕のオリジナルではなく、元々qiitaというサイトで評価が高かった記事をアレンジしたものです。
本当は元ネタも共有したかったのですが、探しても見つけることができませんでした。心当たりがある方は、コメントでURLを教えてください。

それでは、順に見ていきましょう。

報連相

報連相についてまとめられた書籍を一冊、用意しましょう。
僕は本屋を物色しましたが、内容については正直どの本もそこまで変わらなかった印象です。
基本的には、前書きを読んで文章が頭に入ってきやすいものを選べばよいです。
強いて言うなら、章立てがわかりやすいものが好ましいでしょう。

〜〜進め方〜〜
(事前準備)
ノートを一冊用意しましょう。
また、業務中でも業務外でもよいですが、書籍を読む時間をトレーニーに設けましょう。
(やるべきこと)
トレーニーが行うことは、書籍を読み、ノートにまとめ、先輩上司に発表報告を行い、理解度を共有することです。
先輩上司は発表報告を受け、フィードバックを与えましょう。
トレーニーのこれからの動き方だったり、自分の成功例、失敗例など、書籍には書いていない業務上の実例を共有すると、イメージが湧いて今後の業務に生かされるでしょう。
だいたい一週間程度で、報連相の訓練は終了します。
発表に時間は取られますが、今後の業務が円滑になり、お釣りは簡単にくるでしょう。

ロジカルシンキング

色んなスキルについて長々と書いておりますが、やるべきことは報連相と同様に、本を読んでまとめ発表することです。
こちらについては、書籍は一択だと思っています。
イシューから始めよ
※Amazonのリンクを貼っていますが、広告収入は発生しません。

。上記書籍は内容が少々難しく、まとめようにも言語化が難しい場合があります。論理的な言語運用力を身に付けるには下記の書籍をお勧めしているので、ぜひお役立てください。
考える技術・書く技術
※広告収入は発生しておりません。

こちらも、二週間程度で完了します。
フィードバックでは、実務で論理的な考え方がどれだけ役に立っているかを、後輩に説明するようにしてください。
教える側にとっても、いい気づきになるチャンスです。

必要なインプットは以上です。
とはいえ、まだまだ身についているとは言えない状態なので、実務で適宜ブラッシュアップさせ、完成させてください。

最後に

今回紹介したトレーニングは、教える側にも技量が必要とされるため、OJTトレーナーに能力が足りないと判断した場合は、先に先輩社員にトレーニングを行ってください。
弊社では中堅社員を鍛える必要があると部長陣が判断したため、新人研修が終わる前に、トレーナー研修を実施する方向になりそうです。

組織力を向上させ、よりよい価値を生む企業様が増えることを願っています。

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