素晴らしきお菓子缶の世界
クッキーや紅茶のパッケージ缶は思わず取っておきたくなるようなかわいいものが多い。そういった心ときめく缶は中身を食べ終わった後に小物入れとして活用している。
私のような缶コレクターは多いらしく、先日こんな素敵な本を見つけた。
今回の記事のタイトルにも書いた「素晴らしきお菓子缶の世界」という本だ。ヨックモックのお菓子缶のような定番のお菓子缶のデザインの変遷から、レアな外国のお菓子缶まで500点以上のかわいらしい缶がオールカラーで掲載されている。どのページを開いても素敵な缶ばかりでとても見応えがある。
写真の素晴らしさはもちろんだが、お菓子缶の生まれた背景やお菓子メーカーの歴史、デザインの注目ポイントなどが詳細に記載されており、資料集としての読み応えも申し分ない。
私の楽しみ方はページをめくりながら、いつか実物を手にしてみたいなと思う缶に思いを巡らせて楽しむことだ。想像するだけでワクワクしてくる。
先日書いた記事に登場するフランス菓子のお店のクッキー缶も登場する。
このお店のクッキー缶もいつか実物を手にしてみたい缶のひとつだ。
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せっかくなので私の缶コレクションを紹介しようと思う。この中には先ほど紹介した本に掲載されている缶もあるので、この写真の缶を見て刺さった方は「素晴らしきお菓子缶の世界」もきっと気に入っていただけるのではないかなと思う。
サムネイルにも使用したのはチョコレートで有名なゴンチャロフ製菓の「ガルニエ」シリーズのお菓子缶。このシリーズは有名絵画をモチーフとしており、大好きなモネの「睡蓮」のパッケージに一目惚れして購入した。(現在は販売されておりません)
こちらもチョコレートで有名なメリーチョコレートカムパニーのお菓子缶。シリーズ名のジャミーラとはアラビア語で美しいという意味だそうだ。その名のとおり、どのお菓子もため息が出るほど美しいパッケージだった。この「フルム」は夢という意味で、まさに夢が詰まった宝石箱のよう。(現在は販売されておりません)
こちらは紅茶缶。イギリスの老舗紅茶メーカーの商品でデザインもイギリスらしくクラシックで素敵。
うちにある缶はコストコで購入したティーバッグ240袋入りの大容量缶。(大きさは隣に写っているA4ノートを参照)40袋入りもあり、こちらは本にも掲載されている。
こちらも紅茶缶。2年前にアフタヌーンティーで購入したドールハウスのようなかわいらしい缶。(現在は販売されておりません)
この缶の何が素敵かというと、表面だけてはなく、裏面にも側面にも細かいイラストが描かれているのだ。馬車に乗る男性やポストに手紙を投函する少女など古き良きイギリスの日常を切り取ったかのような緻密なイラストが本当に素敵だ。
中身をおいしくいただいた後も芸術品として楽しめるかわいらしい缶たち。
まさに本のタイトルどおり「素晴らしきお菓子缶の世界」だと思う。
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