【旅レポ】 あらゆる角度から知っていく。 【富士山本宮浅間大社】
おすおす!
30歳を過ぎて、自分の体力の無さを痛感したふわりです!
今回は三連休を使って静岡県の富士宮市にある富士山本宮浅間大社に上がらせて頂いたので、記事にします。
全国各地の約1300余ある浅間神社の総本宮になります。
ではでは、レッツゴー!!!
・・・
浅間大社には第一駐車場と第二駐車場があるんですが、今回は第二駐車場へ。
これはあえて書き記しておくけど、第二駐車場は係員の人がいて「参拝目的で来ました」と言わないと、200円取られるようです。
参拝目的で来たと言えば、最初の30分は無料。初めて行く人は覚えておいてねん!
空気と雰囲気がとてもよい。思わず背筋を伸ばしてスーッと鼻から深く息を吸って、ハーッと口から吐き出してしまいます。スーハースーハー。
この先に待ち構える社殿と出会うのが実に楽しみ・・・!の前に、右に逸れて広場に向かいます。(ふわりさんあるある)
なんだか時間がゆっくりと過ぎてゆくような気分が味わえました。
と言っても、広場の外を見たら車がプオンプオン通ってるんですが。
こういう綺麗な芝の上で城本クリニックのCMの如くゴロゴロ転がりたい。(わからない人は別にイイです!)
浅間大社には小さな池がいくつかあるんですが、水がとにかく澄んでます!
指先を入れてみたんですが、チベタイ!!(冷たい)って感じでよき。
もし僕の生まれ変わった先が淡水魚だったらここに住むんだ・・・。
あとで調べて知ったんですが、この銅像はアニメ「ゆるキャン」の聖地になってるみたいですね。
ちょうど僕が見てる時に神社とか興味なさそうな(偏見)若者4人くらいがワラワラ集まってきて、流鏑馬の像を見てました。
鎌倉武士が巻狩してるところをモデルとして作られたそう。(ん?流鏑馬と巻狩どっちなん?教えて博識な人!)
なんて勇ましい姿。流鏑馬は人生で一度経験してみたいですが、落馬する未来しか見えない。いつかやる日が来るかもしれないので体幹を鍛えとこ!
ちなみに巻狩っていうのは狩場を四方から囲んで、獲物を追い詰めて狩ることなんだけど、つまりイルカとかシャチがやってるような狩りの仕方ですわ。(適当)
さて、見えてきたのは楼門です。
両脇に天皇皇后両陛下の詠が書かれた大きな絵馬がありました。
ここで知ったのが天皇が詠んだ和歌を御製と言い、天皇陛下以外の皇族が詠んだ和歌を御歌と言うらしいです。
はえ〜・・・また賢くなってしまったでござる。
これは非常にわかりやすいですな・・・!
新型コロナが蔓延して閉鎖的になってしまった世の中だけど、いつかコロナ前の時みたいに世界への行き来がもっと手軽で、良い時代だったあの頃のように戻ることを願う。的なあれですわね。
これは・・・わかりまへん。引っ越しの詠かな?
楼門を抜けるとついに社殿です。
本殿は徳川家康公が寄進して作られたとかなんとか。知ってたけどやっぱりお金持ちやったんやな・・・。
ここの大社は17000坪という広さなんですが、富士山の8号目以上は奥宮境内地ということで、それら全て含めるとなんと120万坪。
東京ドーム85個分の広さ。ワーオ・・・。規模が大きすぎて訳ワカメ。
さてはて、社殿を正面にして、左側を向くと石が二つ並べられてましたので紹介します。
どうやらこの石は南極奥地の氷河に乗って幾億年の月日をかけてゆらゆらと流されて、地吹雪によって風化したってことなんだけど・・・。幾億年て・・・。
難解な現代アートみたいな見た目してるよね?って言っちゃうと怒られそう。(誰に?)
こっちは富士山が噴火した時に出来たものなんだけど、ここまで大きくて形が綺麗なものはかなり珍しいんだって。
めっちゃカカオ豆みたいな形してるなって思ったけど、それを言ったら怒られそう。(だから誰に?)
拝殿にて参拝をして、御朱印を貰って、周辺探索・・・というのがふわりさんの神社にあがらせていただいた時のルーティン。
この道だーれも歩いてなくてゆっくり見れました。
みんな表側だけじゃなくて裏側まで見ようぜ!拝殿だけじゃなくて、本殿も見れるぜ!
場所によっては天神社とも呼ぶらしいです。
んっんー、こういうのが日本語が難しいと呼ばれる所以なのかとも思ってしまいます。呼び名はひとつに限定しようぜって。
天神様は、平安時代を代表する学者・詩人でもあり、有能な政治家でもあり、学問の神様として知られる菅原道真公です。
とりあえず僕にも有能さを少し分け与えてください!おねしゃーす!
菅原道真の使いの牛。
使いの牛ってのは「神様の使者」という意味。か、かっけぇ・・・!
傷や病気の箇所をさすると治ると言われてるそうです。そんな予備知識を入れてこなかった僕は突然現れた可愛い牛の像にメロメロメロンになってしまい、ど正面から写真撮っちゃいました。
そして使いの牛が見ているその先には・・・
藤原道真の御社殿がありました。
このアングルは使いの牛の目線です。主人をいつまでも見守っているって感じで非常に素敵でした。
こちらの池は富士の雪解け水が熔岩の間から湧き出ているもので、1年を通しても水量に変化がほとんど起こらないみたい。
古くから富士道者の人たちはこの池で身を清めて、六根清浄大祓っていう祝詞を唱えながら登山をする習わしだったんだって。
六根=人間に備わっている六つの感覚器官の眼・耳・鼻・舌・身・意のこと。
登山者の心身が清らかになって、無事に登山ができるようにってことで、湧玉池で穢れを浄化してから登っていたみたいですな。
そういえば高尾山に登った時も同じ六根のくだりあったなぁ、と思い出しました。
湧玉池をぐるりと回ると、禊所の立て札が!
どこかの会社の人3〜4名が池の中に直接入って、足を清めてました。
みんなスーツ着てたからね、たぶんどこかの会社勤めの人たちなんだろうね。しかもそこそこ年配の方たちだったので偉い人たちだったと思われます。
池の中でたくさんのカモが優雅に泳いでました。
こんな綺麗な池をお家にしてるなんて、サムズアップからのグッドボタン!イイネ!
人に警戒してるように見せかけて、超至近距離まで近付いてきてくれましたよ。
そういえば最初の方で生まれ変わった先が淡水魚だったら・・・って言ったけど、やっぱりカモに転生したいカモ。
今回のベストショットはこれで決まり!
水中に潜ってご飯を食べてる瞬間なんですが、3羽並んでお尻見せてるの可愛すぎません?こういうの見ちゃうとおしりポンポン叩きたくなる・・・。
てな具合で今回も満喫した神社巡りでした。
***
ではいつも通りのタイトル回収。
ふわりさんは神社にあがる際は、拝殿側だけで無くぐるりと回って本殿側も見る・・・と言ったことを書きました。
それは小さな気付きがあるからです。
こんなところに傷がある、こんな造りになっているんだ、ここだけ色が違う、ここだけ修復されている・・・。こういうのもまた楽しみのひとつになるんです。
これは対人関係でも言えると思っています。
自身の考えと、相手の考え方に相違があった場合は、あらゆる角度から相手の言葉の真意を知る。
どうしてそんなこと言うんだろう、そんな考え方もあるんだ、だからあんな言い方だったのか・・・。
考え方は十人十色。自分と1ミリのズレもない考え方を持った人に会うことなんて難しい。
だからこそ、どうして?なんで?と相手のことを色々な角度から見て、知っていくんです。
人間関係の成り立ちはそういうものだと思ってます。
中には「自分さえ良ければいい」という思考の持ち主だったり、自分が中心に居ないと拗ねる人だったり、嘘を嘘で固めて人を惑わしたりする人も居ます。
どうしても自分と相性が合わない人というのは当然いるし、僕はそういう人たちのことを理解しようとはしません。
聖人君子じゃあるまいし、全ての人間に好かれようなんて思いません。嫌われてなんぼなんです。
それでも僕のことを選んで仲良くしてくれる人たちのことは大事にしたいし、仲良くしてくれる人たちのことを理解してあげたい。
だから、相手を取り巻く環境も含めて話しを聞く力と、何パターンもある正解の中からその人にとって一番良かったなって思える選択肢に導く力を養っていきたいと思う日々です。
なーんか書いてて思いましたけど、僕はやっぱり聖人君子になりたいのかもしれません。
全人類に対する聖人君子ではなくて、僕と仲良くしてくれる全ての人に対しての聖人君子に。
六根清浄大祓が出てくる記事。
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