砂浜ピクミンを探しに東京の浜辺に行った②
葛西臨海公園は水族館のイメージが強くて、砂浜もあるとは知らなかった。Google Mapを見ると「U」を逆さまにしたような堤防?砂浜?が2つ並んでいる。
りんかい線で新木場まで行き、京葉線で1駅。京葉線快速に乗るとすっ飛ばされる、葛西臨海公園駅。
ちなみに、ディズニーランドに行くのに東京駅で京葉線に乗り換えるととんでもなく歩く。でも新木場で京葉線乗り換えはかなりスムーズだし、帰りがりんかい線でよいなら、始発だから確実に座れる。こりゃいいや。
マスクをずらして鼻から息を吸うと、海のにおい。潮のかおりがする。マスクは想像以上に「におい」をシャットアウトしている。
駅から南へまっすぐ大通りを進むと、展望台がある。が、工事中で入れず、横から雑木林を抜けて海側へ。広い広い芝生は、テントでのんびりするファミリーがたくさんいた。中学生男子がフリスビーで遊んでいる。歩いているこっちの方に飛んできて、声変わりしたばかりっぽい声で「すみませんっ」と一言、フリスビーを急いで拾っていった。
芝生を抜けて橋を渡ると、地図で言うと「左のUもどき」、葛西海浜公園に入る。ここは「葛西臨海公園」とは別物らしい。
こんなに干潟があるなんて知らなかった。私が知ってる都会の干潟は、TOKIOが頑張って作った横浜DASH海岸くらいだ。
前回訪れた「大森ふるさとの浜辺公園」と同じく、ここも遊泳禁止。アカエイが出るらしい。英語で「stingray」と書いてあって、なんか聞いたことあるなーーーと思ったけど思い出せない。いろいろ検索したら、ロックマンX4の敵キャラ「ジェット・スティングレン」だった。改めて見たら、確かにエイっぽい。実家にあったな、懐かしい。
砂浜をうろうろしてピクミンを探す。今回も苗を見つけた。しかも2個。でも1個は既に持ってる砂浜ピクミンと色かぶり。残念。
調べてみるとこの浜辺、なんとラムサール条約登録湿地だった。国内でわかりやすいところだと釧路湿原も登録されている。こんな人工の都会の干潟でも認定されるのか、とびっくり。
…と、よくよく調べると違った。ちゃんと昔から天然の干潟がここにはあった。そこを保護再生するためにできたのが葛西海浜公園らしい。そして実際、たくさんの水鳥がこの湿地を訪れている。
浦安の干潟関連をググっていると、団地マニア大山顕さんの記事が出てきた。埋立地への愛と、今も住宅地に残る堤防跡など、熱量のすごい記事で面白い。地図や航空写真で埋立地の歴史がわかっておすすめ。関西方面の芦屋の話もあるよ。
京葉線、舞浜と新浦安の間には「浦安鉄鋼団地」がある。こんなとこあったのか、てかなんで今まで気づかなかったんだ、と車窓の景色にグッと心を掴まれた。無骨な三角屋根(と言っていいのか?)の建屋が所狭しと並んでいて、民家なんか知らねぇよ、と言いたげな迫力。Google Mapで「鉄鋼通り」と検索したら出てきます。
釧路湿原は既に行ったので、次に行きたい湿原は立山の弥陀ヶ原です。
▼前回のピク活。