知的障害児が広告モデルになれる仕組みを作り、障害があっても輝ける社会を築く為にクラウドファンディングはじめました!
こんにちは、タケルのママこと、内木美樹です。
私には自閉症と重度の知的障害を持つ長男タケル(7)と、健常児の次男ユズル(5)がいます。
タケルに障害があると分かるまで、私は障害に関して完全に無知でした。
本当に恥ずかしい話なのですが、障害者に偏見すら持っている人間でした。
なので、タケルに初めて障害の疑いを抱いた時、目の前が真っ暗になりました。
でも、息子と共に私も成長し、障害について学んでいく事で、
障害者への偏見は、尊敬へと変わっていきました。
タケルの障害を受け入れられる様になるまで、4年半かかりました。
でも今では、
「障害があってもめちゃくちゃ可愛い♡」
「障害児子育ては、思っていたほど悪いもんじゃない」
と胸を張って言えます。
障害児子育ての現状
去年からは、より多くの方に障害を知ってもらい、以前の私の様に
お子さんの発達に絶望を感じているママパパさんの心を軽く出来ればと、
YouTube や Instagram も始めました。
すると、多くの障害児を育てているママさんからメッセージをいただくようになりました。
という、切実なお声も届きました。
私は、健常者と障害者の間には「ガラスの壁」が存在していると感じています。
健常者側からは、障害者側はよく見えていません。
意識をすれば見えるのですが、普段は意識をする機会がないので、視界に入っていません。
とはいえ、多くの方はできるものなら力になりたいと思っています。
でも、どう接すればいいのかが分からないのです。
一方で、障害者側からは健常者がよく見えています。
私たちのことをもっと知ってもらいたい、といつも想っています。
でも、自分たちから健常者側に歩み寄るのはとても勇気がいります。
もしこのように言われたら…と思うと、なかなか一歩を踏み出せないのです。
解決した社会問題
そこで考えたのが、「知的障害児モデル」です。
いわゆる、キッズモデルの知的障害児版です。
大半の人は、障害者に触れる機会がないからどう接すればいいのかわからないだけ・・・
それであれば、障害者を見てもらう機会を作ろう!と。
そして、障害を知ってもらうきっかけを作ろう!と。
例えば、障害児がとある大手スーパーの広告モデルに起用されたとします。
そうすると、多くの人がインターネットやSNSでこの障害児モデルを目にします。
今まで何となく、
障害者=不幸、怖い、気持ち悪い
という印象を抱いていた方々も、予想に反してキラキラと楽しそうにしている障害児モデルを見ると、このような反応が起きます。
このように、障害児モデルが活躍し、障害者を見る機会があれば、
知ってもらえる機会が増えます。
理解をしてくれる人が増えます。
そうする事で、障害者やその家族が生きやすい社会ができあがります。
障害者にやさしい社会は、誰しもが暮らしやすい社会だと信じています。
知的障害児の撮影について
知的な障害のある子ってどういう撮影ができるの?
と疑問に思う方もいらっしゃるはず。
こちらは子供やその時の環境によって様々なので、「これ!」という明確な答えはありません。
カメラ目線ができる子もいれば、そうではない子もいます。
カメラマンの指示に従える子もいれば、そうではない子もいます。
本当に様々です。
なので、このようにご理解いただければと思います。
1)撮影場所
ご依頼をいただく企業のご要望が第一ですが、
出来る限りモデルが笑顔になれるように、場所は「スタジオ」ではなく
「モデルが自然体でいられる場所」をご提案します。
2)知的障害児モデル = 赤ちゃんモデル?
例えばオムツのCMには赤ちゃんモデルが登場しますが、赤ちゃんは泣いてしまったり笑顔になれない時もありますよね。
知的障害児モデルも同様に、慣れない場所、初めての人、明るい部屋など
刺激が多いと落ち着いている事が難しい場合もあります。
当然、そうならないように事前に準備や当日の配慮を行いますが、仮に撮影が一時中断してしまってもいいように、時間に余裕をもって撮影をお願いしています。
3)その場で起きるドラマを大事に
通常、広告モデルを起用する場合は、事前に企画書を作り、どこでどんな写真を撮るかを決めてから撮影を迎えます。
しかし、赤ちゃん同様、知的障害児モデルは予定通りにいかない事もあります。
ですので、事前にカッチリ何を撮るのを決めるのではなく、撮影当日に起きる「ドラマ」に重きを置いていただく様、お願いしています。
大人から指示された姿ではなく、ありのままの自然な姿を撮影していただければ幸いです。
モデルの紹介
現在、弊社には9名のモデルが所属しています。
みんな、本当に純粋で裏表がなく、可愛い子たちです。
知的障害児モデルの魅力
知的障害児モデルの1番の魅力は、「飾らないところ」です。
一般的にモデルは、カメラに向かってポーズを取ったり目線をカメラに合わせたりします。
でも、この子たちは撮影中もカメラを気にしません。
ただ純粋に、その場に「いる」事を楽しんでいます。
なので、飾らないありのままの写真が出来上がるのです。
クラウドファンディングについて
そして、
より多くの方に知的障害児モデルを知ってもらいたい!
という想いから、この度、クラウドファンディングを立ち上げました。
ご支援いただいた資金の使い道は、主に知的障害児モデルをプロモーションする為の費用にあてさせていただきます。
--------------- 目標金額:100万円 ---------------
ホームページ制作費: 約50万円
(実績作りの為の)無料撮影費: 約30万円(先着5社×6万円)
宣材写真撮影費: 約10万円(5万円×2回 @東京、大阪)
手数料: 約10万円 (9%+税)
※ 知的障害児モデル事業は、支援総額が期日までに目標金額に達しなかった場合でも必ず実行します。
そして、こちらがリターンの詳細です。↓
【1,000円プラン】
お礼のメール
※支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。
【5,000円プラン 】
公式ホームページにお名前掲載
※支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。
【10,000円プラン 】
障害児モデルからのお礼動画(限定公開)
公式ホームページにお名前掲載
※支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。
【20,000円プラン 】
1)障害児モデルからのお礼動画(限定公開)
2)公式ホームペ-ジにお名前掲載
3)公式 YouTube 動画にお名前掲載
※支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。
【30,000円プラン 】
1)障害児モデルからのお礼動画(限定公開)
2)公式ホームペ-ジにお名前掲載
3)公式 YouTube 動画にお名前掲載
4)代表・内木による zoom インタビュー(記事は弊社ホームページに掲載)
※支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。
※リターン(インタビュー)履行の有効期限:2022年6月末
※本プロジェクトを支援して下さった理由や経緯についてお伺いします。
【50,000円プラン】
1)障害児モデルからのお礼動画(限定公開)
2)公式ホームペ-ジにお名前掲載
3)公式 YouTube 動画にお名前掲載
4)代表・内木の貸出し(イベント、セミナー、トークショー等)
※貸出時間:最大1時間
※支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。
※公序良俗に反する内容、法令に違反する内容などはお受けできません。
※交通費や宿泊費はご請求させていただきます。
※リターン(貸出)履行の有効期限:2022年12月末
【100,000円プラン ①】
1)障害児モデルからのお礼動画(限定公開)
2)公式ホームペ-ジにお名前掲載
3)公式 YouTube 動画にお名前掲載
4)プロのライターによる zoom インタビュー(記事は弊社ホームページに掲載)
※支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。
※本プロジェクトを支援して下さった理由や経緯についてお伺いします。
※リターン(インタビュー) 履行の有効期限:2022年6月末
【100,000円プラン ②】
1)障害児モデルからのお礼動画(限定公開)
2)公式ホームペ-ジにお名前掲載
3)公式 YouTube 動画にお名前掲載
4)代表・内木の貸出(イベント、セミナー、トークショー等)
※貸出時間:最大2時間
※支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。
※公序良俗に反する内容、法令に違反する内容などはお受けできません。
※交通費や宿泊費はご請求させていただきます。
※リターン(貸出)履行の有効期限:2022年12月末
※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最後に
息子のタケルに障害の診断が下りるまで、私は日本は障害者に冷たい国だと思っていました。
私自身が、障害者に冷たい人間だったからです。
でも、いざタケルと一緒に社会に出てみると、私が思っていた以上に世間は温かかったです。
例えば保育園の保護者会で、
タケルには自閉症と重度の知的障害があります。
ご迷惑をおかけしたらすみません…。
と心を開いてお伝えしました。
すると、多くの方が泣いている私のところに来てくれて、
私もうちの子も、タケルくんの事大好きだよ。
一緒に成長を見守るから大丈夫だよ。
と言ってくれました。
あんなに人の温かさを感じ、嬉しくて号泣した日は、後にも先にもありません。
障害者に差別的な意識を持っている人はほんの一握りで、殆どの方は応援しようとしてくださいます。
恐らく、この note をご覧になっている皆さんも、そうなのではないでしょうか。
でも、多くの方は何をどう応援すればいいのかわからないのです。
なので、障害者に目を向ける機会や、応援できる場を増やせば、
健常者も障害者も、もっと心で近づける日がくると信じています。
その機会を、知的障害児モデルたちと一緒に作っていただけませんか?