重度知的障害を持つ息子との外食

私の息子のタケル(当時6歳)は、自閉症と重度知的障害を持っています。
今日はそんなタケルとの外食のお話です。

▼ どこに行く?
タケルは好き嫌いがとても多いです。
まず、麺類は一切受け付けません。
そして、パンやピザ、お好み焼きといった粉物もほぼ食べません。
なので自動的に、そば、うどん、ラーメン、お好み焼きやイタリアンは候補から外れます。

キッズメニューの定番のカレーも、保育園では食べるのに、家や外食先では食べません。
家ではサーモンをもりもり食べるのに、回転寿司では回っているお寿司が気になるのか、全然食べません。

そんなこんなで、行く先は大抵ファミリーレストランです。
すかいらーくグループやデニーズには大変お世話になっていますm(_ _)m

とは言え、タケルは食に対する欲求が薄いらしく、注文したはいいものの、気分が向かないので全く食べない…なんて事もしばしば。
なので、パパママの注文は、タケルが残すことを前提に決めていきます。
(しかし、予想に反して完食する事もあります。タケルクイズ、恐るべし!)


▼ 必需品
今でこそスプーンやフォークを使って食べられるようになりましたが、6歳当時はまだ手づかみで食べていました。
ご飯はもちろん、オムライスやハンバーグ、かき氷ですらも手で食べるという強者です。

しかし、手が汚れるのは嫌らしく、何口か食べると「ティッシュー!」と言って濡れたおしぼりを欲しがります。
(それならスプーン使おうぜ…)
しかも、手で掴んだご飯を口に入れるタイミングでこぼれる事が多いです。
そんなわけで、毎回大量のウェットティッシュとエプロンはマストでした。



3歳~5歳の頃は、レストランに行ってもじっと座っていられなかったり、そのその入店を拒否するので公園で遊んでからじゃないと行けないなど、今思うと大変な事は多々ありました。
でも、大きくなるにつれてそれらも改善し、7歳になった今ではスムーズに入店、すんなり座ってくれて、しっかり食べてくれます。
何より、特別絵支援学校に通う様になってスプーンやフォークを使えるようになったので、手ぶらでも大丈夫です。
大きくなったなぁo(TヘT)o


現在未就学児で障害をお持ちのお子さんを育てているママさんパパさん、大丈夫ですよ。
みなさんが苦労されている事は、他の方々も通ってきた道です。
でも、子供はちゃ~んと成長します。
気づけば出来る様になっています。
あなたは1人じゃない。
だから大丈夫ですよ(^ ^)

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