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離れたところから農業に携わる第三の農家「遊撃農家」を増やす仕組みをつくりたい。
平日は都内で会社員をしつつ、週末は全国の農園を飛び回る「遊撃農家」をしているハラと申します!
「遊撃農家」の生みの親である伊藤洋志氏が、フリーランス農家=遊撃的農家を増やす仕組みをつくるべく、クラウドファンディングに挑戦されています。わたしも微力ながらサポートさせていただいています。
【お得意の農家さんからの予約購入を推進する
フリーランス農家「遊撃的農家」を増やしたい!】
「遊撃農家」を増えれば実現されると我々が考えている未来と、そもそもの問題意識、そして本プロジェクトでチャレンジしたい活動についてまとめました。
こちらのnoteの文書はプロジェクトの要約版です。農業現場の「いま」や遊撃農家が実現しようとしている「みらい」について、細かなニュアンスは伝えきれていません。伊藤さんの全文をどうか、ご確認ください…!
(1)目指していること
「もっと広く農業を支え、参加する仕組みを作りたい。」
土地を持たない農家を育てるための長期プロジェクトです。専業農家でも兼業農家でもない、離れたところから農業に参加する方法として、第三の農家「遊撃農家」の基盤づくりを行います。
同時に、ある程度の食材は馴染みの農家からいつも届けてもらえるような関係を、食べる側と生産者が築けるようにする活動でもあります。
(2)プロジェクト背景
「農園の問題は、我々の食卓と地続きである」
遊撃農家が着目しているプロジェクト背景は、大きく3つです。
①「猫の手も借りたい…」人手の不足。
現在の農業現場は、できるところは機械化しています。それでも人手が足りず、一部には外国人研修生頼みになっているところもあります。
今回の新型コロナウイルスに関連しても、研修生の来日が延期され、人手が足りずに作物を廃棄したというニュースがありました。
②素材の質を決める鮮度を犠牲にする流通構造。
素材の実質的な質はどこで決まるのでしょうか。 一つ、イメージしやすいのは鮮度です。よく山村では「明日収穫しようと思ったら猿に取られた」と言います。収穫のタイミングは味を左右します。
現代の食材の入手方法は、スーパーマーケットで買うのが一般的です。ただ、問屋や市場など間に仲介する点が多い。 中継点が多いと早めに収穫する必要があるため、完熟度や鮮度を犠牲にしている面があります。
③消える納品先、行き場を失う野菜。
お店は天候で客足が変わったりもするので、直前で納品数が急に変わったりします。例えば、5箱と思って収穫してたら急に2箱になった、などの状況がおきます。
その場合は、残りの3箱の行き場がなくなってしまいます。 逆も然りで何日までに絶対5箱、という要望を確約しにくい事情も農家側にはあります。
(3)では、「遊撃農家」は何をするのか?
①農産物の予約購入で、食べ頃を逃さない。農家のお得意さんになり、ギグ・エコノミーを回避せよ!
予め注文を集めておくことで、農家さんは農作業の段取りがつけやすくなります。さらに、新鮮でちょうどいい熟度の農産物が届けられるようになるのです。
②それはただの慣習か、それとも継承すべき伝統か?現場視点で農産物の価値を高める
あれこれ知恵を絞って農産物の価値を高めるのが遊撃農家の役割です。これまでの評価軸を変えることにも取り組みます。例えば果物で言えば糖度が大事で見た目のきれいさが必須になっています。
そこに対して、
「いや酸味が強い方が果物らしくて良い」
「多少形が不規則でも味に別状がなければよい」
「葉っぱが混ざったほうが畑の雰囲気を伝えられてよい」
など、既存のものとは違う評価軸で考え直す活動をします。
③農作業をオープン化し、現場に関わる人を増やす。産地を鼓舞する最適解は、継続と集中にあり!
遊撃農家のもう一つの役割は、農作業の技術を持った臨時で動ける人であることです。農業現場の人手が不足に対して、援農ボランティアなどいくつかの仕組みがあります。しかし、完全にボランティアだと農家さんも気を使うし、また初体験だと危険なことも多く、作業手順を教える手間がかかります。
遊撃農家は繰り返し繁忙期に作業をするので、作業技術が向上します。本職の農家さんの手間をかけずに人手に加われます。災害ボランティアとしての活動も、日頃から農地に出向いて作業に熟練して備えるとより力になれます。
(4)まとめ「チャレンジ内容と資金の使い道」
まとめです。 第三の農家として繁忙期などピンポイントで作業を手伝いに行き、販売その他のサポートを行うスーパーサブとしての農家のあり方、遊撃農家を提唱します。
しかし、遊撃農家を始めるとしても、全く未知の場合もありますので、簡単な心得や多少の予備知識があるとスムーズです。伊藤さんは農学部卒で農業ライター、わたくし原は農業サークルに所属していたので比較的とっつきやすかったですが、そういう背景がないと最初のとっかかりが難しいと思います。
そこで、やりたい人がいたら個別に講習をして準備します。 遊撃先の農家さん探しは、当面は事務局が人づてにパートナーシップを組めそうな専業農家さんを探します。 さらに、活動が続けやすくするために、遊撃農家の共通の基盤づくりをします。
まとめると、以下にチャレンジするために資金を募ります!
①遊撃的農家の講習会(心得書作成)
②遊撃農家が共有する販売基盤の整備
―オンラインストア制作…予約/決済/発送/情報提供の仕組みを整備する。
―年1回発行のカタログ制作…カレンダーのような年間の出荷予定が分かるものを想定。
(5)遊撃農家をはじめてみたい方へ
「兼業でも続けられるのが、遊撃農家」
わたくし原は、会社員と遊撃農家の両立を試みて5年目になります。遊撃農家を続けるコツは大きく分けると以下の2つです。
①自分の仕事の繁忙期と農園の繁忙期を把握する
②遊撃農家を継続したくなる自分のツボを見つける
こちらの詳細については、また後日…!
こちらのnoteの文書はプロジェクトの要約版です。農業現場の「いま」や遊撃農家が実現しようとしている「みらい」について、細かなニュアンスは伝えきれていません。伊藤さんの全文をどうか、ご確認ください…!
▼伊藤さん「遊撃農家」クラウドファンディングページ▼
https://kibidango.com/1404?fbclid=IwAR2s5o8a8QdIcK-hYVbDys_
▽「遊撃農家はら農園」最新情報はInstagramで配信中📷▽
https://www.instagram.com/yuugekinouka_haranouen/
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