罪悪感について
わたしが退職を決意するまでに
どんな感情があったかというと、
その一つが「罪悪感」です。
用語を検索すると
「社会のルールや道徳的な規範から外れた行動を取った時に自分を責める感情のこと」
と、あります。
具体的にどんな「罪悪感」があったかというと、
1.親に進学させてもらい看護師になったのに、今後看護師をしないかもしれないことは親を悲しませるのではないか
2.せっかく看護師免許を持っているのにそれを活かさないのは、社会のためにならないのではないか
3.新卒からお世話になった職場で、今度は自分が教える立場になるべきなのに、それを放棄してもよいのか
これが、わたしにとって「罪悪感」の対象でした。
つまり、
①親を悲しませてはいけない
②社会に貢献しなければならない
③恩返しをしなければならない
こういったことが、わたしの中に
社会的なルールや道徳的な規範として
存在していたのだと思います。
こうやって罪悪感の正体を整理してみると、
なるほどな〜、これはツライ、自分て結構真面目だな〜と
一歩引いたところから自分を客観視できたような気がします。
そして、次にやったことは、
少し視点を変えて考えてみることです。
1)仕事を辞めることは確かに親を悲しませるかもしれないが、わたしが仕事に追われて元気をなくしていくのも同じくらい悲しませるかもしれない
2)現時点でいちばん社会に貢献できる手段は看護師をすることかもしれないが、社会貢献の方法は他にもあるはず
3)これまで自分なりに精一杯、組織人として働いてきた。恩返しというなら、それで充分と言ってもいいのではないか
こんなふうに、ちょこっと視点をずらして捉え直してみると、
ずいぶんと罪の意識がやわらぐから不思議です。
退職という転機を通して、わたし自身が自分について知ったことは、
「罪悪感」を感じやすい性質がある
ということです。
この性質が良いとか悪いとかはどうでもよくて、この性質があると知ったことが大きな収穫だと今は思っています。
なぜなら、
別件で同じような感情に襲われた時、
そうだった、わたしは罪悪感を感じやすい人だった!いつものやつね、おっけー👌
みたいな感じで、ビックリすることがないからです。その分無駄に嫌な気持ちになることを避けられるのです。
そして感じてしまった「罪悪感」は、
多角的に捉えることでやわらげることができるのです。
はい、とても素晴らしい👏
わたし結構、上級者ですね〜
わたしはこんなふうに
"視点を変えて自分をゆるめる”のが習慣になりつつあります。
そのおかげか、機嫌よく過ごせることが増えました。
これからも「罪悪感」を見つけたら、
次々に手放してやりたいと思っています!!💪
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