退職を決めたワケ
はじめに。を読んでくださった皆様、
ありがとうございます。
ここでは、タイトル通り
なぜ、およそ20年勤務した職場を離れようと思ったか
について書いていこうと思います。
私はわりと大きな病院の看護師、助産師をしていました。
看護業界ではよく言われることですが、
人手不足なのに業務量は増えるばかり、
勤務中は業務をこなすことに精一杯で
患者さんやご家族と向き合う時間も、精神的余裕もあまりないというのが正直なところです。
そんな中、自己成長も当然に求められ、
休日返上で看護研究や病棟活動に取り組んだり、
毎年度決められた研修プログラムをこなすことが当たり前とされます…
そして夜勤をしながらの体調管理は、体力的にも精神的にも年々無理がつのるのが実情です。
そんな日々は、ひとことで言えば『消耗』
が、一番しっくりくる言葉でした。
定年まであと20年近くある…
そんなに長くこの生活を続けるのは絶対に無理…
このままここにいても、わたしは到底何かを生み出せる気がしない!
ただ無心に生活のために、コマのように働き続けるなんてもう嫌だ!!
比較的穏やかな部署から
ややハードモードの部署への異動をきっかけに
私の中の小さな自分がついに声をあげたのでした。