退職を決意する過程で気がついたこと
就職し始めの頃は学生の延長のような気分で、職場で出された課題に取り組むことになんら違和感を持っていませんでした。
"仕事は辛いもの"
"お金は簡単に稼げない"
だから、
つらいとしても、こんなもんだよね、
望みを言ったらキリがないし、
給料が安定しているだけでもありがたいよ
くらいの感じでした。
勤続年数を重ねると、管理職として声をかけていただけることもありましたが、
少しずつ労働環境に違和感を感じるようになっていたわたしは、
自分がやっていてあまり楽しいと思えないことを先導する立場になるなんて、到底耐えられないと感じていたので、
それだけはちょっと…と、唯一そこだけは自分を守って辞退し続けていました。
自分の意思として、管理職に就かないということは、今後ここで長くは働かないということなんだろうな〜と、
数年前から少しずつ「辞める」ということについて漠然とだけど意識は持ち始めていたように思います。
前回の投稿で、
コマのように働く日々は、ひとことで言えば『消耗』
このままここにいても、わたしは到底何かを生み出せそうにない。
と書きましたが、
ん?…ということは、
"何も生み出せないことがストレスと感じている"
ということは、、、
もしかして
"自分は何かを創造したい"
と思ってるってこと??
まさかね。
自分でも、かなり疑いました。
これまで自分はマニュアル人間で、マニュアル通りに確実に実行するのが好きなタイプだと思ってきたからです。
自分のことなのに、
え?そうだったの?知らなかったんだけど!
と、新鮮な感覚でした。
「自分のことは意外とわからないものだ」と聞いたことがあるけど、本当にそうなんだと思いました。
これまでのガチガチ思考による
いろいろな感覚の麻痺という後遺症がまだ強く残っているため、
現在、何を創造したいのかまでははっきりと自覚できていませんが、
"何かを創造したい"という、奥底の思いだけは「ある」と認識することに決めました。
自分の思いに自分で気づくことができると、
なんだかほっとするような
ほのあたたかい感情に包まれたのでした…🍵