マリー・アントワネットに別れを告げて [映画]
ずっとうっすら気になっていた映画。U-NEXTで見つけて観た。
王妃の朗読係を務める侍女シドニーの視線から描かれた、バスチーユ陥落前後のヴェルサイユ。
まずヴェルサイユの埃っぽさというか、そこはかとなく据えた匂いを感じる絵作りなのが良かった。リアルで!
いや、実際当時のヴェルサイユ宮殿に行ったことがあるわけではないけど、トイレがなかったとか入浴習慣がなかったとかの逸話はあるわけで、
そういった逸話と地続きと感じるヴェルサイユ宮殿。微妙にぼろいし暗い。
(ソフィア・コッポラの