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あなたも出来る!「多様性」のある組織の作り方【キャリコンサロン編集部】

この週末に「NLP話し方・プレゼンテーション心理学講座」を受講してきました。

これまで主に自分がやってきたプレゼンはスライドを使いながら喋るのものでしたが、今回はそういう物を使わないことが前提です。

最後の発表をビデオに撮ったのですが、思った以上に下手くそで笑っちゃいました。

やっぱりプロの方は上手いんだなと実感できる良い機会だったと思います。

またこの手の研修は多様なバックグラウンドを持った人々と交流できるのも良いところです。

・コンサル
・ベンチャー
・フランチャイズ
・中小企業診断士
・介護
・スポーツクラブ 
etc...

色々な方のお話を聞いて、あらためて自分の周りは多様性が少ないなと気づかされました。

もっともっと外に出ていかないと!

このように多様性について考えている私が所属する「キャリコンサロン編集部」の今週のお題は「多様性を考える」です。

「多様性」というと最近では、

・女性活躍
・ジェンダー平等
・外国人労働者受け入れ

などの問題で語られることが多いですね。

しかしながら、なぜ多様性が重要なのか語られることは少ない気がします。

ボーッとは生きていない賢明な皆さんは答えられますよね?

そうです。なぜなら多様性のある組織では、

異なる観点での意見が集まり、その意見を活用することで、より良い問題解決や意思決定が可能となるから~

なのです。

では、多様性のある組織はどのように作ればいいのでしょうか?

私は以下の3つの手順をお勧めします。

・自分とは価値観が違う人を組織に入れる
・とにかく意見を受容する
・チャンクアップ&ダウン

ひとつずつ見ていきましょう。

◆自分とは価値観が違う人を組織に入れる

自分と仕事上での価値観が違う人を見つけるには「キャリア・アンカー」がお勧めです。

キャリア・アンカーは働く上での「譲れない価値観」のことであり、8種類のタイプに分類されています。

キャリア・アンカー自己診断とインタビューをすることでその人のタイプが分かります。

自分とキャリア・アンカータイプが違う人を組織に入れて、意見交換する機会を持つようにしましょう。

◆とにかく意見を受容する

せっかく仕事上の価値観が違う人を組織に入れても、その人の意見を受け入れなければ何の意味もありません。

意見を受容できるように以下のことを心掛けましょう。

①その人のことを重要人物だと思う
②自分の価値観を一旦脇に置いておく
③話を聞いている時の自分を客観視する

特に三番目は重要です。

自分を客観視出来ていないと感情的になってしまい、他人の意見を否定しがちになりますので気をつけましょう。

◆チャンクアップ&ダウン

ここまでは何とかできたとしても、実際に異なる観点からの意見をどう取りまとめればいいのでしょうか?

私もいつもここで悩んでしまっていました。

そんな私に冒頭にも出てきたNLPが教えてくれました。

それが「チャンクアップ&ダウン」です。

◆チャンクアップ&ダウン
マネジメントやコーチングなどで使われるコミュニケーション手法の一つです。チャンク(Chunk)は大きな塊の意味です。
チャンクアップは議論をより抽象化するときに使われ、議論の目的や意味を問うことで、全体の方向性を確認します。
チャンクダウンは物事を具体的に、課題を細分化していくときに使われます。
チャンクアップ&ダウンはチームでの会議、1on1など、ビジネスのさまざまなシーンで活用することができます。

日本の人事部HPより抜粋

ざっくりとしたやり方は以下の通りです。

異なる意見が出たら「チャンクアップ」していき、お互いの意見が同一目的であるかどうかを確認する。

同一目的であれば「チャンクダウン」していき、お互いの意見の統合を図る。

詳細なやり方についてはインターネットサイトを参考にしてもらえると嬉しいです。

いかがでしたでしょうか?

「多様性を考える」というと難しく聞こえ、身構えてしまうかもしれません。

でもこの記事を読むことで、実現イメージが少しでも見えたら私も嬉しいです。

では、来週までまたご機嫌よう(^_−)-⭐︎

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