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021  COMETA

クリエイティブな小皿イタリアン。

【お勧めシーン】 1人ランチ、2〜3人での食事
【こんな人に】 外さないイタリアンの店を知りたい、ワイン好き、地元人気重視、繁華街から離れていても行ける、クリエイティブな雰囲気が好き

好きな音楽やファッションが洗練されている感じの地元の子たちのお勧めで、名前だけずっと覚えていたお店。
パッと時間が空いたときに、午後4時とかの中途半端な時間に出かけてしまったのだけど、雰囲気と料理に間違いないと思えたお店。
場所は、最近お散歩エリアとして人気の蘇州河沿い。川沿いの簡素な感じのビルの1階にあって、知らなかったら絶対に来ない場所。オーナーと調理場の人は西洋系の人で、犬の散歩途中のお客さんと立ち話したりしている感じ。一角はちょっとしたショップになっている。
で、イタリアンなのだけどお勧めはスペインのピンチョスにも似たイタリア風の小皿メニュー。ちょっと中国っぽくアレンジされているのだけど、創作とか、フュージョンとかの言葉を当てはめるのは違う気がする料理だ。
いちばん人気だという「茄子芝士春巻(ナスとチーズの春巻)」(48元)は、熱々ののびーるチーズ入り。そこにナスとトマトも入っていて完全にイタリアンだ。創作というより、元からそうだったくらいに安心して味わえる一品だ。

「茄子芝士春巻(ナスとチーズの春巻)」(48元)。春巻の皮、万能。

なので、イタリアンだからとパスタやピザを頼んで完結してしまうのはちょっともったいない。2〜3人で小皿をいろいろ頼んで、ワイン一本頼んで午後遅めから川沿いの夕焼けを眺めながら飲むのがいいかも。
外にベンチみたいな席もあるので、春、もう少し暖かくなったらまた行きたい。


<これもお勧め>

「番茄芝士飯団」(48元)。トマトリゾットみたいな風味のお米が入ったライスコロッケ。
「布拉塔芝士帕爾馬火腿」(158元)。2022年頃から上海はブッラータチーズブーム。それとハムのおつまみサラダプレート。

<DATA>
上海市静安区南蘇州路1405号
地下鉄13号線「自然博物館」駅3号出口から徒歩約10分
12:00-24:00
☆週末の夜は要予約。ハイボールは、日本人の思う味ではないので注意(甘い)。

(掲載日:2024年3月3日)
※メニュー内容、メニュー名、値段、店舗の外観や内装は掲載日の時点のものです。

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