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034  MIMILATO

一口目に感動するアイス。

【お勧めシーン】 街歩き中のおやつ
【こんな人に】 アイスが好き、中国らしいクラフトアイスに興味、食欲がない、ランチはアイスでいい、甘過ぎは苦手

暑くなってきたので、アイスのお店も何軒か入れていこうと思います。
上海に個人経営のクラフトアイスのお店ができはじめたのは2017年ごろ。仕事で関わった旅行メディアにも載せたりしていたと思う。
今回紹介する『MIMILATO』は比較的新しいお店だけど、自分のなかではいまのところ上海でいちばんのアイス。アイスの素材に自家農園で採れたものを使っているそうで、季節ごとにメニューが変わっていく。日本人イラストレーター・HASE WAKANAさんのロゴも独特でかわいい。
なぜいちばんなのかというと、素材以上に素材の味がして、一口目の感動が圧倒的なこと。
お勧めは、採れたての新茶をそのまま飲んでいるのではないか、日本の抹茶アイスって邪道だな、とさえ思える「明前龍井」と、薄荷の葉っぱそのままの青臭さが絶妙なミントアイスに、ビターチョコのチップが混ざった大人すぎるチョコミント「薄荷巧克力砕」(2色のダブル35元)。
想像していた味とことごとく違って、びっくりのおいしさ。何度食べても。

「明前龍井」と「薄荷巧克力砕」(2色のダブル35元)。予想外の味わい。

ここから少し歩いたところには雲南の米線のお店「雲里」も。相変わらず行列ができているので、ここでアイスを買ってから待つのもお勧め。
普段の行動範囲内にこういうセットで行けるいいお店があると、ランチはいつもそこになってしまう、というところだけ難点。


<これもお勧め>

「開心果」と「羅勒油」(35元)。しっかり煎って砕いたピスタチオと、口の中がイタリアンになるバジルオイル。
「武夷山岩茶」と「青稞酒」(35元)。烏龍茶系の香ばしさを味わえる岩茶と、裸麦のお酒。

<DATA>
上海市徐匯区長楽路1251号
地下鉄10号線「上海図書館」駅1号出口から徒歩15分
12:00-21:00

(掲載日:2024年6月16日)
※メニュー内容、メニュー名、値段、店舗の外観や内装は掲載日の時点のものです。

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