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039  任興記

順徳系肉料理で飲み会を。

【お勧めシーン】 3〜4人以上での食事とお酒
【こんな人に】 地元人気重視、賑やかな雰囲気好き、ローカルな雰囲気好き、辛いものが苦手、庶民派広東料理好き

ほどよくローカルでいつも人が多くて、中国っぽいネオンの看板が並んでいる深夜系飲食店街のなかでも、現時点でいちばん元気なのが定西路の延安西路寄りだと思う。屋台街がなくなり、寿寧路などもなくなった今、こういう感じは市内ではここがいちばん保たれている気もする。
その定西路で特に人気なのが順徳系広東料理の『任興記』。広東料理は、飲茶、高級海鮮系、茶餐廳系、鍋系などいろいろ分かれているけど、いちばん好みなのは順徳系。メニューの幅が広くて、雰囲気も庶民的でおいしい店が多い。
お勧めは「火焰脆皮叉焼」(88元)。運んできてからお皿の上に火をつけて追い焼きしてくれるチャーシューで、表面がパリパリ。しかもなんとほんのり効かせたバラの香りが肉のしつこさを消しているというか。不思議すぎる肉料理。

「火焰脆皮叉焼」(88元)。「バラ?」と思う人にほど食べてみていただきたい。

という感じで、肉ロースト系広東料理が好きな方ならハマる店だと思う。盛り合わせもお勧め。鴨にはもちろん梅ジャムみたいなやつも付く。でも、魚料理や鶏鍋もおいしい。お粥もすごくおいしい。
なので、なるべく大人数で何度も行かなければならないお店。


<これもお勧め>

「焼鴨拼盘」(138元)。鴨メインの広東式BBQ盛り合わせ。タレもおいしい。
「任興記小炒皇」(68元)。トコブシとキノコと野菜の炒めもの。
「秘制鶏煲蟹」(268元)。蟹と骨付き鶏の土鍋煮込み。“原味(素材そのままの味)”を楽しめる順徳っぽい鍋料理。

<DATA>
上海市長寧区定西路792-1号
地下鉄3、4号線「延安西路」駅2号出口から徒歩12分
11:00-14:00 17:00-23:00
☆夜は要予約。

(掲載日:2024年7月28日)
※メニュー内容、メニュー名、値段、店舗の外観や内装は掲載日の時点のものです。

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