ウソとホント
恐れずに言えば美容は…
いや、
人間が関わる全てのことだろうか
『ウソと表面的』と
『ホントと本質的』
美容師なので
美容に関して思う事。
どちらも正義で
どちらも必要だと分かってる。
善悪の問題でも無く
好みの領域かと思う。
正し
素材が生身である以上
いつまでも誤魔化せない
という事実は
各々念頭においておいた方が良いと感じる。
不要な誤魔化しにまみれて
誤魔化し方を変えずい続けることや
それにすがるのはなんかダサい。
正しく使えば面白い誤魔化しを
知ろうとせず
使いこなせないのは
勿体無い。
遊び心で付き合うふざけたものも
人生には必要だよねと思うから。
本質だけが
素晴らしいとは限らない。
気分と何某で
選べばいいのだ、
美容なんてそんなもん
答えは一つであるはずがない。
選ぶ力は
経験とそこから学ぶしか
身につかない。
失敗はさせない風潮の世の流れだが
失敗をしたからこそ
見つかるものの方が
成功だけしかないそれよりも
生きる面白みと奥行きと
味わい深さは
雲泥の差がつくはずだ。
失敗の仕方がわからないと
つまらないオトナになると、思う。
つまらない誤魔化しは
本当に、つまらない。
誤魔化しは時に必要で
時に正義だが
盲信する事でそれが
誤魔化しだと気づかなければ
時すでに遅しのその時、
他に道が無いと捉えてしまうと
本当に道は無くなる。
誤魔化しを忌み嫌いすぎても
よろしく無い、とも思う。
誤魔化さず
ありのままで もありだけど
美容的ありのまま、とは
何もしないでいる事
では決して無い。
そして
何かを"する事"を辞める時
"諦める事"だと勘違いしてほしくは無い。
選び進む事、と意識がなければ
誤魔化しの方が
よく見えるなんてよくある事だ。
ありのまま、が本当の意味で美しい理由は
やはり
本質に意識を向けて
取り組むことで少しずつ蓄える
簡単には取り外せないし
壊れもしない
小さいけれど
強く光る
替えの効かない何かの事かと
なんのこっちゃ 考えた。