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あなたもわたしも知らない世界(Vol.013)

不思議な世界というのを題材に記事にしています。

バックナンバーは上記に保管しています。
 
先に断っておきます。
今回の話は、ちょっと怖いです。
 
怖い話が苦手な方読まない方が良いですからね。
絶対読まない方が良いですからね。
 
読んで失神しても知らないですからね。
これくらい強く言えば、読みたくなるかな。
 
 
私が20歳の頃の話です。
夏休みに広島から実家の愛媛に戻りました。
 
戻って友人(後に妹の夫になるので義弟)の所に遊びに行きました。
そこには義弟だけでなく、義弟の弟とその友人たちもいて、長らく雑談をしていました。
 
そんな時、義弟の弟から話が有りました。
修学旅行の際に撮った集合写真をいきなり見せられての話です。
 
この写真を撮った時から肩が重く、後からこの写真を頂いた時には肩は何とも無くなっていたが、この写真を見てその理由が分かったとの話でした。
 
私はその話を聞いて写真をよく見ました。
一番先頭のほぼ真ん中に義弟の弟がいて、その斜め後ろにも交互に男性がいます。
工業高校なので女性はいません。
 
そんな状態にもかかわらず、彼の両肩には手が掛かっていました。
後ろの男性は斜めにいますので、後ろの男性がと言っても、不自然な手になってしまいます。
 
ましてや男性とも思えない、青白く小さな手ですので、確実に女性生気が無い感じがします。
 
中々口では言い表せないので、少しイラスト化してみます。





「男性の肩に女性の手が」をイメージしたイラスト
肩もみじゃないんだ、喜んでして頂くようなことじゃないんだ💦
しかし、こんな感じで手が写り込んでいたんだ。

この写真、気持ちが悪いので持って帰って欲しいとの話でした。
写真を捨てたり燃やすのも怖く、私が霊感が強いという事を妹から聞いたのか、そういう相談が有りました。
 
私は好奇心も旺盛だったのも有り、分かったと素直にその写真を受け取ることにしました。
この安易な気持ちが後に大変な事態を招くなど想像だにしてませんでした。
 
そして広島に戻り、夏休みも明けて学校の友人たちにその写真を見せていきます。
嘘だ合成写真だろとかも言われましたが、ここまではっきりと手が写っている写真など実物で見たことが無いのでしょう。
 
学校に持って行ったのは、その日だけでしたが、写真を雑誌の束の上に置いたまま、写真の事などすっかり忘れていました。
 
3ヶ月ほど経って12月に入った頃でしょうか。
学校も終わり、バイクで自宅に戻る途中、広島大学から出て来た自動車学校の送迎バスが後方確認せずに出て来たため、私は前輪ロックして何回転もし、この送迎バスに体当たりをします。追い越そうと80Kmまで加速した時の事故でした。





「送迎バスの側面にバイクが衝突」をイメージしたイラスト
先にバイクは吹っ飛んで、私だけバスに激突したのですが、中々表現できなかったので、この骸骨を粉砕したイラストにしておきます。想像して下さい。

その事故は普通の人だと死亡していたと言われていますが、私は全身打撲と青染み、手がずる剥けた程度の1週間の入院で済みました。
 
医者からも言われます。
普通の人だったら確実に死んでいた事故だった、あれ程の大事故で、脳波に異常も無いし、骨折もしていない、こんなことは奇跡だ、丈夫に生んでくれた母に感謝しなさい
 
医者のいう事はよく分かります。
私は昔から大事故を何度もしていますが、全て傷一つ無いか、かすり傷で終わっています。
 
今回も守護霊に守られた、そう感じていました。
そして一週間ぶりに風呂に入って、帰宅します。
 
退院はしましたが、まだ痛みは有ります。
布団で寝ようかとも思いましたが、コタツでうとうととしてしまい、そのままコタツで寝てしまいました。
 
そしてその日の深夜二時、丑三つ時という時間帯、毎度のことながら、この時間帯は金縛りにあいます。
 
全身動かず、声も出ず、目だけが開けられる状態です。
そっと目を開きました。
 
そこには、コタツの上に座っている人がいて、私の首の両端に足がある状態でした。
よく見るとズボンもジージャンも私の服そのものじゃないですか。
 
さらに上まで見たら首から上が有りませんでした。
私は悟りました。





「コタツの上に首の無い私が座っている」をイメージしたイラスト
だが、コタツをAIは理解してくれなかった💦
まあ、こんなイメージだ、想像できたかな。

今回の事故で本当は亡くなっていた
それも首から上が無くなるような死に方だったのだという事を。
 
私の守護霊がすんでのところで私を守ってくれたのだ。
金縛りにあいながらも、守護霊たちに感謝しました。
 
その気持ちが通じたのか、暫くして金縛りから解け、そして私もそのまま眠りにつきました。
そして翌朝です。
 
金縛りにあってから、ずっと気になっていたことが有ります。
そう心霊写真の件です。
 
雑誌の上に置いたままだったので、その雑誌の所をくまなく探しました。
有りませんでした。
 
その日は休みだったので、部屋中探しました。
しかし見当たりませんでした。





「部屋の中を家探ししている」をイメージしたイラスト
その手とか、ポケットに入ってるのは何だ💦

あの事故は、あの心霊写真がもたらしたものであろうと考えています。
部屋から持ち出したことは1度だけ、でも部屋の中から無くなっていました。
 
その後引っ越しした際にも見当たりませんでした。
事故と同時に消えてなくなったのではと思います。
 
 
私は確かに霊感も強く、幽霊を見てもそれほど恐ろしいと思いません。
が、念や呪いは別です。
 
興味本位で関わることは不味いです、幽霊スポットや事故物件、私は行きたいと思いません。
本当に怖いからです。
 
さて、私が持っていた心霊写真ですが、あなたの家に有りませんか
古本とか、何かに紛れ込んでたりしませんか、とてつもない念のこもった写真ですよ。

もう一度見せますね、こんな写真です。





具体的なイメージをしてみました

何でやねん!

さて、この出来事の真相は何なんでしょうか。
 
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