うつ病闘病日記 鬱を忘れられる瞬間編
自分にとって大切な時間
うつ病と診断されてから2週間ほどまともに外に出られていなかったのだが、実家に帰る用事をきっかけに外へ出た。
その時の状態は過眠状態か不眠状態のどちらかで自律神経が乱れている状態で、考えることは今後の不安のことばかりで、その不安ばかりが積み重なって睡眠かスマホを見て現実逃避するか自己嫌悪に明け暮れるかのいづれかだった。
母親からかけられた言葉は、サウナに行ってきなという言葉だった。
きっと母親は私がサウナ好きだからと何気なく言ってくれた言葉だと思う。
実家のある三重に新しくできたサウナに両親が連れていってくれた。
4月にオープンしたばかりの「あげき温泉」という施設にある「Sarrow」というサウナだった。
後ほどサウナの紹介もするが、今回はうつ病についてメインで書くことにする。
サウナに久しぶりに入ることになったのだが、行くまでは正直体が重かったし、両親に連れていってくれなければ辿り着けていなかったと思う。
しかし、入ってみると心は躍っていた。
久しぶりの感覚だった。好きなことはどんな時でも好きなんだと思った。
サウナに入っている間は熱すぎず、心地よくで無音の空間で嫌なことも何もかも忘れていられることができた。
水風呂は外にあるのだが、天気の良い日で気持ちよく入ることができ、気が付いたら外気浴をしている感覚だった。
外気浴まで終えると不思議とプラスの気持ちになった。
この瞬間、そうだ私にはこの時間が大事なんだとハッと気づいた。
自分自身が好きだったのもあるが、そうでなくてもサウナには人の気持ちをプラスにする力があると感じた。
両親は実はサウナには入らず、浴場スペースにいたので、サウナに入っている間は一人になれた。それもよかったのかもしれない。
これをきっかけに一人でサウナに行く時間を作るようにした。
落ち込む日もまだまだあるが、
好きなサウナを巡り気持ちが少しづつ前向きになれているような気がしている。
気持ちが沈んでいる時は正しい入り方とか何も気にしないでいいいから、ぜひサウナにいるのを試してみてほしいと思う。
サウナの紹介
4月に三重県にできた「あげき温泉」という施設に今回は訪問した。
その中にサウナ専用スペースがある。その名も「Serow」。日本語でカモシカという意味だそうで、カモシカも観られるほど豊かな周りの自然から撮った名前だそうだ。確かに深呼吸をしたいくらいには美しい自然が近辺には広がっている。
「Serow」はあげき温泉の浴場スペースとは別に設けられていて、サウナ専用のスペースで3つのサウナ、水風呂、外気浴スペース、内気浴スペースが設けられてる。入浴に追加料金を払うことで利用できる。
浴場スペースは混んでいたが、追加料金を払うおかげかそこまで混んでおらず、ゆっくりと利用することができる。
ちなみに浴場スペースにもサウナ水風呂外気浴スペースまでこじんまりとしっかりと設けられている。ただ、サウナラウンジ「Serow」は絶対に利用する価値がある。
まずサウナは3つある
高温でオートロウリュもあるサウナ
セルフロウリュもできるサウナ
寝転びながら低温でじっくりと入れるサウナ
それぞれ入ったがどれも個性があってとても気持ちいサウナだった。
特に3番目のサウナは初心者の方でも入りやすいサウナで、じっくりと時間を忘れて入ることができあまり他にはないサウナで気持ち良いし、楽しいサウナだった。
サウナ後のサ飯
サウナ後は地元産の食材を使った料理を出してくれる新上木食堂さんへ
この時いただいたのは三重県名産のさくらポークを使ったローストポークがメイン他にも地元産のものをふんだんに使った小鉢たち
サウナ後にさっぱりとしたご飯で心も体も洗われました。
これからこれまでいったサウナやこれから訪れるサウナもリポートしていきたいと思います。これで少しでも自分の体調も良くなっていきますように…