FPに騙されたからFPを目指してみる
どうも、みとです。
今日1/24(日)、FP(ファイナンシャルプランナー)の資格試験を受けてきました。解答速報みて合格してたので、今日のうちに色々とシェアしておきたく書きます。少しでも興味ある方に是非読んでいただきたいです。
FPに騙された
最初に一応断っておきますが、騙された私が悪いです(笑)
なにがあったかと言うと、保険契約を見直そうと保険会社にいったらFP2級の人が対応してくれて、契約関連を詳細に説明してくれてたんですが、”少しでも支出を下げたい”私と、”少しでも保険料を下げてほしくない"FPとでなかなか話が進まなかったのです。
それでも一歩も退きたくない私に、「わかりました。では、この契約は下げて、新しいこっちの契約を検討してもらえませんか?」とFP。「いますごく良い利率なんです!」とFP。
提案書の説明を受けて、(たしかに良さそう、とりあえず損はしないんだな。よくわからないけど【FP2級】の人が言ってるんだし。。)と、当時お金のことに詳しく無かった素人には、その提案の懸念点なんて見えてなかった。そして契約を進めることになった。
翌週、同じ保険会社のFPとアポを取ったら前とは別の"新たなFP2級"がやってきた。そこで契約前の最終確認の意味も込めて聞いてみた、「この契約っていますごく良いんですか?良い利率なんですか?」って、
そしたら、少し言いにくそうに、
「いえ、いまはそこまで良くないんです〜(苦笑)」と。
(ええぇぇ!!!前のFP2級と言ってること違うじゃん!!)
前のFP2級との話をして、あやうく契約しなくて済んだ。
(あぁ、騙されたー!!ちっくしょう)と心の中で思ったが、
家に帰って冷静になって考えてみたら、
いや、これは、、、
騙された私が悪い(100%)
①FPという謎の人種と謎の信頼感
②ただのFPではない、FP"2級"という実力者への敬意
(何級まであるのか知らなかったが。)
③よくわからないから専門家に任せようという、思考停止
④契約を減額したことへの若干の負い目
つまり、私は自分の頭でちゃんと理解することを放棄していた。
FPといえど保険会社に勤める”いち会社員”であり、これは”営業活動の一環”であり、私は彼らの家族や友達でもなければ”ただの客”である大前提を忘れていたのだ。「良い利率」とは何を基準にそう言っているのか?言葉の誤認が無いように確認すべきだし、自分で調べるべきだった。
同じ土俵に立ちたい
反省した私は、彼らと対等に話ができるようにFPになってみようと思った。FPである前に、彼らも人間だ、私も人間だ、だから私もFPになれる、ごく単純だ。
早速テキストを買って勉強してみた。
面白い。これからの人生で直面するであろうリアルなお金の話に少しずつ詳しくなっていく。カラーなのでめちゃめちゃ飽きずに勉強できた。11月末に試験の申し込みをしてやっと今日の本番をむかえた。
試験当日
久々の試験だったので忘れていたが、試験会場には大体時計は無いのだ。私は腕時計を忘れた。午前中の学科試験はマークテストだった、TOEIC以来の”塗りつぶし”作業は新鮮に感じた。(なつかしい、この作業、面倒だけどなんかこだわってしまう)。
親切なことに、学科試験開始から1時間が経過すると途中退出可のアナウンスがあったので、退出して昼ごはんを食べて午後の実技試験に備えた。
実は、私はこのお昼休憩のとき、初めて実技試験の過去問を見た。解いてはいない、まぎれもなく見たのだ。別に余裕ぶっていたわけではない、1ヶ月ちょいも勉強期間があったのに、学科試験の勉強しかできなかったのだ。やっかいな計算問題とか出てきたら捨てよう、とか思っていたけど全然問題なかった。
まだまだ足りない知識、、
結果的に合格したからよかったが、私はまだFP入り口の3級だ。早く"FP2級"の称号を手に入れたい(笑)
いっそのこと大学生と社会人1年目は必修科目・必須研修にしてほしいくらいに人生のリアルな教科書だった。あぁもっと早く知りたかったこの知識。自分よ、思考停止するな、ちゃんと立ち向かえ、賢く生きよ。じぶん