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最高のプロダクト、チームをつくりたくてmikanに入社しました

はじめまして、英語アプリmikanで事業企画をしています櫻井です。

2023年2月半ばにmikanに入社し、2023年が終わろうというギリギリになってしまいましたが、ようやく入社エントリーを書きました。

順番が前後した感は否めないですが、アドベントカレンダーにて事業企画としてやってきたことも記載してありますので、お時間ある方はぜひ…!

自分の人生でも入社エントリーを書くのは初めてのことで、せっかくなのでこれまでのキャリアを振り返りながら、なぜmikanに入社したのかなどを記載していこうと思います。


裁量を求めて三千里

母が裁量ってコト…? ©NIPPON ANIMATION CO., LTD. All rights reserved.

「大事にしている基準は"いかに早くから裁量がもらえるか"です…!」

今や就活の際に面接で話していた記憶があるのはその言葉だけ。そんな裁量オバケな就活生でした。

「一度きりの人生なのだから後悔したくない。他人に何かを決められるのは嫌だ!」そんな想いだけが漠然とありました。(青臭い…!)

大学生の頃からマーケティング、特にその頃はTVCMなどの広告に興味があり、一瞬コピーライターを志望しようかと思ったのですが、代理店はクライアントワークなので、どんなに良い提案をしても提案を受ける会社の判断になってしまう…と思い、若い内から裁量がもらえる事業会社に行くしかないと考えました。(もちろん事業会社も上長の判断などもありますが、変数は少ないほうがいいよね…ということ)
また、世の中の人を驚かせたい、喜んでいる姿を実際に見たい、感じたいという理由からto Cプロダクトという点にもこだわっていました。

そのため
・外資系消費財、化粧品メーカー(英語全然喋れなかったけど… TOEIC500点とかだったけど…)
・IT系スタートアップ

を中心に志望し、案の定外資系の企業には1mmも縁がなく、株式会社ミクシィに入社させていただきました。

半年で上長・先輩が5人から0人に

私が入社したのは2013年でSNS「mixi」が厳しくなってきている状況でした。入社研修を受けているときに社長が変わって、「おお…!いよいよか…!」なんて思った記憶があります。

そして、配属されたのはmixiゲームの営業でした。当時はソーシャルゲームの最盛期で、mobage・GREEがこの世の春を謳歌していました。そんな中、mixiもプラットフォームとして、SAP(Social Application Provider)と呼ばれるゲームの提供会社さんの開拓、そしてリリース後のmixiでの売上向上のためのチューニング提案を行う業務でした。

懐かしのサン牧…!

前述したとおり、mixi自体が厳しい状況だったため、どうしても足元を見られてしまうこと、相手にしてもらえないことも多く、大変な状況も多かったですが、その分めちゃくちゃ営業としての胆力はついた気がします。

そうしてとにかくがむしゃらに半年働いていたら、配属当初は5名いた上長・先輩方が、他部署への移動などで約半年が経ち、0になりました。つまり、営業は自分1人です。

当時のミクシィ社はmixiゲームの売上が大半だったので、今考えると新卒半年小僧1人に任されたというのは結構異常なことだったよなと。

でも、当時はそんなプレッシャーは感じておらず、「やったー!1人でやりたいようにできるぜ!」くらいの感じで、とにかく目の前のことを頑張っていた記憶があります。

ということで裁量おばけは思ったよりも早く裁量を手に入れることになりました。

そして、尖り散らす…

その後、スマホゲーム「モンスターストライク」が立ち上がりはじめ、異動していった上長がモンストのマーケティングマネージャーになっていたため、異動を申し出ました。ただ、もちろん1人のため、すぐには異動できず、1Qほど待ち、後任の方に引き継ぎました。

そして、モンストのマーケティングに携わるようになり、初年度はTVCMやコラボなどのプロモーション周りを担当し、その中で担当したモンスト1周年記念キャンペーン、特に配信イベントが好評だったこともあり、オフラインイベントのチームを立ち上げることになり、自分がリーダーとなります。そこでいろんな事件はあるのですが、新卒3年目でマネージャーにもなり、モンストのコンテンツパワーのおかげもあり成功も多く体験したため、当時は今思うととんでもなく恥ずかしいくらい尖り散らしていました…(ご迷惑をおかけしました…)

幕張メッセで2万人くらいのイベントをやったり…

そうして、マネージャーになってから2年ほど経ち、「同一プロダクト、プロモーション手法に自分自身の経験が偏っていて、市場として見たときに自分の能力は上がっているのだろうか、居心地も給料も良いけど、このままだと自分はダメになってしまう…!」と急に思い立ちました。

そして、無謀にも次の転職先も決めずに、退職の希望日程だけを上長に伝え、ミクシィを退職することになります。

メガベンチャー、スタートアップと渡り歩く日々

そして、その後CyberAgent(AbemaTV)、ミラティブ、newn(COHINA)とひたすらto Cプロダクトのマーケティングに携わらせていただきました。

AbemaTVでは、宣伝PMとして「オオカミくんには騙されない♡」シリーズを中心に女子中高生向けの恋愛リアリティショーの担当をさせていただき、AbemaTVの看板コンテンツとしての重圧を受けながら、CyberAgentならではの組織体制・文化など、mixiとはどれも180度違う環境でとても学びが大きかったです。

今や大人気のめるるや高橋文哉くんも ©2023 Abema, Inc. All rights reserved.

特に組織体制として、Youtube・Twitter・アライアンス・広報PRなど手法ごとのスペシャリストが置かれている体制なので、そのスペシャリストと連携しながら、宣伝PMとして担当番組の全体戦略を考えることで、mixiでオフラインイベントに偏っていると感じていた宣伝手法の知識が生の情報で理解、
経験でき、HOWに対する知見が広がったことは今も糧になっています。

また、ミラティブでは、宣伝手法のHOWだけでなく、定量リサーチやプロダクト訴求軸(タグラインなど)の変更といったWHOやWHATの設定。そして、新規獲得のためのプロダクトチームと連携したキャンペーン機構の開発など、それまでは比較的宣伝領域内で完結していた経験を広げることもできました。

そして、COHINA(小柄女性向けのファッションブランド)では、ECという新しい領域に挑戦できたこと。また、これまでの経験を活かし、マーケティング領域だけでなく、プロダクト戦略、カスタマーサポートなど多くの範囲を管掌し、とても多くの経験をさせてもらうことができていましたし、一定結果も出ている状態でした。

副業スタート。そして、環境変化は突然に…

実は、mikanへの転職は突然のものではなく、副業を経ての転職でした。COHINAヘの入社から2年が経ち、EC以外のマーケティングのキャッチアップがしたい & 実家の諸々の事情もあり、副業を探しており、そんな中でミラティブ時代に一緒に働いていたmikan取締役の溝口にメッセしました!

何度かのメッセをきっかけに一度オフラインで壁打ちをさせてもらい、副業することになり、リサーチや戦略壁打ちをやらせてもらっていました。

とはいえ、COHINAをやめるつもりはなく、そのまま副業で働かせてもらう予定だったのですが、急遽自分の都合でフルリモートが必要な状況となり、COHINAを退職することになりました。

その中で数社お声がけいただいた会社さんと話す機会はあったのですが、副業をさせてもらっていたこともあり、mikanの良さというのが十二分に感じられており、特に以下の2つが心惹かれる大きなポイントでした。

①副業中にmikanのカルチャーに衝撃を受けた
②mikanというプロダクト自体にまだまだ魅力、伸びしろがある

①副業中にmikanのカルチャーに衝撃を受けた

副業を始める際にmikanのslackチャンネルにいれてもらったのですが、全体チャンネルに投下された投稿を見て驚愕しました…!

みんなめちゃくちゃちゃんと書いてる…!

え、すごくないですか?

全体MTGの運用に対する問いかけに対して、全員がしっかりコメントしていることに驚愕しました…!こういうのって、普通はスタンプつけて終わりで、コメントは一部の人だけがちょっと書くみたいなことになりがちだと思うんですよね。で、実際そういう場面を何度も見てきましたし、自分も一定そうだったと思います。

全員がコメント、しかも無理やり書かされている感じがなく、ちゃんと考えられているコメント…!「なんだこれは?どういうカルチャーが構築されているんだ…!すげえ!」と本当に驚かされ、どうやってこのカルチャーが醸成されているのか知りたい!自分も構築していく経験をしたいと強く思いました。

②mikanというプロダクト自体にまだまだ魅力、伸びしろがある

mikan自体は2014年から始まっているプロダクトで、”ダウンロード数は累計700万以上、ストアレビューも10万超え”と、数字を見るととんでもなく完成されているプロダクトと思われるかもしれません。
一方で、副業期間に行っていた定量リサーチを鑑みると、認知率はまだまだ伸びしろがあるし、自分自身がユーザーとして使ってみても「ここはわかりにくいかも…」「ここはもっとこうしたい…!」と定性的にも感じられる部分がありました。
また、英単語学習アプリから、総合的な英語学習アプリへと進化しようとしている過程でもあります。

根強く支持されているmikanのコア価値はしっかりありつつ、まだまだブラッシュアップできる余白が多く、「これはもう伸びる、伸ばすしかない…!」と感じることができました。

そうして密かな?mikan志望を秘め、COHINAの退職を決めたタイミングで取締役の溝口にその旨をメッセしました。年末のタイミングだったのですが、代表の高岡は三重に帰省していたのに、一旦東京にわざわざ戻ってきて3人で話す場を設けてくれ、そのときにはmikanで働くんだと勝手に決めていましたw

ご飯食べながら話してた

マッチしない可能性も全然ある中でしたが、年明けに他の社員メンバーとも面接し、最後は体験入社当日に無事内定をもらい、その場で入社を決めました!(mikanは面接だけでなく、体験入社という制度があり、少しでも一緒に働いてみて、お互いのギャップを入社前にできるだけなくそうという試みがあります!いいよね!)

体験入社後ワイワイ…!

実際に入社してみて

実際に入社してみて約1年が経ちますが、ギャップはほとんどなかったと言っていいかなと思います。そして、特に良いなあと感じられているのが以下の4つのポイントです。

① 会社として求めるバリューが明確で、それを奨励する仕組みがある

mikanでは上記の4つのValueが設定されており、Valueに値する行動が合った際にはGoogleフォームで相手を選び、コメントとともに送る。そして、それがslackに通知される仕組みが設定されています。また、毎日行われる朝会でも昨日はこんなValueが送られていましたよーという共有やQごとに行われる総会でもValue大賞のようなカタチで表彰もあり、常にValueを意識する環境が構築されています。

フォームはこんな感じ!

副業の際に驚愕した投稿へのコメントたちも、直接的ではないものの、Valueが行動規範として定着し、運用されている文化が一定源泉になっていると実感しています。

② 人がいい。いわゆる嫌な人いない。

これは当たり前だけど当たり前じゃないと思っていて。いわゆる割れ窓理論と同じで、1人でも嫌な行動をとる人がいて、それが容認される環境だと、どんどんそれが蔓延っていくことになると思います。

もともと採用時にカルチャーマッチ面接で、Valueに適しているかというのはもちろん見ていますし、みんな人がいいことで、良い意味で嫌な行動を出す余白を与えない空気があります。

なので、逆説的にいうとみんないい人になれます。(個人的意見)

選考プロセスはこんな感じ

③ みんなプロダクトが大好き

直近導入されたOpen Reviewという制度では、締め切りも短い時間ながら、みんなfigmaに見に来て、しっかりコメントを残していきます。プロダクトのアップデートひとつひとつを自分ごとにしやすい環境だと思います。

コメントがいっぱい…!

フルリモートでも快適に働くことができる
昨今出社必須な企業も多くなってきている中ですが、mikanでは全職種が基本的にフルリモートで働くことが可能です。自分も含め地方在住で働いているメンバーも多くいますし、現在関東在住のメンバーがこれから地方に引っ越すことも検討していたりします。

資料作成当時。現在は海外在住メンバーもいるなど、関東以外のメンバーがどんどん増えています。

また、「Gather」という擬似オフィスツールを導入しており、みんなの現状を簡易的に把握できたり、比較的気軽に話しかけたりということもできます。
さらに、毎日朝会に全員が集合して約20分間、ラジオ体操や近況報告、数値共有をするなど、リモートで失われがちな雑談も生まれやすい環境があるので、「仕事以外のパーソナリティが全然わからない…」みたいなことも発生しにくく、総じてリモートでも快適に働く環境が整っていると思います。

毎朝みんなで集まります

ということで、初動だけ良かったというわけではなく、今も快適に働くことができています。

仲間を募集しています

一方で、プロダクト・組織ともにまだまだ伸び代が大きいですが、リソースが足りず、どうしても手数が減ってしまったりしているのが現状で、やりたいことは本当に山のようにあって、やれる環境もあります。

もし少しでも…!1mmでも興味が湧いたという方がいらっしゃいましたら、以下の採用ページやTwitter(X)のDMなどでも良いので、ご連絡ください!

最近採用ページがパワーアップし、個人情報(語弊)も見ることができるようになったので、もし気になる人がいればカジュアル面談の申し込みなど是非お待ちしています!

これを見てくださった"あなた"がmikanの将来を動かすかもしれません!ご応募お待ちしています!

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櫻井啓之
うれしいです!

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