イタリアの街
水の都ヴェネツィアや工芸の街フィレンツェ、そしてローマなど、イタリアには街ごとに特色がありますよね。
「ひとつの国によくこんな個性的な街々があるものだなあ」と感心しますが、これらの街、実はかつては違う国だったということをご存知でしょうか?
イタリアが現在のような国土になったのは、1861年以降のこと。
それまでは都市国家といい、ヴェネツィアやミラノなど、1つ1つの都市が小国に分裂していたわけです。
小国に分裂していた国家をひとつにしようとイタリア統一運動が起こり、1861年にイタリア王国が誕生します。
そして第二次世界大戦後の1946年、王制が廃止され現在の国家イタリア共和国へとなっていきます。
街の数だけ歴史がありますねぇ。