4歳娘が「イヤイヤ」言わなくなってきたけれど
娘の4歳の1年が、もうすぐ終わる。思えば4歳半を過ぎた頃から少しずつイヤイヤする回数が減ってきた。
あくまで少しずつ。
今朝の様子を思い返してみる。
娘は幼稚園に行く前に、自宅の壁に落書きをした。
「テーブルや壁にボールペンで書いてはダメだよ。」
「なんで?」
「うーん、テーブルや壁は落書きする場所ではないよ。書きたくなったら、落書き帳に書いて」
「分かったよ。(不満気)」
不満気ではあるが、なんとか気持ちを整理できているようだ。もしかすると怒られるのがイヤで、とりあえず「分かった」と言っているのかもしれないけれど。
ところでボールペンは、どこから持ってきた?
□□□
以前であれば、もっと大変だった。手の届かない場所にボールペンやマジックペンを隠していても探し当てる。まるで探偵だ。いや刑事か。
そしてボールペンやマジックペンで壁に落書きする。もしかすると娘は犯人か。
落書きを見つけた私が注意すると泣き叫んで反抗する。
「なんで?ヤダヤダ書きたい!!書きたいの!!紙じゃなくて、壁がいいの!」
とても困る。
私が「何か書きたいときは紙に書いて」と言えば「やだーーー!」と絶叫。
そして落書き帳の紙をビリビリに破いたりグチャグチャに丸めたりして、ポイポイと放り投げていた。2歳、3歳の頃は暴れて走り回ったり、大声で何分も泣いたりしていたなぁ。
これが毎日続くと、さすがに疲れてくる。
□□□
育児書やネットで調べた育児情報は実際の場面では、あまり役に立たない。分かっていても上手く対応できないのだ。これは、あくまで私の場合である。育児書を監修した専門家の先生、Google先生ごめんなさい。
育児は娘とのやりとりのなかで、少しずつ学んでいくしかなかった。正解なんて分からないけれど、なんとか育てている。
こんな母親でごめんね。
心の中で何度思ったことか。
「ダメ」ばかり言われていたら、ますます反抗したくなるのかもしれない。大人も子どもも同じかな。娘の気持ちを抑え込もうとするより、気持ちを受け止めてあげられるようになりたい。
娘のイヤイヤが少なくなった頃、やっと私は娘の気持ちを受け止められるようになったのだろうか。
うーん、どうだろう?ちょっと違う。
娘が私の気持ちを受け止めてくれているのかもしれない。
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もうすぐ娘は5歳になる。Google先生いわく5歳は中間反抗期らしい。反抗の文字にドキリとする。
そういえば、反論が上手くなったなぁと思っていた。私があれこれ言うと、娘はあれこれ反抗的な物言いをする。今度は検事か弁護士か。
中間反抗期の文字の並びにドキドキする私は、ただの母親。子育ては、まだまだ大変なのだろう。
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