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【IVRy入社エントリ⁨】二度目のデザイン組織立ち上げフェーズへの挑戦

こんにちは、デザイナーの保坂 (@h0sa) です。
2024年12月にIVRyに3人目の正社員デザイナーとしてジョインしました。

2025年1月現在、IVRyには4名の正社員デザイナーがいます。

2024年9月に入社されたとりみずのさん:

10月に入社されたみっちーさん:

そして12月に入社した私、1月に入社されたChoshiさん(入社エントリ後日公開予定)の4名です。

とりみずのさんの入社エントリに記載のある通り、

IVRyは創業時にゼロからIVRyのデザインを生み出した業務委託デザイナーのうみちゃん中心に、業務委託のデザイナーの方々がデザインを牽引してくださっていました。
そのため、9月に私が入社したタイミングでは社員数130名規模の組織でまさかの正社員デザイナーが1人……? という図だったのですが、PdM中心に全員採用のみなさんの動きのおかげで、10月からも毎月デザイナーの仲間が増えることが決まりました!

という状況で、この数ヶ月で一気にデザインチームが立ち上がりました事業の成長とともにデザインチームも成長していかなければならないフェーズです。

IVRyの事業内容はこちら:

この記事では、このような状況のIVRyに私がどのような考えで入社したのかIVRyの魅力、そしてこれからやっていきたいことを綴ります!

自己紹介

まずは改めて簡単に自己紹介をさせてください。

キャリアサマリ

千葉大学工学部デザイン工学科意匠系卒業後、ニコンにて一眼レフカメラや周辺機器のUIデザインを主に担当。その後、スポーツテック・スタートアップLEOMOにてUX&UIデザイナーとして新規プロダクト立ち上げを経験。デザインエージェンシーTigerspikeでは、航空、保険など多様な業界のUXデザインプロジェクトを手掛ける。前職AI inside では1人目のデザイナーとして入社後、執行役員CXOとしてデザイン組織の立ち上げや全社のエクスペリエンスデザインを主導。現在はIVRyにてブランディング、プロダクトデザイン、チームづくりに従事。

詳細な自己紹介はこちら:

これまで、デザイナーとして大企業、スタートアップ、デザインエージェンシーを渡り歩き、前職のAIベンチャーではChief Experience Officer としてデザイン組織の立ち上げと全社的なエクスペリエンスデザインをリードしていました。そして2024年12月にIVRyに入社し、今に至ります。

40歳を目前にしたキャリア観

私はもうすぐ40歳を迎えます。前職は5年(業務委託期間含めると7年半)在籍し、次のキャリアを模索する中、40代にデザイナーとしてどのように社会にもっと大きなインパクトを残せるか、漠然と考えるようになりました。考えたのは以下のようなチャレンジです。

  1. 再度スタートアップでデザインの礎を築いて再現性を作り、スタートアップ業界に貢献していく

  2. より大きな企業で、既存アセットを活用したスケールの大きなビジネスにデザイナーとして関わる

  3. グローバルな環境で、世界を舞台にした事業やプロダクトのデザインに挑戦する

IVRyに転職したことで、これらのどれが叶えられるのか。
以下から、IVRyとの出会いや惹かれたポイント、そしてこれからやっていきたいことを記します。最後に、それらを通じて上記が実現できるかを紐解きます。

IVRyとの出会い

IVRyの存在はエージェントを通じて知りました。
カジュアル面談としてオフィスへランチに伺った際に、まず驚いたのはオフィスから感じる熱量とオープンさ

リモートワークOKではあるものの自主的に出社する人が多かったり、普通にボルダリングウォールが置いてあったり、壁のないオープンなスペースで各種打ち合わせが行われていたり、各所で談笑していたり。
ランチ中にも、ロール間の垣根のなさフラットな関係性が自然と垣間見れました。「この会社で働けたら楽しそうだなぁ」自然とそう思わせられる環境でした。

IVRy Culture Deck より引用

また、プロダクトマネージャーのSaseさんが僕と同じ大学の研究室にいた(先輩にあたる)こともわかり、より親近感が湧きました。

その後面接を進めていく中で、手続きのスピード感やCEOが語るビジョンにも惹かれ、入社を決めました。

CEO奥西さんの未来予想記事はこちら:

IVRyの魅力

私がIVRyに惹かれたのは、特に以下の6点です。入社前と入社後のギャップもありませんでした。

①なんでもオープンな風通しの良さ

先にオフィスでのカジュアル面談ランチの話を書きましたが、IVRyはとてもオープンな会社です。閉じられた会議室は限られた数しかなく、基本はオープンスペースで皆ミーティングをしています。

また、MIF (Make it Fun) ミーティングと呼ばれる経営会議の議事録は全社員に公開され、かつそこに対する自由なコメント・質問を強く推奨されています。
(私も過去の会社で自主的にCxO会議の議事録を書いて社員に公開していたのですが、会社の成長に伴う情報統制の観点で取りやめになったことがあります。事業に貢献すべくコトに向かっている人は職責に限らずこのような情報にアクセスできるべきと思っていたので、このオープンさは自分の価値観とも合致しとても働きやすいです。)

さらに、最近Slackのダイレクトメッセージ非推奨についても改めてアナウンスがありました。Slackの運用方法はまさにカルチャーが現れるところだと思います。

CPO Yuya さんの呼びかけ投稿

②フラットなカルチャー

IVRyは社員同士の関係性もとてもフラットです。
CxOやVP, Director といった肩書きはあくまで一時的な「役割」であり、そこに上下関係はない、という思想も非常に共感しています。
(自分もCXOとしてデザイン組織のマネジメントをしていた経験がありますが、「部下」という言葉は使わないようにしていました。あくまで、一緒に働く「同僚」としてリスペクト。ここも価値観が合致!)

さらに、IVRyには元CxOやDirectorクラスの方がごろごろいますが、変に偉そうにする人は一人もおらず、Slackでいじられる方も多くて本当に関係性がフラットだなぁと感じてます。

これは「プロジェクト制」と「サークル制」という組織デザインに依るところも大きいと思っています。詳しくは下記noteをご参照ください。

③Valueをめちゃくちゃ大事にしている

IVRyには3つのバリューがあります。

  • Beyond the Wall(想像を超え、あらゆる壁を超えよう)

  • Keep on Grooving(多様を受け入れ、協奏し続けよう)

  • Grab and Grit(機会を掴んで、やり遂げよう)

覚えやすく、会社の独自性が入った言葉で、入社前でも覚えることができました(笑)。どのバリューもとても共感しています。

IVRy Culture Deck より引用

前職でもValuesの策定や見直しに関わったことがありますが、言葉選びや浸透施策にとても苦労しました。

IVRyではCOOのShinyaさんがValue大臣としてValue浸透を牽引くださっていて、経営としての強い意志を感じ、自分もコミットしていきたいと強く思います。

④対話型音声AIの可能性とデザインのやりがい

私はこれまでカメラやウェアラブル機器といったハードウェアに組み込むGUI(グラフィカルユーザインタフェース)のデザインから、スマートフォンアプリ、Webアプリといったデジタルプロダクトのデザインに長く携わってきました。これらはどれも操作画面を伴う視覚的要素が多くを占めるデザイン領域です。
IVRyでは音声対話方法を設計する管理画面(GUI)も存在しますが、音声での対話体験自体もデザインの対象として捉えられます。
音声UXのデザインは初めてかつ、そこにAIも絡んでくるので、とてもチャレンジングでやりがいを感じます。

プロダクトマネージャーSaseさんも話題にされていました。

⑤デザインが貢献できる機会領域が広い

冒頭にも書いた通り、デザインの「チーム」として発足したのはこの数ヶ月で、デザインが貢献することでより良くできるものは社内に数え切れないほど存在しています。

  • 今まで溜まっていたユーザビリティの負債をデザイナー主導で起案して実装につなげる動きをリード

  • AI機能進化に向けてユーザーインサイトを得るためにインタビュー調査を企画・実施

  • 現在と将来におけるIVRyの機能的/情緒的価値の整理とブランドパーソナリティの言語化

  • etc…

これらは実際にデザイナー主導で進めようとしている取り組みですが、これら含め、現在デザインチームメンバーで、チームとしてやっていきたいこととそのロードマップ化を進めています。

デザイナーロードマップ会のワーク内容抜粋

正直、デザイナーが活躍できる機会ばかりです!

⑥事業の発展性とグローバルの可能性

IVRyではコンパウンド的にマルチプロダクトを展開しようとしています。
音声対話だけでなく、FAX、分析ツール、コールセンター向けサービスなど、すごいスピードで新しい事業の種が育っています。これらの事業を通じて蓄積された非構造化から生まれるコミュニケーションデータプラットフォームは、事業発展の可能性に満ちています。

事業成長がわかるグラフ | IVRy Culture Deck より抜粋

また、COOのShinyaさんはグローバル進出の野望も語られています。
私も前々職の外資系企業でグローバルのメンバーと交流があり、とても刺激的だったことを覚えています。IVRyでもグローバルにチャレンジする機会にはぜひデザイナーとして関わりたいものです。

IVRyで今後やっていきたいこと

入社して約1ヶ月半経ちましたが、デザインチーム組成期でもあり、すでに色々なプロジェクトや施策に携わらせてもらっています。現在は主に以下のようなことに取り組んでいます。

  • ブランドパーソナリティの言語化ビジュアルアイデンティティの見直し検討

  • コーポレートサイトの一部リニューアル

  • プロダクトのグロースのためのデザイン

  • デザインチームのビジョン・ロードマップづくりのファシリテーション

社内で開催したブランディングワークショップの様子

これらの成果は随時noteで発信したいと考えています!

今後はさらに以下のようなことにも取り組んでいきたいです。

  • 音声対話/AIのUXデザイン

  • デザインと事業数値、組織開発・カルチャーとの接続

  • デザインチームの対外露出採用活動(ぜひ色々とコラボなどさせてください!)

まとめ

以上、入社エントリとして、IVRyとの出会い、IVRyの魅力、今後やっていきたいことを書きました。

さて、40歳を目前としたキャリア観で抱いたチャレンジは、達成できそうでしょうか?答えはもちろん、YESです。

  1. 再度スタートアップでデザインの礎を築いて再現性を作り、スタートアップ業界に貢献していく

  2. より大きな企業で、既存アセットを活用したスケールの大きなビジネスにデザイナーとして関わる

  3. グローバルな環境で、世界を舞台にした事業やプロダクトのデザインに挑戦する

1はまさに現在チャレンジ中&体系化中で、2と3は今後会社と事業が大きくなるにつれてそのチャンスが訪れそうです。

ただそのチャンスを手繰り寄せるには、大きなビジョンを描きつつ1つ1つ目の前の課題を解決し、デザインを成果に結びつけることが必要です。
やっていきます!!💪

最後に

デザイナー絶賛募集中です!

この度、1人目のコミュニケーションデザイナーを募集することになりました!募集要項はこちら:

まずはカジュアル面談からでも全然大丈夫です。お話しましょう!

また引き続きプロダクトデザイナーほか、様々な職種を募集しています!

IVRyのデザインチームをもっと知れるコンテンツ

先に入社されたとりみずのさん・みっちーさんと、プロダクトマネージャーSaseさんが出演するPodcastでは、チームの雰囲気が伝わると思います。

みっちーさんの生成AIとプロダクトデザインに関する渾身の記事もご覧ください!

カンファレンスやります

IVRyで「シゴトシフト2025」というカンファレンスをやることになりました。1/31(金)開催。ぜひ下記サイトもちらっと覗いてみてください!



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