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家焼肉のススメ。

「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず。」

ここで福沢諭吉が言いたかったことは、
「人は皆平等」ということではないらしい。

「生まれた時は平等なはずなのに、何故か貧富や身分の差が出てくるよ。その差を埋めるために、勉強して自分を磨きなよ!それをすすめるよ!」

ということだったらしい。

小学校で習ったはずなのに、それこそ勉強不足ですっかり忘れていた。

諭吉様程勉強もしていないので、そんな私が皆様に勉強をススメるのは烏滸がましい。

この「おこがましい」も現代では勉強しなくとも変換すれば漢字で分かるようになった。スティーブ様がスマホを作ってくれたおかげで、勉強しなくても大丈夫そうだ。

ただ人間はどんどんバカになるが。

そんな私でも皆様にオススメ出来ることは、「家焼肉」。

旨い肉や酒があれば、難しい料理勉強は必要ない。
焼いて食うのみだ。

で、今回は私バージョンを紹介する。

メインは大好きなこいつ。

冷凍で届く、
大好きな かつべ牛

私が和牛の中でも大好きなかつべ牛。
ネット販売で購入してみた。

ヒロイン役はこいつ。

右が長野の天然舞茸(左はスーパーの舞茸)

知人がいっぱい取れたからと送ってくれた天然舞茸。
スーパーの舞茸と食べ比べ大会だ。

今回の参加食材。

左上から時計周りに、豚タン、牛タン、あまに牛、かつべ牛、牛もつ、またまたかつべ牛
左がジャンボ椎茸 右が普通の椎茸

かつべ牛は島根の和牛なので、島根のジャンボ椎茸も買ってみた。

家焼肉開始

家焼肉を成功させるススメは2つだけだ。
①一緒に食べたい人と食べる
②食べたい様に食べる


この2つを厳守するだけで、貴方にとてつもなく幸せな時間が訪れる。

取引先に気を遣って肉焼き大臣になることも、上司や部下に気を遣って焼く順番を考える必要もない。

好きな人と好きな様に食べる家焼肉は、貴方をそんなストレスから解放し、ただただ楽しい時間を提供してくれる。変な宗教ではない。

飲み物も酒、お茶、ジュースなど好きに飲めば良し。

なのでビールをあおってからとにかく肉を焼き始める。「あおる」の漢字は勉強していないため分からない。

焼こうと思ったら、かつべ牛のパンフレットに焼き方が書いていた。

気が利いている。
自由にやるつもりだが、美味しく焼けるのであれば是非従おう。

上があまに牛、下がかつべ牛

まずは200度で片面を焼いた。
じんわり肉汁が出たタイミングでひっくり返す。

左があまに牛、右がかつべ牛

結構焼き色が付いた。片面はサッと焼くだけらしい。

上があまに牛、下がかつべ牛

見た目について批判は受け付けません。
塩とレモンで食べる。

はい、旨い。

あまに牛は交雑牛なのか、脂は少なくさっぱりしている。

一方かつべ牛は、黒毛特有の香り、脂の甘みがしっかりある。脂が旨いが、口の中でしつこくない。

ビールで流し込むと昇天しかける旨さ。

青唐辛子、ニンニク、シークワァーサー胡椒

韓国風にエゴマで巻いたらまた旨い。

舞茸も焼いてみよう。

右上がスーパーの舞茸、左下が天然舞茸

焼けるスピードがまず全然違う。
スーパーの舞茸はすぐ柔らかく焼けるが、天然は中々柔らかくならない。すごい生命力。ワイルド。

だいぶ焼けたので食べる。

まずスーパーは、いつもの舞茸だ。柔らかい。

一方天然は、、、歯応えがシャキシャキ!

同じ種類とは思えないほど歯応えが違う。香りも強い。

大地の生命力を体に入れた感じだ。

あとはひたすら好きに食べるのみ。

家焼肉を知ると、人生が豊かになる。幸せになる。
私が皆様にススメられることだ。

ただこの幸せ時間は終わりが訪れる。
鉄板の片付けと、
臭くなった部屋の消臭、掃除が、
私を現実に引き戻すのだ。

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