2022/02/15 柔軟思考を携えたノマドライフ

本紹介します!

本田直之さんの著書、「ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと」を読みました!

2012年発刊の本なのですが、2020年代にも通じる新しいライフスタイルの提案と、その方法論について記されています!

いまやネット記事では「FIRE」「副業・複業」といった、日本的労働者としての働き方を変えるようなトレンドがみられていますが、それを予見してなのか、著者は同じ文脈で新しい人生設計について語っており、まさに先見の明がある方なんだなと感じました!

本書で語られていることは今やネット記事やその他多くの書籍でも目にするものが多かったのですが、その中でも印象深かったことを一つピックアップ!

それは、「思考のストレッチをして、柔軟性を持つようにすることが大事」だということ。

「ノマドライフ」の定義を著者はこう述べています。

仕事と遊びの垣根のない、世界中どこでも収入を得られるノマドビジネスを構築し、2ヶ所以上を移動しながら、快適な場所で生活と仕事をすることで、クリエイティビティや効率性、思考の柔軟性が向上し、それがいいスパイラルになるライフスタイル。

ノマドライフを実践することで、従来の会社員的なライフスタイルを脱して自由で幸せなライフスタイルに移行することができます。

この中で、特に「思考の柔軟性が向上する」という点がポイントだなと個人的には考えています。

ノマドライフにこの要素が必要な理由は、さまざまな人や文化と関わってこそ成立するものだからです。

同じ場所に居続けたり、普通に歳を取り続けると、その文化に染まってしまったり、思考が硬直化してしまい、多様な考えを受け入れなくなってしまいます。

これは、たとえノマドライフに移行せずとも、変化のスピードが早い世の中に対応するためには柔軟な思考が大事なので、気をつけたい点ですよね。。

無論、基本的な自分のポリシーや方向性を変える必要はありません。

積極的に自分とは異なる思考や文化に触れ、臨機応変に対応する。

これがノマドライフを心がける上で大事な心得なんだと考えています。

また、今すぐにノマドライフを実践するのは無理なので、段階を踏みながらノマドライフに移行していくことが必要であり、本書にはその実践方法や思考法が書かれていました。

いつかは僕も、本書に書かれているようなノマドライフを送りたい、というのが一つの夢になりました。

まずは多様性を受け入れて、柔軟な思考を身につける。

これを会社員時代である今から心がけるようにしていこうと思います。


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